妊娠したいと思っているなら知っておきましょう!!

 

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妊娠したい!

結婚したら子供がほしい!

これから子供を産みたいと思っているあなた。

今回は妊娠したいあなたにとって、

知っておいた方が良いことなど立つ内容となっております。

妊娠とは

排卵→受精→着床(妊娠)

このような流れで妊娠は起こります。

基礎体温の測定と排卵検査薬の準備を

今すぐ妊娠したいと思っている人は、まず基礎体温を測って、排卵検査薬の準備をしましょう。

妊娠は排卵がないと起こりません。排卵があってもタイミングが合わなければ妊娠は起こりません。

ですので排卵日を予測することはすごく大事です。

基礎体温測定

基礎体温は毎朝起きてすぐ、寝たままの状態で測定します。最低でも3ヵ月は継続してグラフに書いていくことで、自分の状態が把握できます。月経の周期や排卵日、次の月経予定日などをチェックすることができます。

また、基礎体温のグラフが2層になっていなかったり、ガタガタだったり、高温期が短かったりすると妊娠出来ない原因があったりするので、そういう発見にも役立ちます。ちなみにそういう場合は、すぐにでも病院に行ったほうがいいです。不妊治療は早期が重要ですので。

排卵検査薬

排卵検査薬は、排卵前に分泌量が増える黄体形成ホルモン(LH)に反応します。これで排卵日を予測します。排卵検査薬の陽性反応が出ると、約40時間以内に排卵が起こるとされています。

生理が終わって約1週間くらいで排卵が起こります。この3日くらい前から排卵検査薬を使用し、陽性になった日には必ず性行為を行ってください。

夫婦共に不妊の問題がなければ、このタイミングで性行為を行うと、1年で90%の確率で妊娠します。

知っておきたい事

妊娠したいと思っているのであれば、知っておいた方が良いことを紹介します。

受精可能期間

妊娠とは、精子と卵子が出会うことで始まります。先ほど、排卵日を予測することはとても大切というお話をしました。なぜ大切かと言うと、精子や卵子には受精できる時間が決まっているのです。

・精子

寿命は2~3日で受精可能時間は36時間

・卵子

寿命は1日で受精可能時間は6~8時間

となります。なので、タイミングが合わないと妊娠は起こりません。タイミングを狙うなら、排卵日の2日前から排卵翌日にかけてが妊娠しやすい時期ですので、その時期を狙って性行為を行うのがベストです。

妊娠は奇跡

一回の射精で数億の精子が飛び出します。このうち99%が子宮の前で死滅します。卵子のそばまでたどり着けるのは数百以下になります。そして、実際に卵子と出会って受精できるのはたった1つです。受精したとしても、子宮内膜に着床しなければ妊娠は成立しません。

妊娠に至るまでには、様々な障害をクリアしていかないといけないのです。そう考えると妊娠は奇跡といっても過言ではないですよね?あなたの子供は奇跡の子供なのです。

不妊症とは

「不妊症」とは、避妊をしないで夫婦の性生活を送っているにもかかわらず、1年たっても妊娠しないものをいいます。

健康な男女が、その性周期に合わせて性行為を行った場合、妊娠する確率は約25%といわれています。

一般的には、避妊せず通常の夫婦の性生活を送っていれば、だいたい結婚して半年で7割、1年で9割、2年で10割が妊娠するといわれています。

不妊の原因

不妊の原因は様々で女性側、男性側、あるいはその両方の場合がありますが、何も原因がない場合もあります。

WHO(世界保健機関)が発表した不妊症原因の統計では、40%が女性側、25%が男性側、25%が女性男性両方、10%が原因不明となっています。

女性

  • 排卵障害
  • 卵管障害
  • 子宮障害
  • 頸管障害
  • 免疫障害
  • 原因不明

男性

  • 乏精子症
  • 無精子症
  • 精子無力症
  • 精索静脈瘤
  • 無精液症
  • 先天性精管欠損
  • 勃起障害(ED)

治療の種類

不妊症の治療法は、基本的に排卵のタイミングを狙って性行為をしてもらう「タイミング法」からスタートし、妊娠しなければ「排卵誘発剤」の使用、それでもだめなら「人工授精」と徐々にステップアップして行われます。

タイミング法

排卵誘発法

人工授精

体外受精

顕微授精

というふうに、ステップアップしながら治療を進めていきます。

年齢と妊娠率

年齢と妊娠は関係します。

自然妊娠率

20~30歳 25~30%

・30~35歳 18%

・35~40歳 5%

・40~45歳 1%

年齢を重ねるごとに妊娠率は低下してしまいます。これは、加齢により卵子の数が減少し、質が低下することが原因なのです。

高齢出産のリスク

  • 流産のリスク
  • ダウン症のリスク
  • 帝王切開が増える

高齢出産は妊娠率が低いうえに、何かとリスクが高くなってしまいます。

流産の発生率でみると

・20~30歳 10%

・30~35歳 25%

・35~40歳 40%

・40~45歳 50%

となります。ですので、妊娠したいのであれば1歳でも若いうちに妊活しましょう。

妊娠しやすい体作りをしましょう

妊娠したいなら、妊娠しやすい体作りをしましょう。毎日の日常生活が妊娠のしやすさに影響してきます。

では、妊娠しやすい体作りをご紹介します。

睡眠

妊娠において睡眠はとても大切です。

男性

睡眠の質と精子の質は関係しています。

睡眠時間が短いと精子の質は低下します。さらに興味深いのが、睡眠時間が長すぎても精子の質が低下するということです。ここでの精子の質とは、精液中の精子の数、精子の運動率、正常精子形態率のことです。

睡眠障害のレベルと精子の質との関係性は、U字型のグラフになるということです。これは海外の論文で発表されています。

一般的に7時間の睡眠が理想的と言われています。しかし、現代の日本人の20~40歳の1日の平均睡眠時間が、6時間以下という男性の割合が半分近くいるという現状があります。これは少なからず不妊症の原因になり、少子化につながっていることかもしれません。

女性

睡眠ホルモンと言われるメラトニンが不妊症に関係します。

メラトニンの作用は、

  • 睡眠促進作用
  • 抗酸化作用

があります

不妊症に関してのポイントは、抗酸化作用があるということです。

抗酸化作用とは、体内で増えた活性酸素によって体が酸化し、細胞が壊されていきます。そして、老化や免疫力の低下、生活習慣病など、様々なところに悪影響を与えるのです。

抗酸化作用とは、活性酸素を除去して酸化するのを抑制することです。分かりやすく例えると、鉄が酸化して錆びるのを抑えるような感じです。

このメラトニンは、暗くなる夕方くらいから分泌量が増え、夜中の2~3時にピークに達します。そして朝に向かって分泌量は低下します。メラトニンは光刺激によって分泌が抑制されるという特徴があるので、日中の明るい時間帯は分泌が抑制され、夜になると分泌量が増えるのです。

このメラトニンが不妊にどう関係するかと言いますと、抗酸化作用によって卵子の質を改善し保護しているのです。これは、「メラトニン摂取で体外受精における受精率、妊娠率が上昇」という研究結果で報告されています。

つまり、妊娠しやすい体作りには睡眠が非常に大切という事です。

運動

7e79ba213b1552ea19022d222382a32e_l適度な運動は、妊娠しやすい体作りにつながりますので、とても大切です。

運動の効果としては、

  • 血行促進
  • 体の冷えの改善
  • 抗酸化作用の促進
  • ホルモンバランスを整える
  • ストレス発散
  • 筋力の維持、向上
  • 基礎代謝を高める
  • 血糖値の低下

など、運動の効果は思いのほかたくさんあります。

運動不足が不妊症の一番の原因と言われるほど運動は大切なのです。

運動不足になると、血液の循環が悪くなり卵巣や子宮に送られる血液が減少します。そうなることで、卵巣や子宮に十分な栄養素や酸素が届きにくくなってしまいます。そして、機能が低下し、不妊症の原因につながるのです。

体の冷えも不妊症の原因につながります。体が冷えているということは、多くは血行が悪い状態です。運動することで血行を促進し、体が冷えないような体作りをしましょう。

また、ストレスが溜まると、自律神経が乱れて、女性ホルモンに影響を与えます。女性ホルモンは妊娠に関わるホルモンなので、女性ホルモンの乱れは不妊症の原因となります。運動することで、ストレスを発散し、女性ホルモンのバランスを整えておきましょう。

ウォーキングやストレッチ、ヨガなど何でもいいので適度な運動を心がけましょう。

食事

食事療法

食べすぎ食べなさすぎは、妊娠には良くないということは容易に想像がつくと思います。きちんとバランスの摂れた食生活を送りましょう。また、インスタント食品や、ファーストフードなどは控えた方が良いですね。

妊娠しやすい体作りに向けて、特に摂取したい食べ物を紹介します。

タンパク質

タンパク質は体を構成している主要の栄養素です。

  • 大豆製品
  • 乳製品

ビタミンE

ビタミンEには抗酸化作用があります。

  • モロヘイヤ
  • たらこ
  • うなぎ
  • アーモンド
  • 唐辛子

βカロテン

βカロテンにも抗酸化作用があります。

  • にんじん
  • モロヘイヤ
  • しそ
  • ほうれん草

などがあります。

ビタミンEやβカロテンは抗酸化作用があるため、活性酸素を除去し、卵子の質を良くしてくれます。また、アンチエイジングにも効果があるので積極的に摂りたいですね。

禁煙

タバコ

タバコはまさに「百害あって一利なし」

喫煙者でも体に悪いことは分かっているはずです。

女性の場合、妊婦の喫煙は、低生体重児や流産・早産の確率が高まるとも言われています。また、男性では、タバコを吸っていない男性に比べて喫煙者は、精子の数が少なかったり勃起不全のリスクが高まるなど、様々な悪影響があると言われています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

世の中には、妊娠したいけどできない人、子供は欲しくないけど妊娠してしまった人、妊娠しようと思ってすぐ妊娠した人など、様々です。少子化が進んでいる中でも、妊娠したいとか、もう1人子供が欲しいと思う人が増えてくれば良いですね。

妊娠したい人は、妊娠や不妊症に対する知識をしっかりつけて、妊娠しやすい体作りを実践しましょう。そして元気な赤ちゃんを産みたいですね。

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