首こりからくるめまい?『4』の原因と簡単な改善方法

「ふわふわする感じのめまいは首こりから?」

「首こりが関係しているめまいの改善方法は?」

「病院では明確な原因が分からず、首こりが関係しているのでは?と言われた」

このような首こりが関係するめまいにお悩みではありませんか?

最近、パソコンやスマートフォンの普及により「首こり」の方が急激に増加傾向にあります。

首こりや肩こりからでもめまい・頭痛などの症状が出てくることがあります。

単に、首こりだから仕方ないと思ってほったらかしにしておくと、いつまで経っても改善はしませんし、自律神経にも影響がでてくる可能性がありますので注意が必要です。

ここでは、その「首こりとめまい」についてご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

首こりからめまいが起こる原因

首こりが関係するめまいの原因として挙げられるのが、「ストレートネック」「頚椎ヘルニア」「頚椎症」などの状態も深く関係してきます。まずはこの状態に何故なってしまうのでしょうか?

近年、増加傾向にあるこのような首の状態には、

長時間のスマートフォンやパソコン作業が大きく影響しています。

人間の頭はスイカ程の重量があります。分かりやすく言うと6kgです。この重さが

・スマートフォンを触る為にうつむく姿勢

・パソコン作業や家事を頑張って猫背になっている

仕事や家事などもたれた姿勢で首まわりに負担をかけずに作業できている場合はとても少ないと思いませんか??

この間、ずっとこの重みを首が支えていることになります。もちろん首だけで支えている訳ではありませんが、かなりの負担がかかることは想像出来るかと思います。

この状態が長期間、長時間になると首回りの筋肉が緊張し、筋肉が固まると血流が悪くなります。そして脳への血流も不足する事で、

グルグルと回るような感覚のめまい症状が発生します。少し時間を空けることで元通りに治ることも多いのですが、酷い場合には「吐き気」や「頭痛」を伴うことも珍しくはありません。

首こりとめまいが同時に起こる4つの原因

  • 椎骨動脈の血流障害

原因として最も多いのが後頭骨と頚椎によって椎骨動脈が圧迫されてしまいめまいを生じることです。

首には内頚動脈と椎骨動脈という二つの血管が通っていて、脳に血液を運んでいます。左右にある椎骨動脈は、頚椎の小さな穴(横突孔)を通っています。脳幹部に入ると両側の椎骨動脈は一本の脳底動脈となり、脳幹や小脳に血液を運びます。

この椎骨動脈が圧迫され血流が低下しまう事で脳への十分な血液・酸素が供給されずにめまいをお発症させてしまうのです。

  • 椎の骨棘(こつきょく)による椎骨動脈の圧迫

加齢などにより頚椎に骨棘という尖った突起ができ、動かすことにより骨棘が椎骨動脈を圧迫し血流を障害します。

  • 交感神経の異常

肩こりや首のこりにより緊張が高まり血流を低下させ、平衡感覚を刺激しめまいを起こします。

  • 小脳、脳幹への圧迫

頭や首の骨が歪むことにより、そのすぐ裏にある小脳や脳幹と呼ばれる場所に定期的な刺激が入り、誤った情報が脳に送られます。

以上4つの原因のうち1つではなく、4つの原因が複雑に絡み合いめまいを起こしていることが多いと言えるでしょう

首こりは自律神経も不調にする

初めに姿勢のお話をご紹介しましたが、姿勢の悪化は自律神経の乱れも起こしてしまうこともあります。

自律神経の乱れもめまいには大きな要因になります。

この場合も姿勢の改善が必要ですが、まずは規則正しい生活。これが1番重要です。なかなか出来ないという方も多いのではないでしょうか?

しかし、人間の体を回復させるために必要な成長ホルモンが活発に出るのは夜10時〜深夜2時の間です。

この時間になかなか眠れないでいると疲れは溜まる一方となり、血流も悪くなる悪循環になっていきます。こうなると首への血流も悪くなり、めまいの原因となってしまいます。

夜に沢山のブルーライトを浴びることも交感神経が活発になり、自律神経の乱れの原因となりますので、注意が必要です。

また、体をリラックスさせることも自律神経を整えてめまいの症状を改善させるためには有効です。昼間と同じようにスマートフォンやパソコンを使用しているという方は特に、アロマやヨガなどを日頃から取り入れてみるのも良い方法だと思いますよ。

首こりとめまいから考えられる病気は?

  • 椎骨脳底動脈循環不全

回転性めまいの場合に考えられます。めまいが数分間続くこともあります。

首こりが強いと、椎骨脳底動脈循環不全(脳内の血流が悪くなること)引き起こしてしまいます。

その結果、前庭神経核(めまいを調整する場所)の血流を低下させ、めまいが起こる原因となリます。

  • 小脳の出血

回転性めまいの場合に考えられます。

  • 脳梗塞

回転性めまいの場合に考えられます。

  • 脳卒中(脳梗塞、脳出血)

動揺性めまいの場合に考えられます。

中高年の人が急にめまいを起こした場合、脳卒中を考えた方が良いでしょう。ふつう脳卒中では手足の運動障害や発語障害などほかの神経症状を伴うことが多いが、小脳や脳幹部の脳卒中ではまれにめまいだけということもあります。

  • 甲状腺機能低下症

動揺性めまいの場合に考えられます。

この病気の場合、体の各機能が低下し、脳にも引き起こされることがあり、脳の機能が低下した結果めまいを起こします。その他、貧血、多血症、高血圧症、低血圧相、糖尿病なども疑われる病気の一つです。

動揺性めまいの中には、ゆるやかに進行する脳神経の病気が原因のこともありますが、この場合はめまい以外にも神経症状(歩行障害などの運動機能障害、失調症など)がみられるようになるので、健康な人の動揺性めまいとの区別は比較的簡単です。

薬は効果的か!?

病院で薬をもらったのに症状が改善しないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今ある症状を一旦改善させるには有効だと思います。しかし、「寝て起きたら元通り」「数日後には元通り」こんな感じでまた同じことが起こるという方も大勢いらっしゃいます。

薬だけでは、姿勢の改善ができたり、自律神経の乱れを調整する事まではできないので、なかなか発症前の体に戻る事は望みにくいと思いいます。急なめまいを緩和するためには有効ですが、めまいが怖いからといって、常に薬に頼っている場合は、身体にとってマイナスです。

めまいが起きている場合には先程お伝えしましたように生活習慣の見直しや日頃から姿勢を気にする事がとても大事になってきますので、意識して頑張ってみましょう。

簡単にできる改善方法

自分でできる簡単な改善方法を2つ紹介していきますね。

効果的なポイントは胸鎖乳突筋と言う、耳の後ろから鎖骨の中央まである筋肉を自分で優しく揉みほぐしてあげる事です。

この胸鎖乳突筋やその周辺は自律神経や血流に大きな影響が出やすい部分とされており、この筋肉がほぐれることで滞っていた頭への血流が回復、めまいも軽減するというデータがあります。

  1. 顔を左に向けて、首の右側の少し出っ張った胸鎖乳突筋をつまんでみましょう。
  2. 耳の後ろの付け根の部分から鎖骨までの間をつまむように持って上下に優しく揉みましょう。
  3. これを2〜3往復程度、片側ずつ左右同様に行います。

強く揉みほぐそうとしなくても大丈夫です。溜まった血液を流してあげるような気持ちでいいので、優しく気持ちの良い程度の力で行うようにしましょうね。

もう一つは、姿勢の改善方法です。

こちらは背中がもたれられる場所に座るだけです。その際に

  1. 背中はしっかりつけて少し上を見るようにします。
  2. そのままの状態でアゴを軽く引きます。
  3. この状態で5分目を閉じましょう。

これだけで構いません。少しずつでも継続して行う事が首こりを改善し、良い結果に繋がりますからね。

首こりとめまいの予防ポイント

運動不足の解消

長時間同じ姿勢で過ごすことが多いと血行不良から筋肉が緊張し肩こり、首こりが起きます。肩や首を軽くマッサージするだけでも血行の改善になります。

デスクワークの合間など、血行の循環が悪化している時には1時間に1回は休憩して身体を動かしましょう。背伸びしたり腕や肩を大きくゆっくり回しましょう。

冷え性の改善

肩を動かしたり首を動かしたりと全身運動を意識して行うと軽減されます。

ストレスを溜めない

趣味を作るなど楽しめることをしてストレスを発散させましょう。

めまいが起きた時の対処は??

急にめまいが生じ場合には無理して動かず、横になるか、楽な姿勢で体を休める必要があります。

そして、内科や耳鼻科などの専門医に一度、診察しもらうとよいでしょう。

ただし、通常と違うめまいが生じている場合には、重大な疾患が生じている可能性がありますので、脳外科や神経内科の診断を先に受けられるとよいかと思います。

このように、最初に病院の診察をお勧めする理由は、体に疾患が現れていないかを確認するためのものと捉えて頂くと良いと思います。

耳鼻科や脳外科の検査を受けても異常はなく、めまいが止まらないときは、自律神経失調症の可能性が極めて高いと言えます。

自律神経失調症が原因によるめまいは、薬ではなかなか治るものではありませんので、継続した体の改善を頑張りましょう。

まとめ

めまいが起こる事はとても不安だ思います。ですが、怖がってばかりでずっと安静にしているよりも、自宅でご紹介した少しの時間でできる方法を実践してみて下さい。出来る範囲で少しずつ体を動かす事もとても大事ですよ。

今まさに起きている首こりやめまいの症状は体からのサインですから、待ってばかりではなく前向きに考えていきましょう。

病院に行っても異常がないと言われた、行く前に何かしてみたいという方はまずは生活習慣の見直しを行ってみてくださいね。

また、首こりからきているめまいでしたら整体でも改善が望めます。ご興味のある方は一度当院までご相談くださいね。

少しでもあなたのお役にたてれば幸いです。

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