緊張型頭痛の治療のススメ

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「ギューッと締め付けられるような圧迫感が続いている。」

「首や肩が硬くなり、酷くなると後頭部から痛みが出てくる。」

このような症状があると本当に毎日が辛いですよね。

病院でもらった薬や市販薬を飲んだり、マッサージを受けてもその時はスッとするけど翌日はまた元の状態に戻ってしまいなかなか良くならない。

このように数カ月間、何年間も緊張型頭痛でお困りではありませんか??

「緊張型頭痛」はきちんとした方法で根本的に改善してあげることができる症状です。

緊張型頭痛の原因と症状、根本的な治療法など根本的に改善するために必要なことを紹介していきますね。

緊張型頭痛の原因は?

仕事や日常生活は人それぞれ皆さん同じではありませんよね??

それでも緊張型頭痛で悩んでいる方はとても多くいらっしゃいます。

では、なぜ緊張型頭痛を発症してしまうのか??

それは何が原因なのか??

猫背などの姿勢不良

猫背や同じ姿勢での長時間の作業をよくしている場合に緊張型頭痛を発症している方はとても多いです。

このように姿勢不良が当たり前になってくると肩こりや首こりといった症状や頚椎(首の骨)の変形などが起こってきます。

そして、自分で中々改善できずに継続してしまうと悪化してしまい緊張型頭痛になってしまいます。体が癖付いてしまった悪い姿勢は簡単に取れるものではありませんが、きちんと規則正しい生活を送る事や、意識して姿勢の改善に取り組むことで改善が見られますよ。

日常生活で、遠くを見ることなく下を向いた状態で過ごすことが多いのではないでしょうか?

背中はもたれても頭は真下を向くような姿勢や、顎を前に突き出す姿勢を長時間とっていると、頭が前方移動した状態になり首から踵まで後ろにある全ての筋肉が緊張しっぱなしになりますね。すると、筋肉に引っ張られる事と頭の重さが下にいくことで首の骨の正常なカーブはまっすぐになってしまいます。

人間の頭の重さは約5〜6kgあるので、頭を垂れる姿勢=ボールング玉を糸で吊るして首にひっかけているようなものです。そんな状態を長きに渡って続けることで、首のS字カーブは失われていきます。

病院でレントゲンを撮ってみたら、首の骨が真っ直ぐな状態(ストレートネック)が緊張型頭痛の原因とされることもあるようですが、骨の形は1日や2日でそうそう変わるものではありません。

ストレートネックは、「原因」ではなく、日常生活の中で首に負担が積み重なった「結果」であると私たちは考えています。

S字カーブがなくなった首の骨は、頭の重さをうまく支えられなくなります。するとどこかの筋肉がその分頑張らなくてはいけなくなります。例えば、首や肩、背中などの筋肉が、頭が前に倒れてしまわないように、頭が垂れているのとは逆方向に筋肉を引っ張り続けることで、常に緊張状態(コリ)になってしまうのです。

つまり、緊張型頭痛の原因は首のS字カーブが崩れるような生活習慣を続けたことで、首や頭、背中、肩の筋肉が硬くなってしまったためだと考えられています。

身体的・精神的ストレス

緊張型頭痛は「ストレス頭痛」とも呼ばれ、デスクワークや車の運転などで同じ姿勢が続くことや、睡眠不足、運動不足、目の酷使など疲労による身体的ストレス、また、悩み事や不安などの心労による精神的ストレスなどが原因と言われることが多いです。

しかし、緊張型頭痛にかかる患者さんには、男女差や職業による違いなどはあまり見られず、子どもから高齢者まで幅広い範囲で生じます。一概にストレスだけが原因とは言えないのではないかと私たちは考えています。

もちろん、ストレスの存在を完全には無視できません。しかし、それならばどうしてあなたと同じ職場で同じ仕事をしていても緊張型頭痛になる人とならない人がいるのでしょうか?

そもそもの話をすると、ストレスは生きている限り大なり小なり誰にでもかかっています。「ストレス」と聞くと、イヤイヤ仕事に行く姿を想像する方が多いかもしれませんが、大好きなディズニーランドで楽しい時間を過ごすことも体にとってはストレスなのです。

ストレスを減らすことはできてもゼロにすることは不可能なので、ストレスだけが原因であれば、それを無くさない限りあなたの頭痛は治らないということになってしまいます。

ですから「緊張型頭痛は精神的ストレスのせい」、「ストレスがなくならない限り治らない」ので、”うまく付き合って行くしかない”という説明が病院でなされたとしたら、それは正しいものではありません。

もし、現在あなたの緊張型頭痛がなかなか改善していないとしたら、それには大きく分けて3つの理由があります。正しい原因と治療方法を知り、頭がすっきりと冴えた気持ちの良い状態にしていきましょう。

緊張型頭痛の症状は?

緊張型頭痛の特徴的な症状は

  • 後頭部を中心にしたジーンとした鈍い痛みがある。
  • ほぼ毎日頭痛があり、一日中続くことがある。
  • デスクワークをしていると痛くなる。
  • 肩こりや首こりもよく感じている。
  • めまい、ふらつき、だるさを感じることがある。
  • 温めたり体を動かすと楽になる。

などが挙げられます。酷い場合は吐き気・耳鳴り・睡眠障害などの生活にも関係してくる支障が出る場合がありますので注意が必要ですね。

症状によって片頭痛(偏頭痛)の場合もあります。

  • 前兆として閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる光が見えたりぼやけて見えたりする。
  • ズキズキと脈打つような痛みがある。
  • ときどき頭痛を感じ、数時間〜数日続く。
  • 頭の片側に起こることが多い。
  • 吐き気を伴うこともある

以上の症状の場合には片頭痛(偏頭痛)であることが多いです。

治療方法は間違っている??

あなたが現在継続している治療はどのくらい続けていますか??もし2か月以上経過していて、少し楽になった程度だったり痛みがあまり変わっていないという状態なのであれば、現在継続しておられる治療方法はあなたの頭痛に対して合っていない可能性が高いと思います。

マッサージやストレッチなども一生懸命続けていませんか??マッサージやストレッチをしていても改善しない方が多く来院されますし、結果が出ていないのであれば、方法を変えてみる必要も多いにあると思いますよ。

肩や首の筋肉を柔らかくし、緊張型頭痛を改善するつもりでマッサージや指圧、電気治療、ストレッチをおこなっていても改善されていれば問題ありませんが、痛みを我慢しながら治療を受ける事は、一時的に効いている気がしても、強い刺激が体に入ると筋肉などの組織が壊れてしまうこともありますし、脳からのの痛みに対する防御反応の指令も多くでてしまう可能性もあります。

すると体は、壊れた組織を回復する際に再び壊されることがないようにと、どんどん組織を強く硬くしようとしてしまいます。ですから、痛みを我慢してマッサージやストレッチを繰り返してきた患者さんほど、筋肉の緊張がより強くなっており、慢性化して改善しづらくなっている傾向にあります。特に痛みのある状態の筋肉に対しての強いマッサージやストレッチは経験上オススメできません。

改善する為に必要な3つの大事な部位

緊張型頭痛は正しい原因を理解しその原因に対して適切な治療をして、再発が起きないような体作りができればきちんと改善します。

緊張型頭痛に対して具体的には以下のような施術をおこなっていきます。

①頭・首・顔周辺の筋肉の緊張を柔軟にする

頭蓋骨には亀裂のような線がはいっています。この線は縫合と言って、頭の骨の関節のようなものです。この亀裂はほんのわずかではありますが、本来は動くはずのものです。

頭の筋肉が硬くなると頭蓋骨が締め付けられ、緩い遊びも無くなってしまいます。

また、いつも前かがみの姿勢をしていると首の筋肉が頭の重さを支え続けなければいけなくなるため、首の筋肉にはかなりの負担がかかります。結果、首のS字カーブが崩れ、さらなる緊張を生むという悪循環に陥ってしまいますので、首のS字カーブの崩れを引き起こしている筋肉も柔軟にしていきます。

②首や肩、背中、腰、下半身など、体全体のつながりの筋肉も柔らかくする

さらにいうと、上半身だけでなく下半身にわたって、全身の筋肉を柔らかくして必要があります。

「筋膜」という、筋肉を包んでいる膜のつながりのようなものがあります。この筋膜は頭から足の先までつながっています。

下半身の筋肉が硬くなってしまうと、筋膜をつうじて上半身にまでその影響がいき、最終的に頭部の筋肉や筋膜を強く引っ張り、締め付けられることで頭痛を起こしやすくしてしまうのです。

腰や太もも、ふくらはぎ、足の裏など、一見、頭痛とは関係のなさそうに思える筋肉の硬さも、緊張型頭痛を引き起こしている可能性がありますので、この筋膜に対しても緊張をほどくようにアプローチし体を柔軟にする働きかけをしていきます。

このように体全体の筋肉の緊張を改善していくことが、根本的な緊張型頭痛の改善につながるのです。

まとめ

緊張型頭痛をわずらっているあなたもこのような経験があるのではないでしょうか?

  • せっかくの友達とのランチや飲み会の約束を突然の頭痛でキャンセルしてしまった。
  • 前々から計画していた旅行の際にがあまりの頭痛のせいで台無しになった。
  • 目の奥が締め付けられるような痛みで、業務に支障が出てしまい嫌になってしまった。

緊張型頭痛は外から見て、傷があるわけではないので、周りの人からの理解が得られにくいこともストレスになってしまっているかもしれませんね。

緊張型頭痛はできることなら、早期に改善したいものです。あなたがなるべく早く行動に移すことでしっかり改善できます。時間が過ぎれば過ぎるほど、緊張型頭痛は改善しにくくなってしまうのも事実です。

ですから、1人で悩んでいても解決できない。病院で頭痛薬をもらってもその時だけの効果しか得られない。

このようなお悩みがある場合には、是非当院にご相談下さい。きっとあなたにあった治療法を提案できると思います。

少しでもあなたの役に立てると幸いです。

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