めまい・吐き気がするほどつらい肩こりの原因と解消法

めまいがしたり、吐き気がするような肩こりにお悩みではありませんか?

肩こりだけでも辛いのに、めまい・吐き気まで頻繁におこるような状態では、仕事や家事もやる気が無くなってしまいますよね。

ここでは肩こり・めまい・吐き気をともなう改善方法を紹介していきます。

しかしこれだけすれば確実に肩こり・めまい・吐き気が解消される訳ではありませんので、続けても症状が良くならない場合は、なんらかの病気も考えられます。その場合は医療機関を受診しましょうね。

肩こりとめまいが出る原因

地に足が付いていないようなフワフワとした感覚のめまいを浮動性めまいと呼びます。

主に

  • 疲労
  • ストレス
  • 栄養不良

などが原因で手足の冷えや肩こりなどの症状を伴っているケースも多くみられています。

特に首から肩にかけての「こり」は、めまいに伴う症状であるのと同時に、めまいを引き起こす原因としても考えられていますね。

これは血液循環が悪くなってしまった事から頭の酸素が不足してめまいを起こしてしまうのです。

また栄養不良の場合は脳に送られてくる血液の中の糖が不足しているので身体が食べ物を摂取するように出しているサインです。

また血液が酸素不足の状態だと代謝が行われないので余計に肩こりを感じます。

つまり肩こりとめまいに共通するのは

  • 血液循環の悪さ
  • 酸素不足

にあると言えるでしょう。

血液循環の悪さと酸素不足を解消するには

基本的に血液循環が悪い人は低血圧の症状を示します。

肩こりやめまい・吐き気以外にも

  • 頭痛
  • 耳鳴り
  • 不眠

などの様々な症状が現れる時もあるでしょう。

こういった人の特徴としてはビタミン不足が考えられます。

ビタミンは生命に必要な栄養素で足りない人は代謝がスムーズに行われません。

ただしビタミンは他の栄養素の働きをスムーズにする潤滑剤みたいなもので、注意してほしい事はビタミンだけでは単独では効果を得られず、他の栄養素と一緒になって働くという事です。

やはり野菜や果物から摂取するのが望ましく肉や魚にも含まれるのでバランスの良い食事をしていれば極端に不足はしないはずです。

ですが例外的にビタミンが不足する場合があるのは、

  • 食事の代謝
  • 血液やホルモンの精製

に関与して大量に使われた時です。

例えば女性の生理の時期には大量のビタミンが必要ですね。

また炭水化物や油っこいものを食べ過ぎた歳にも大幅に必要になります。

基本的には偏った食生活や不規則な生活習慣によってビタミンが不足する場合があります。

大切なのはビタミンをバランスよく摂取する事なのです。

ビタミンをバランス良く摂取するには

ビタミンはチームで動くので特定のビタミンだけを過剰に摂取しても望むような効果は得られません。

ただし食べ過ぎの時にはビタミンB・Cを多めに摂り、生理の時はビタミンB6・Eを多めに摂る方が良いでしょう。

生理の時には魚類やアボカドが良いのでサーモンとアボカドの丼などを主食にすると良いですね。

また副菜にほうれん草のナムルやレバーの甘辛煮もお勧めです。

さらに食べ過ぎの傾向がある人は酢の物や海藻類が良いですね。

酸味は過剰な食欲を抑えるとともにビタミンの吸収効率を高めてくれます。

また海藻類はミネラルも豊富で満腹感を与えてくれるでしょう。

ワカメの酢の物などは理想的な副菜と言えますね。

料理によってビタミンの吸収率は変わる

ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの二種類が存在します。

水溶性ビタミンは水に溶けるのでスープに入れたり生で食べても吸収率が高いのが特徴です。

対して脂溶性ビタミンは油に溶けるので、油で炒めた方が吸収率が上がるのが特徴です。

水溶性ビタミンにはビタミンB群とビタミンCが含まれます。

野菜と肉の両方に含まれますが近年ではインスタント食品やお菓子の食べ過ぎで摂取不足が懸念されています。

スポーツや仕事で身体を酷使している人は特に必要なビタミンです。

脂溶性ビタミンは身体の皮膚や粘膜を作ったりするので、ストレスが多かったり目を酷使する人には特に必要なビタミンです。

食事療法

肝疲労はビタミンの吸収率を下げてしまう

肝臓の疲労はほぼ自覚できないと言われます。

肝臓は沈黙の臓器と言われるだけあって、激しい症状が出てから医療機関を受診する人がほとんどです。

特に肥満や糖尿病を抱えている人は肝臓の疲労が疑われますし、慢性的な腹痛や発熱を繰り返す人も要注意です。

肝臓は特に悪化すれば吐血したり腹水が溜まったりと手遅れになる事もありますから無視できません。

もちろん、そこまで急激に悪化することはありませんが、原因不明の肩こりやめまいは第一段階と言えます。

肝臓に限らず内臓の疲労は静かに身体を蝕むから怖いのです。

肝臓の疲労はビタミンの吸収率を下げるので、色々な代謝が低下し慢性的な疲労も招きます。

普段から、肩こりやめまい・吐き気以外にも

  • 疲れやすい
  • 朝から身体がだるい
  • イライラしやすい

なども肝臓の疲労から起こりやすい症状でもあります。

この状態をごまかしながら生活していると肝臓に疲労が溜まっていく一方ですので、体のケアをオススメ致します。

肩こり・めまい・吐き気を解消する

肩こりだけでなく、めまい・吐き気をともなう場合、硬くなった筋肉が血流を悪くし、老廃物がたまることが大きな原因です。よって血行を良くすることで、めまい・吐き気の改善に期待できます。

肩や背中、首の筋肉の緊張をほぐす

肩、背中、首の筋肉が緊張することで血流が悪くなることが肩こりの大きな要因ですので、積極的に筋肉を動かすことで改善を試みます。

眼の疲れをとる

眼が極度に疲れることで全身が緊張してしまうことでも血行が悪化するのです。めまい・吐き気がするほどひどい肩こりにつながることがあります。改善法としては、目を酷使しないこと第一です。

精神的な負担を和らげる

精神的に不安定だったり、ストレスがたまることで、血行が悪くなることもあります。ストレス解消が肩こり、めまい・吐き気改善に効果があります。

他の病気が原因であれば通院・治療する

別の病気が原因で肩こり・めまい・吐き気が発生している可能性もあります。紹介している改善法で効果が見られない場合、病院の診察を受けましょう。

肩の筋肉を柔らかくする方法

1人で時間もかけず職場などでも簡単に試せる改善方法をご紹介します。

メリットしかありませんので肩こりだけでなく、めまい・吐き気にお悩みなら、まずは試してみてはいかがでしょうか。

筋弛緩法

筋肉の緊張と弛緩(ゆるむこと)を繰り返すことによって全身をリラックスさせる方法です。

場所も時間もとらずに、リラックス効果を得られます。

方法も簡単で、力を入れて、抜くだけです。

筋弛緩法の手順

  1. 全力ではなく、8割程度の力で、ギュッと筋肉に7秒間ほど力を入れます。
  2. その後、スッと力を抜き、10秒ほど脱力します。

脱力中も深呼吸を2回するようにしましょう。

めまい・吐き気がする要因

肩こりからめまい・吐き気につながる要因の多くは、肩周辺の血流障害によるものです。肩周辺の血流障害は、肩の筋肉の緊張状態が続いて疲労物質が溜まり、硬くなった筋肉が血流を圧迫してまた筋肉が硬くなるの繰り返しによりめまい・吐き気を生じさせてしまいます。

ここでは肩こりの症状を深刻にする4つの要因について解説していきます。

悪い姿勢

猫背のような不良姿勢は肩周辺にも大きな負担がかかる姿勢を続けることで、肩こりがひどくなる場合があります。PC作業の多いデスクワークの方にこの傾向が見られます。

眼の酷使が要因

俗にいう『眼精疲労』からくる肩こりです。眼を酷使すると体全体の緊張が高くなってしまい、肩周辺の血流障害が起きて、めまい・吐き気をともなう肩こりになることも多くあります。こちらも、PCや本を長時間見続けるような、デスクワークの方に多いです。

自律神経の不調が要因

『自律神経失調症』という病気につながるのですが、ストレスなどによる精神的な不調から自律神経の乱れを起こすと無意識で体の緊張を高めてしまい、その結果として血流障害が発症して、めまい・吐き気をともなう肩こりになることがあります。

他の病気が要因

めまい・吐き気をともなう肩こりには、大きな病気の前触れなこともあるので注意が必要です。明らかに体調がおかしい場合はすぐに医療機関で受診をしましょうね。

  •  頭の位置改善

頭の位置を前に出ないように普段から意識します。胸を張り頭の位置を中心にもってきて、お腹の奥に力をいれて腰を支える感じですね。

奥の筋肉を使います。体の軸を支えてくれている筋肉です。
ふだんあまり使わない筋肉なので最初はキツイと思います。しかし意識していれば徐々についてくるので頑張りましょう。

  • 肩甲骨を動かす

肩甲骨もしっかり動かしていきましょう。

肩をグーッと耳につけるようにすくめて力を入れて・・・(この時に顎は引かずにやや遠くを見るように少しだけ上を向くようにしましょう)

そして、力を入れた状態から一気に脱力します。

これを5回行います。

グーッと背伸びをして耳の後ろで手をなるべく上に伸ばすように力を入れてください。この時も少し上を向く意識を持ちます。肩甲骨の外側を伸ばしていきましょう。肩や背中が痛い場合は無理をしないでください。

これを5回行います。

両肘を後下方に寄せていき、左右の肩甲骨を近づけるように力をいれます。

これを5回程繰り返します。

何をしても改善しない場合は病院へ

肩こり改善のためには何科に行けばよいか?

  • 肩こりのみ→整形外科
  • 肩こりだけでなくめまい・吐き気や手のしびれ、頭痛などがある場合→脳神経外科か神経内科へ

と、大きく二通りに分けて考えてみてください。

紹介したように肩こりだけでなく重大な病気が隠れている場合もあり、病気が進行すれば重篤な状態になってしまう可能性もあります。ちょっとでも違和感を感じたり、めまい・吐き気が止まらないようなら積極的に病院へ行ってください。

まとめ

肩こりと一言で言っても辛い症状で中には病気のサインであるものもあります。

なかなか治らない、ひどくなってきている肩こりの場合には医療機関を受診してみても良いでしょう。ですが、肩こりには生活環境が少なからず影響しています。

めまい・吐き気がある場合には特に解消方法を実践するだけではなく、根本原因を取り除くための工夫も行うよにしましょうね。

なかなか改善されないひどい肩こりを根本的に治したい!という方はお気軽に当院までご相談ください。

あなたのお役に立てると思います。

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