逆流性食道炎による咳と吐き気

「咳が続いて吐き気にもつながる・・・」

「朝起きた時から咳と吐き気で気分が良くない・・・」

「咳と吐き気はどんな関係があるの??」

このようなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか??

風邪でもなさそうだし、咳が続いて吐き気にもつながるものはどのような場合でしょうか??

実は、逆流性食道炎でも咳が続いて吐き気にもつながる場合があるのをご存知でしょうか??

ここでは逆流性食道炎と咳や吐き気との関係を紹介していきますね。

胸焼けなどの逆流性食道炎特有の症状もあれば疑う方が良いと思いますよ。

1ヶ月以上自覚症状がある場合には検査等も考えて頂いた方が良いでしょう。

逆流性食道炎とは??

体の中では食道から胃にかけて、下部食道括約筋の筋肉の働きによって食べたものが上にあがってこないように閉じていて、胃酸も逆流することがないようになっています

胃酸とは、胃液に含まれる強い酸性の消化液を言いますが、胃の内側の壁はこの胃酸に耐えられるような構造となっているため、普通は炎症を起こすことはありません。

しかし、食道の壁の粘膜は通常、胃酸が流れ込むことがないので、強い酸性の胃液が食道まで上がってくると食道の粘膜が傷害され、胸やけなどの症状を含む逆流性食道炎になります。

胃酸は肉や洋食を食べたときのほうが多く分泌されるため、食生活が和食から洋食に変化してきた時代の影響も逆流性食道炎が増えていることと関係しています。

逆流性食道炎の多くは、食道括約筋の機能低下によって引き起こされています。

逆流性食道炎で咳と吐き気

  • 胸やけ
  • 呑酸
  • 狭心症の様な胸痛
  • 長引く咳や喘息の様な症状
  • 耳痛

などの症状が多く食道付近に関係なく出現するものもあるようです。

咳が長く続くと腹圧が上がり、内臓や食道などにも圧がかかりやすくなります。

すると、逆流しやすくなっている胃・横隔膜・食道の緊張が強まり更に逆流しやすくなり吐き気や吐いたりと言うこともあるようです。

逆流性食道炎は胃酸が上がってくる事が主な症状です。胃酸で食道の内側の壁が傷つくと炎症を起こし、柔軟な動きが出来なくなります。

食道のすぐそばにある気道もつられて動きが悪くなるので咳が出やすくなるみたいですね。

対処法はあるの??

生活習慣の改善が重要とされています。

  • 食べ過ぎない:食べ過ぎた後は過剰な圧力が胃にかかるため、その圧力を逃がす為にゲップとして空気を口へ逃がそうとします。それと同時に胃酸の逆流も起きやすくなります。
  • 早食いしない:よく噛まずに飲み込んでしまうと、食べ物と一緒にたくさんの空気も吸い込んでしまうためよくありません。
  • 高脂肪食は避ける:脂肪の多い食事を摂取すると一過性に下部食道括約筋の緩みを引き起こしやすくなるので逆流しやすい状態になってしまいます。それ以外でも体調によっては食べて胸やけを起こした経験があるものは極力避ける方が良いと思います。
  • アルコール、喫煙は減らす:すぐに飲まない、吸わないは難しいと思いますので、少しずつ減らしていきましょう。特にビールなどの発泡性があるものは胃酸逆流に悪影響があると言われていますよ。
  • 食べてすぐ寝ない:食後はもっとも胃酸逆流が起こり、寝ている時間帯が逆流発生時間となるためです。寝ると胃酸が長時間食道内にとどまるためよくないです。横になると胸やけがする場合には枕や座布団で上半身を高く、また食後2時間は横にならない方がよいと思います。

逆流性食道炎によって咳や吐き気が出てしまう事は大変辛いと思います。

しかし咳だけ、吐き気だけをなんとかすればよいというわけではなく、それよりも逆流性食道炎を早期に改善していくことが全体的な改善に向かうと考えられます。

食事・睡眠・生活習慣などの日常生活を少しずつ見直し、逆流性食道炎を改善していきましょうね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加