意外!?偏頭痛を引き起こす11の原因とは?

DSC_0061えっ!?それも偏頭痛の原因なの?

と思うかもしれません。

今回はそんな偏頭痛の原因を紹介していきます。

日本の3000万人、つまり4人に1人は頭痛もちといわれており、その中でも偏頭痛の人は840万人といわれています。

20代~40代の年齢で多く、8割が女性です

偏頭痛とは

偏頭痛とは、頭の片側がズキンズキンと脈打つような痛みが起こり、光や音の敏感になったり、吐き気などを伴うこともあります。

また、体や頭を動かすことで頭に響いてさらにひどくなるといったこともあるのです。

人によっては、突然、目の前にチカチカとした動く光が見え、しばらくの間部分的にものが見えなくなるといったことが起こります。

これは「閃輝暗点(せんきあんてん)」呼ばれる症状で、偏頭痛の前兆として現れます。

閃輝暗点はだいたい3割の人に見られます。まれに脳梗塞の前兆としても起こることがあるので注意が必要です。

その他の前兆としては、あくび、めまい、イライラする、半身の脱力感やしびれや言語障害など人によって様々です。

頭痛が起きた時は、光や音に敏感になっていることが多いため、静かな部屋で電気を消してじっとしていると楽になることもあるようです。

偏頭痛と脳梗塞を見分けるポイント

偏頭痛の3割の人に、前兆で閃輝暗点が起こり脳梗塞でも起きるという説明をしました。では偏頭痛と脳梗塞とで何か見分けるポイントはあるのでしょうか?

それは閃輝暗点が現れた後に偏頭痛が起こるか起こらないかで判断します。

偏頭痛が起こらなければ重篤な病気が隠れているケースがあるのです。可能性として考えられるのは、脳梗塞や、脳腫瘍による血管の圧迫です。

そのような場合は脳神経外科や神経内科などの専門医を受診していください。

偏頭痛の原因は?

偏頭痛が起こっているときは、日常生活や仕事が手につかないほどにまでなったりしますよね?

こんな辛い痛みは、だいたい4時間~3日くらい続くこともあり人によって様々です。

では偏頭痛が起きているときの頭の中はどうなっているのでしょうか?

実はそのメカニズムはいまだ解明されていません。

ですが、諸説ある中で最も有力視されているものがあります。

それは「三叉神経血管説」です。

三叉神経血管説

私たちの目から入った視覚情報を認識しているのは、脳の後ろにある後頭葉という部分の視覚野というところです。

脳の中にはたくさんの血管があります。その血管の収縮に関わっているのが、セロトニンという神経伝達物質です。

脳に何らかの刺激が加わることで、セロトニンが大量に分泌され、血管を急激に収縮させてしまいます。

視覚情報を認識してる後頭葉の血管が収縮して血流量が減ると、視覚野の機能に影響が出てしまい、閃輝暗点の症状が引き起こされるというわけです。

つまり閃輝暗点は脳の血流の障害によって引き起こされるのです。

セロトニンの分泌要因はまだ解明されていませんが、ストレスやホルモンバランスの変化が関与していると考えられています。

そして、セロトニンが分解されてくると、収縮していた血管が今度は急激に広がります。この時に、反動で血管が広がり過ぎてしまうことがあります。

すると広がり過ぎた血管が

三叉神経を圧迫します。圧迫された三叉神経は、その刺激によって「痛みの原因となる物質」である神経ペプチドという物質を分泌します。

神経ペプチドが分泌されたことによって、血管の周囲に炎症が起こり偏頭痛が起こるのです。そして拍動に合わせて刺激が伝わることによりズキズキとした脈打つような痛みが出てくるわけです。

簡単に言うと、血管が広がり過ぎることで神経を圧迫して痛みが出るということです。

ではいったい何が原因でこのようなことが起こるのでしょうか?

はっきりとした原因が分かってないなかでも、よくいわれているのがいくつかあるので紹介していきます。

①ストレス

ストレスが溜まると、セロトニンの分泌量が増加することで血管が収縮します。そのあとのセロトニンの分解により急激に血管が拡張するため頭痛が起こります。

②睡眠不足、寝すぎ

睡眠は疲れを取るだけでなく、自律神経やホルモンバランスを整えるといった役割があります。

自律神経とは血圧、呼吸、消化、循環など無意識化で身体を調節している神経で、交感神経と副交感神経に分けられます。

昼は私たちはなにか活を動しているので交感神経が優位な状態です。夜は仕事も終わりリラックスな状態なので副交感神経が優位になっています。

交感神経は血管の収縮、副交感神経は血管の拡張に作用します。

睡眠不足によってこの自律神経が乱れてしまい、偏頭痛が起こるのです。

また、寝過ぎも自律神経のバランスが崩れ、副交感神経が活発になって、必要以上に血管が拡がることで偏頭痛が起こります。

③女性ホルモンの低下

偏頭痛の8割が女性ということは女性ホルモンの変化に影響を受けるといわれてます。

毎月の月経に伴って起こる偏頭痛を「月経関連偏頭痛」と呼びます。

これは毎月の月経の2日前から3日目までに起こる偏頭痛のことです。

特徴としては、他の日の偏頭痛に比べて痛みが強く、持続時間も長くなります。さらに鎮痛薬が効きにくくなります。

女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンというホルモンがあります。

このうちのエストロゲンの分泌は月経が始まる2日前~月経3日目まで減少し、その後少しづつ分泌量は上昇します。

そのため月経時に起こる偏頭痛の時期と、エストロゲンの分泌が減少する時期がほぼ同時期なことから、偏頭痛はエストロゲンとの関係があると考えられます。

エストロゲンの分泌が減少すると、脳内のセロトニンの分泌も減少するため、血管が拡張されて頭痛が起こるといわれてます。

また女性の場合は、経口避妊薬(ピル)を使用した時も偏頭痛が多いようです。

④悩みやストレスからの解放

ストレスを受けている状態の時は、交感神経が優位になっているので血管も緊張して縮んでいる状態になります。ストレスや緊張から解放された時は、副交感神経が優位になるので、急に血管が拡張することによって片頭痛が起こるとされています。

⑤騒音や強い光・きつい臭い

大きな音や強い光、きつい臭いなど、

音や光に過敏な人は偏頭痛を起こしやすいと考えられています。

過去に、それらが原因で頭痛になったことがある人は特に注意が必要です。

アロマオイルはリラックス効果があるといわれてますが、血管が拡張することで血行が良くなり、リラックス効果が得られているのです。ですが、血管が拡張することで偏頭痛になることもあります。

⑥天気・気候

41ba5e27538808915917bef82010871c_l台風や梅雨、季節の変わり目など、気圧や気温、湿度の変化で偏頭痛は起こります。血管は低気圧になると拡張するのです。

⑦空腹

なぜ空腹になると頭痛が起きるのでしょう。

それは血糖値が関係してます。

この低血糖状態を改善しようと、アドレナリンというホルモンが分泌されます。

アドレナリンの分泌によって活性酸素が増加します。この活性酸素という物質は、細胞を傷つけてしまう性質があり、この活性酸素により偏頭痛が引き起こされてしまうのです。

また人間は空腹を感じるとストレスになるのです。このストレスによっても偏頭痛がおこります。

⑧喫煙

タバコに含まれる有害物質の一つであるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。タバコを吸い終わって血管の収縮が収まると、今度はその反動で急激に血管が拡張して偏頭痛が起こります。

また、タバコを吸わない人でも臭いや煙が原因で偏頭痛が起こることがあります。これは化学物質過敏症というもので、微量な化学物質を体内に取り込んだだけで、頭痛や吐き気などの体調不良を引き起こしてしまうというアレルギーです。

まれに偏頭痛が起きた時にタバコを吸うと、血管が収縮して頭痛が治まるということがあるみたいですが、それ以上に脳卒中や心筋梗塞など、身体への害の方がが大きいのでタバコは絶対にやめた方がいいですね。

⑨チラミン

チラミンという栄要素は血管を拡張させる作用があります。

そのチラミンが多く含まれている食べ物は、チーズ、チョコレート、ビール、赤ワイン、ベーコン、ソーセージなどです。これらは偏頭痛を引き起こしやすいと言われています。

ワインとチーズのコンビネーションはあまりよくなさそうですね。

⑩グルタミン酸ナトリウム

a40bfb22fd5a90374669e3c67f90d855_lこれは、うま味調味料ともいわれており、料理にこのグルタミン酸ナトリウムを加えると味が格段においしくなる魔法の調味料です。

昆布や煮干しなどの天然のうまみの成分であるグルタミン酸を人工的に生成し、ナトリウムと結合させたものです。

このグルタミン酸ナトリウムは、食品添加物として指定されており、ファミレスなどでも多く使用されてるといわれています。

市販の商品では、加工食品、スナック菓子、インスタント食品、ドレッシング、タレなどのあらゆるものに含まれています。

食品のパックに「調味料(アミノ酸等)」 と表示されていれば、 それはグルタミン酸ナトリウムが入っているということです。

買い物をする際に一度食品表示を見てみてはどうでしょうか?

⑪アルコール

お酒を飲むと顔が赤くなったり体が熱くなったりしませんか?

あれは血管が拡張し血液循環がよくなっているのです。なので当然頭痛の原因になります。

特に赤ワインが偏頭痛の原因となりやすいと言われています。これは赤ワインに含まれるポリフェノールとチラミンが血管を拡張させる働きがあるためです。

いかがでしたか?

偏頭痛の原因と考えられているものは意外とたくさんありましたね?

偏頭痛と聞くと、よくゆっくりお風呂に入って温めた方がいいのじゃないの?と思われる人もいますが、お風呂で温めると体温調節のために逆に血管が拡張し、偏頭痛が引き起こされることがあります。

そんな時は、お風呂は控えて冷やす方がいいのです。

様々な原因の中でも、アルコールや喫煙、食事など自分でどうにかできるものもあれば、天気の加減やホルモンバランスなど自分ではどうにもできない不可抗力的なものあります。

自分の偏頭痛の原因が何なのか知っておくことは大切ですね。

あなたも一度、偏頭痛がどういう時にどういうタイミングで起こるのか確認してみてはどうでしょうか?

そうすることが偏頭痛改善への近道につながります。

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