足裏の痛み 足底筋膜炎かも??

「足裏が痛くて何とかしたい!」

「歩き始める時痛くて怖い・・・。」

「ずっと立っていると痛くて嫌になってくる。」

あなたの足裏の痛みはこのような感じではありませんか??

足裏がこのように痛いと立っているのも歩いてお買い物をするのも嫌になってきますよね・・・。

このように足裏の痛みで日々お悩みの方はとても多いと思います。

一時的な痛みでは無く、長期間足裏の痛みが続いている場合は『足底筋膜炎』の可能性があります。

まだ病院に行かずに迷っている、病院で診察してもらったが特に骨には異常なかったという場合、これからの痛みの改善にお役に立てると思いますので、参考にして頂ければと思います。

足底筋膜炎の代表的な症状

症状は人それぞれ違いますし、当てはまらない可能性もあるので何か当てはまれば足底筋膜炎の可能性があるという感じで見てもらいたいと思います。

はじめの一歩が特に痛い

足底筋膜炎の方に多く見られる症状の一つで「動きはじめた時」に足の裏に痛みが走りやすくなっています。

  • 朝、起き上がろうと一歩踏み込んだ瞬間に痛い
  • デスクワークなどで立ち上がった次の一歩が痛い

など、動き始めの一歩目に電気が走るような痛みがします。痛いことを脳も体も記憶するので足の裏にずっと意識を向けている状態になりイライラすることもありますよね。

足の裏を押すと痛い場所がある

指で足裏を押して行くと痛みが強くなる場所があるのも足底筋膜炎の症状です。

足が地面に着く瞬間または、離れる瞬間が痛い

普通に歩いても痛くないが、階段から降りるときだけ痛い。または、足が地面から離れるときだけが痛いという動きで痛みが出る場合は「足の指」が関係しているかも知れません。

ずっと立ちっぱなしでいると痛くなってくる

立ちっぱなしで痛みが強くなる場合もあります。固いところに長時間立つことが一番良くないので、体重を反対にかけたり、体を捻じったりと全身に負担をかけてしまうようになります。

「歩く・走る」で足の裏やかかとが痛くなってくる

歩く、走るなど足の裏に衝撃がかかると痛みが出てくるのも足底筋膜炎の特徴の一つです。

長時間歩くと痛みが起きたり、歩き終わったあとに痛みが起きる方もいます。

足の裏がしびれてくる

足を地面につけていなくても痛い方もいます。例えば、寝ててもジンジンと痛かったり、足裏が熱を持っているような感じがあるため氷などで冷したくなるのも足底筋膜炎の症状です。

足の裏や指の付け根に違和感を感じる

立っているとデコボコの砂利にずっと立っているような感じがしたり、裸足の状態でも靴の中に石がはいった時のように何かふみ続けているような感覚がある足底筋膜炎の方もいます。

症状まとめ

  1. はじめの一歩が特に痛い
  2. 足の裏を押すと痛い場所がある
  3. 足が地面に着く瞬間または、離れる瞬間が痛い
  4. ずっと立ちっぱなしでいると痛くなってくる
  5. 「歩く・走ると足の裏やかかとが痛くなってくる
  6. 足の裏がしびれてくる
  7. 足の裏や指の付け根に違和感を感じる

足底筋膜炎は、「足底筋膜」という膜が炎症を起こしているので痛くなるのですが、「炎症」ならば足を使わないようにして休んでいれば改善するはずなのですが、そんな感じではないという事は、炎症というよりも『硬くなっている』という方が近いと思います。

歩くとき、走るとき、足を地面に着けるときに、足裏の筋肉や筋膜が強く引きのばされます。

通常なら痛みませんが、足底筋膜炎の人は、硬くなって柔軟さを失った筋肉や筋膜が、強く引きのばされるので痛いのです。痛みをなくすためには、足底の柔らかさを取り戻すことが大事になりますね。

足底筋膜炎にも原因がある

あなたの足底筋膜炎が改善しない理由として考えられる事で大事なのは「足底筋膜炎の原因が完全に解消されていない」からです。

足底筋膜炎の本当の原因が解消されれば、どんな状態の足底筋膜炎でも個人差はありますが改善していくものです。

では、その足底筋膜炎の本当の原因とはなんでしょうか?

一般的に足底筋膜炎の原因は、「足裏の硬くなった筋肉が骨に付着している部分を引っ張ることで痛みが起きる」

と言われています。

足の裏には、様々な筋肉や腱があり、足の指からかかとの骨などにくっついています。

普段の生活の中で立ったり、歩いたり、走ったりなど色々な要因の中で疲労が足裏の筋肉に蓄積していくと、動きが悪くなり、その状態で動き続けると足裏の筋肉がだんだん硬くなっていくという悪循環になっていきます。

また、その筋肉の引っ張りがさらに強くなると、引っ張られ続けた骨がめくれてしまうなどで、変形してしてしまいトゲ(骨棘)になりやすくなります。足の裏の痛みでレントゲンを撮るとカカトにトゲのような影が確認できたが場合は、骨が変形してしまうほどに筋肉の引っ張りが強くなっているということになりますね。

しかし、この説明では当たり前ですよね。

本当の原因とは、『姿勢・バランス不良』にあるんです!!

ただ、足の裏の筋肉疲労や体重、仕事の関係などだけでしたら、ランナーやお相撲さん、引越し業者などの方はほとんどの場合に足底筋膜炎を患っていてもおかしくありませんよね??

この場合になる足底筋膜炎は

  • 使いすぎ(オーバーユース)
  • 足裏の負担増
  • 足裏の筋肉への一時的な極端な負担

と言われているような原因になるかと思いますが、上記した原因に心当たりが無い場合には『姿勢・バランス不良』が原因にになっている可能性があり、その主な原因としては、

  • 頭が前に出ている
  • 猫背(反り腰)
  • 骨盤が後ろへ傾いている

このような姿勢や体の状態に心当たりがある、もしくは前から気になっている場合でしたらあなたの足底筋膜炎の原因は、ただ足の使い過ぎが原因では無く、全身の『姿勢・バランス不良』が原因になっているかもしれません。

『姿勢・バランス不良』が原因であれば、足底筋膜炎だけで無く内臓の不調や頭痛などの症状も併発してしまう可能性もありますもで注意が必要ですよ。

人の足の骨には『アーチ構造』というものがあり、アーチがある事でクッションの役割をしてくれます。そのおかげでうまく衝撃やストレスを分散することができる構造になっています。その骨のアーチ構造を保持しているのが強靭な筋肉の繊維でできた『足底筋膜』なのです。

このアーチ構造が崩れてしまうと少しの衝撃でもうまく分散することが出来なくなってしまいます。その結果として足底には通常よりも負担がかかってしまい痛みを生じる原因となるのです。そして、その状態が長く続くと、だんだんと足首や膝、股関節、腰や首などにも影響を及ぼす恐れがあるのです。

足底筋膜炎の原因を見つける

電気治療・マッサージ・湿布・インソールなど様々な治療を行っているが、なかなか改善しないのではないでしょうか?

それは、足底筋膜炎の原因が「足の裏の筋肉だけが原因ではない」からです。

足の裏には、すねやふくらはぎから筋肉が繋がっています。

例えば、すねやふくらはぎが足裏の筋肉の硬さに影響を与えていて、痛みを起こしているケースも多くあります。

足底筋膜炎は、足の裏だけではなく、すねやふくらはぎ、足首、足の指の間など「足の裏以外の場所」も関係して痛みを起こしている可能性があるのです。

実際に痛みがある場合、基本的には安静にして痛みが徐々に引いてくるのですが、実際はなかなか治らず、痛みが引かないことが多いです。
というのも、足というものは生活する上で必ず使う部位ですし、さらには足の裏は体の中で唯一地面に着く部分であり、歩く際には地面からの反発を初めに受けるから。

足というものは、こうした「どうしても使用せざる負えない状況」が起こってしまうため、足に起こる炎症というものはなかなか治りにくく、生活に不自由を感じながらも我慢するしかない状況に陥りやすいのです。

足底のつくり

足の裏は3つのアーチと呼ばれる、体重を支えてくれたり、歩いたり、走ったりする際の、衝撃を和らげてくれる構造ができています。

私達の足は通常、重心が内側にかかるので、足の裏の内側にあるアーチが重要となってきます。
足の裏の内側=いわゆる土踏まずにあたる部分ですね。

ですが、このアーチが下がってしまった状態を、扁平足と言います。

扁平足の場合、足底筋膜が伸ばされ、その状態のまま足に負担がかかってしまう為、足底筋膜炎になりやすいと言われています。

また、足底筋膜炎とひとくくりに言っても、その方が立ち仕事をしているのか、スポーツをされている方なのかなど、その人の生活や体の使い方によっても負担のかかる場所は人それぞれ違います。

ですから、あなたの足底筋膜炎は、なぜ起きているのか?を見つけることが大切なのです。

それは上記したように、足の筋肉や靭帯の疲労・酷使だけでなく全身の状態はどうなのか?内臓の状態どうなのか?なども併せて確認する必要がありますよ。

足底筋膜炎以外の足裏の痛み 

自分の足裏の痛みは、ここまで紹介してきた症状とは少し違うと感じる方は、足底筋膜炎以外の足裏の痛みかも知れません。例えばこれらも足裏が痛む症状です。

  • モートン病

特に中指と薬指の間にしびれや鍼で指されたような痛みを感じたことがあれば、モートン病の可能性があります。

中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続く場合は、足趾に行く神経が中足骨間を連結する靭帯のすぐ足底部を通過するため、この靭帯と地面の間で押し付けられることにより強い痛みが生じます。

ハイヒールなど足に負担をかける靴を履くことの多い女性がなりやすい病気となっています。

  • 痛風

痛風は、血清尿酸値が高くなった結果、関節に結晶化した尿酸が析出して起こる疾患ですが、尿酸が高くなった状態である高尿酸血症(高尿酸血症は血清尿酸値が7.0mg/dl以上となった症状)を放っておくと痛風の痛みが出てくる可能性があります。

患部が腫れあがり、激痛が走る痛風になる頃には、尿酸値は間違いなく高いのですが、激痛に見舞われる前の初期の状態でなんとかしたいものです。

  • 糖尿病による痛み

糖尿病の初期症状はとても分かりにくいのですが、最初に症状が現れやすいのが足です。足に違和感が出始め、足をぶつけてもいないのにピリピリと痛む、足がしびれたり、冷たくなる、つりやすくなる、ケガをしたら治りにくいなどの症状が出てきます。

このときに足の病気である外反母趾や痛風や水虫などの病気を併発してしまうと症状が治らないため壊疽が起きてしまいます。壊疽は皮膚や神経などを腐らせ切断しなければ命に関わる症状ですので、非常に危険です。

まとめ

ここに挙げた状態や症状が全てではありませんし、まだ病院を受診していないのであれば、一度病院で医師の診察を受けることをお勧めします。

自己判断で済ませるのだけは絶対にしないようにしましょうね。

足底筋膜炎は、根本的な原因を改善することが出来る症状です。あなたの足底筋膜炎の改善に少しでも役立ち、痛みのない生活を取り戻していることを心より願っています。

少しでもお役に立てると幸いです。

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