薬を飲んでも効果のない耳鳴り!どう対処すればいいのか困ってませんか??

DSC_0181「キーン」「ジーー」「コツコツ」

耳鳴りは誰にでもなる可能性のある病気です。

耳鳴りを患っている方で、病院へ行っても原因がわからないと言われ、処方された薬を飲んでも効いている感じがしない、という方も多いのではないでしょうか。

原因がわからないと言われてしまうと、どう対処すればいいのか分かりませんよね?

そこで今回は、「耳鳴りの原因」「耳鳴りの対処法」についての内容になっていますので、耳鳴りで不安な方は是非読んでみて下さい。

耳鳴りとは

医者 問診

耳なりとは、実際に音がしていないのにもかかわらず、何かの音が聞こえる状態です。

一般的に耳なりは、特発性難聴(とくはつせいなんちょう)や、めまいが生じるメニエール病とともに発症することが多いとされています。ただし、耳鳴り自体が難聴の原因にはなりませんが、聴力の低下に伴って耳鳴りが発症することはあります。

耳鳴りは、片耳の場合もあれば、両耳に出ることもあります。耳鳴りの約10 %の人が6ヵ月以上続く慢性的な耳鳴りに悩まされており、80 %以上が難聴を伴っています。

一時的な耳鳴りでは、大音量の音楽を聴いた時や、気圧の変化、静かな場所に入った時などに起こりますが、このケースは、誰もが一度は経験したことのある耳鳴りで、特に心配はいりません。注意するべき耳鳴りとは、慢性的に続く耳鳴りです。耳鳴りの中でも、20%近くの人が、睡眠や仕事など、日常生活に支障をきたしていると言われており、耳鳴りは誰にでも起こりうるものなのです。

分類

耳鳴りは2つに分類されます。

自覚的耳鳴

実際に音がしていないのに、本人には音が聞こえてるという耳鳴りです。何かに集中している時は感じにくく、周りが静かになった時に感じやすいのが特徴です。特発性難聴や、メニエール病に伴って発症することが多いですが、そういった症状を伴わずに発症するなど、加齢に伴って耳鳴りが単独で生じることもあります。

他覚的耳鳴

他人が聞いても聞こえる耳鳴りです。病院の診察などで、聴診器を相手の耳にあてることで、同じ耳鳴りを聞くことができるものです。

症状

耳鳴りの音にも、鳴り方や種類があり、その人によって聞こえ方は違います。

高音性耳鳴り

「キーン」というような金属音や「ピーー」という電子音のような音

低音性耳鳴り

「ブーン」「ゴー」のような、耳が詰まったように感じる音

単音声耳鳴り

一種類の音のみが聞こえるもの

雑音性耳鳴り

いろんな音が混ざって聞こえるもの

頭鳴

頭の中で音が鳴っているように聞こえるもの

と種類があり、子の中でも比較的割合の高い耳鳴りの音は、

  • 「キーン」という金属のような音
  • 「ジーー」とセミが鳴いているような音
  • 「ピーー」という電子音のような音

などです。

原因

耳鳴りの原因は、はっきりと分かっていません。ですが、原因と考えられてるものとしては、

  • 内耳の問題
  • 顎関節の問題
  • ストレス
  • 疲労の蓄積
  • 加齢などによる体内の変化
  • 循環障害
  • 血圧の異常
  • 薬の副作用

などの、全身の不調が耳鳴りの原因になると考えられています。

ですので、耳鼻科などの病院に行っても検査は異常なしで、原因がはっきりと分からないことも多々あります。また、処方された薬を飲んでも効果がない場合もあるのです。このような場合は、慢性化することが多くなります。

また、耳鳴りは耳の病気などの影響を受けて発症することもあります。

  • 外耳炎
  • 中耳炎
  • 内耳炎
  • 特発性難聴
  • メニエール病
  • 鼓膜炎
  • 耳軟化症
  • 耳管開放症・狭窄症

これらの耳の病気の影響を受けて発症するものもあります。中耳炎など原因が分かっているのもに関しては、比較的容易に改善が期待できるのですが、メニエール病や耳管開放症など、原因が分からないものは、薬のみでは改善しづらいことも多いです。

自覚的耳鳴

自覚的耳鳴の原因としては、内耳(ないじ)の障害によって生じることが多いと言われています。

耳は、外から奥に向かって「外耳」「中耳」「内耳」と呼ばれる3つの部位に分かれています。

音は空気の振動として耳に入ります。外から入った音は、外耳から入り外耳道を通って鼓膜を振動させます。

その鼓膜の奥は中耳になります。中耳には、鼓膜に付着する耳小骨と呼ばれる3つの小さい骨があり、鼓膜で受けた音の振動が、耳小骨を経由してさらに奥の内耳に伝わります。音の振動は内耳という部分で、神経の伝達によって脳へ到達し、そこで「音」として認識されます。

この内耳から神経伝達により脳まで到達するというメカニズムのどこかが障害されることで、耳鳴りが生じるとされています。

他覚的耳鳴

他覚的耳鳴は、間欠的な耳鳴りと、持続的な耳鳴りに分けられます。

間欠的な耳鳴り

「コツコツコツ」「プツプツプツ」というように、一定のリズムで聞こえるものです。これの原因としては、耳の周囲の筋肉が痙攣することで聞こえます。

 持続的な耳鳴り

「ジーーー」「ザーーー」というような、持続的に聞こえる耳鳴りです。これは血液の流れている音が聞こえています。高血圧や脳血管の動脈硬化などの、血液循環の障害などによってこのような音が聞こえるのです。

耳鳴りと自律神経

耳鳴りの対処法を説明する前に、耳鳴りの原因を考えなくては対処もできません。耳鳴りの原因と言われているものに対してアプローチすることが大切です。先ほど紹介したように、内耳からの神経伝達や、ストレス、疲労、循環障害などです。耳鼻科で薬を処方されてもこれらを改善するものではありません。なので、薬を飲んでも良くならない方が多いのです。

そしてこれらの原因の多くは、自律神経の影響を受けているのです。

自律神経

自律神経とは、代謝・循環・消化・発汗・心拍・排尿・排便などの、生命維持のための重要な機能をコントロールしている神経です。この自律神経は、24時間常に、自分の意思と関係なく無意識の中で、自動的に体の状態を正常に保とうとしてくれているのです。

自律神経は、交感神経副交感神経に分かれます。

主に日中の活動的な時は、交感神経が優位な状態になり、夜間の睡眠やリラックスしてる状態の時は、副交感神経が優位となります。日々の生活で、この交感神経と副交感神経がバランスよく働くことにより、私たちの身体は正常に機能しているのです。

何らかの原因で自律神経のバランスが乱れると、神経の伝達異常や、循環障害などの異常をきたします。

自律神経が乱れる原因としては、

  • ストレス
  • 食生活の乱れ
  • 女性ホルモンの乱れ
  • 不良姿勢
  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 疲労の蓄積

など、生活習慣の乱れが自律神経の乱れにつながるのです。

つまり、耳鳴りの対処法としては、これらを改善して、自律神経を正常に機能させることが重要になるのです。

対処法

自律神経を正常に働かせるためには、まずは生活習慣の改善が大切です。

  • ストレス発散
  • 食生活の見直し
  • 規則正しい睡眠
  • 運動を取り入れる

ストレス発散

ストレスが溜まると、自律神経は乱れます。ストレス社会とも言われる現代で、ストレスを溜めないようにする事は簡単なことではないかもしれません。なので、定期的にストレスを発散する、自分なりの方法を知っておくことが大切です。

ストレスの発散方法といっても、人によって違います。休日に家族とゆっくり過ごしたり、友人と買い物に行くことがストレス発散になる人もいれば、趣味の音楽やスポーツをすることがストレス発散になる人もいます。特に趣味もなく、休日にゴロゴロした生活を送っていると自律神経は整いにくくなります。そういう人は、何か趣味を見つけることをお勧めします。

食生活の見直し

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食生活の改善も自律神経を整えるうえで大切です。頻繁な外食や、コンビニ弁当、ラーメンやジャンクフードの食べ過ぎは、栄養バランスが偏ってしまうので、体にも良くなく、自律神経も整いにくくなってしまいます。ですので、栄養バランスの摂れた食事を心がけましょう。

栄養バランスの摂れた食事とは、「一汁三菜」を基本としたメニューにすることです。これは、主食、汁物、おかず(メイン1品、小鉢2品)というような、和食のイメージです。これを意識することで、糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んだメニューに近づけることができます。

規則正しい睡眠

脳には、視床下部(ししょうかぶ)という場所があります。自律神経はその視床下部によってコントロールされています。さらに視床下部には、体の様々な情報が伝達され、睡眠、覚醒、体内時計の調節もしています。なので、不規則な生活習慣によって、睡眠時間が極端に短かったり、睡眠不足が続いたり、寝る時間や起きる時間が毎日バラバラだと、視床下部を介して自律神経に影響してしまいます。

睡眠中は、副交感神経が優位になります。睡眠がしっかりとれてないと、交感神経が優位になりやすくなってしまい、自律神経が乱れる原因となります。

つまり、自律神経を整えるうえで、睡眠時間をしっかりと確保することと、ある程度決まった時間に寝て起きることは、視床下部の体内時計が整うので、とても大切なことなのです。

また、寝る前にコップ一杯の水を飲むことも良いです。睡眠中でも体の水分は失われます。水分を摂ることは、血液をサラサラにし、循環を良くします。身体や脳の循環を上げることで睡眠の質が上がり、起きた時も頭がスッキリし、楽に起きることができます。

運動を取り入れる

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ウォーキングや軽い運動は、自律神経を整えるのに効果的です。特に朝に行うとより効果的です。朝に行うことで、視床下部の体内時計が整いやすくなるので、自律神経に対してもいい影響を与えてくれます。

運動すると、筋肉が伸びたり縮んだりするので、血流循環や代謝が良くなります。さらには、運動によって呼吸が増えることで、全身の細胞に酸素を供給できます。こういった効果によって、身体はリラックスし、ストレス発散にもなり、自律神経が整いやすくなるのす。

また、運動することによって、「セロトニン」というホルモンの分泌が増加します。このセロトニンには、「幸せのホルモン」とも言われており、精神的な安定や、ストレスの抑制に効果があります。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。耳鳴りは誰にでもなる可能性のある疾患です。耳鳴りの発症には、日常の生活習慣が大きく影響しているので、これを機に見直してみてはいかがでしょうか。生活習慣を変えていくことは簡単ではありませんが、今回ご紹介したもののうち、自分の取り組みやすいものからまずは始めていけばいいかと思います。

当院では、自律神経の整体を行っています。もし、あなたの耳鳴りが中々改善せず、この先もずっと良くならないのか不安なのであれば、一度相談してみて下さいね。

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