肩こりの根本原因から治療するには?

あなたは頭の重さをご存知でしょうか?

よく例えられるのが「スイカ」や「ボーリン球」と同じぐらいにと言われていますし、実際に人間の頭の重さは5kgから6kgほどもあるのです。

それを支えているのが首と肩ですね。首には頸椎があり、食べたものを胃に送る食道があり、空気を肺に送る気管があり、動脈と静脈、神経など重要な器官が集中しています。それだけに異常をきたすと人体に及ぼす影響は計り知れません。

肩の付近には特に肺が近くにありますのでこちらも大事な場所になるので、このまま辛い状態を引きづっていては他の部位に異常をきたす事になりかねませんので注意が必要ですよ。

原因不明の体調不良の原因は肩こりの可能性大

原因不明の体調不良、不定愁訴(ふていしゅうそ)は自律神経失調症と診断され、ストレスが原因と言われることが多いのですが、実は、肩こりが原因ということも往々にしてあります。
肩こりを放置すると、こりは首まで広がり、さらに悪化すると首の動きをフォローするために腰や膝、臓器に負担をかける可能性も…。

肩の不調が元で起こる疾患には、緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウスなど様々なものがあります。
ひどい症状、重い病気につながる前に、早めに対処していくことが必要です。

ひどい肩こりを生活習慣から見直す

不規則な生活は体に良くない

肩こりに限らず、不規則な生活をしている人は、何らかの不調が出てきてもおかしくありません。

  • 免疫力が下がってしまう
  • 集中力が下がってしまう

など、色々な症状が出てきてしまいます。肩こりに詳しい医師も、まず一番最初にいうのが、「規則正しい生活に変える」という事です。職業柄、どうしても難しい人もいますが、なるべく規則正しい生活に近づけるという意識で生活してもらうだけ違ってくるはずです。

夜遅い時間に食事を摂らない。食品添加物の摂取は少なくする。通勤では1駅分歩くようにする。など意識する要素はいっぱいあります。

規則正しい生活を心がける

規則正しい生活が可能な環境であれば、ぜひ規則正しい生活にしていきましょう。

まず朝起きた時にカーテンを開けて、朝日を浴びます。朝日を浴びると、人の脳は刺激を受けて、体が覚醒モードに入ってくれます。やる気が出てきますし、すがすがしい気持ちがします。朝の時間帯は光を浴びないと脳は中々動いてくれませんのでご注意を。

会社に行くまでに歩く時間を多くとってみましょう。1駅前で降りて歩く、エスカレーターを使用しないなど足を使う時間を多くします。現代の人は歩く時間が少ないことが問題だと言われています。歩くことによって新陳代謝があがり、肩こり改善に役にたちますし、自律神経を整えてくれるので、精神面にもいい影響があります。

食事は3食は必ず食べるようにしましょう。ダイエットや忙しさでなかなか食事がとれない人もいますが、過度に食べる必要はありません。バランス良く食べる事です。オニギリ一個とかパン一個だけで1日過ごす事が無いようにしましょうね。

そして夜はお風呂に入りましょう。常に緊張状態にある人は、交感神経によって筋肉が緊張状態を持続させてしまい肩こりになりやすいそうです。10分でもお湯につかる事ができれば気持ちもリラックスしますし、温まるので、結構も改善されて筋肉の緊張もほぐれやすくなりますよ。1日の疲れも取れやすく、睡眠にも効果的ですのでお風呂はっ毎日入ることを心がけた方が良いと思います。

最後に就寝です。その日のうちに寝る事がオススメです。まだやることがあると思って起きている人は、是非次の日朝早く起きてしてみてください。朝日を浴びてから13~15時間後に、睡眠を促す物質が出ているそうです。その時に寝る事で、質のいい睡眠を取ることができます。緊張状態から開放されるので、肩こり解消になるのです。

食べ物に気をつける

過食をしない

肩こりは食事に気をつける事でも改善する事ができます。とても重要です。体は食べる事で出来上がっています。食事にいいも悪いも影響を受けているからです。現代は過度の食事と、バランスの悪さが目立つ食事が多いと思いませんか?食事会など仕事や付き合いで食べるという事も多い人もいるでしょう。ただ、食べ過ぎた次の日は少し食事を減らすように心がけて意識するだけでも違います。また良く噛む事で、食べる量が減るのも確かです。食べる量が減れば、体重も減り、体の負担も少なくなります。負担が少なくなれば、自然と肩こりも改善されていきます。

食事療法

姿勢を正す

姿勢を良くする

姿勢の話はとても大事になっりますので何回も目にしても飽きずによんで脳に覚えてもらいましょう。肩こりと姿勢はどうしても切っても切れない関係にありまはす。実際に姿勢を正す事で肩こりが改善した人はとても多いです。毎日の積み重ねがこんなに影響があるのかとびっくりされる方がとても多いです。慣れるまではすぐに悪いほうへ戻ってしまいますが、慣れてしまうと正しい姿勢が普通になります。姿勢が綺麗でいると、スタイルがよくなるし、若返ったように見られるので女性にはとても良いお話ではありませんか?

立った時の姿勢

まっすぐ立った時に、横から見て、顔が前に出ている人は要注意です。その姿勢では体にとても負担がかかってしまうので肩こりが悪化してしまいます。

正しい姿勢は後頭部が壁について腰があまり反っていない状態ですのでお腹に力を入れる事も大事になりますが、まずは頭の位置が前に出ていないか横から写真を撮ってもらうと分かりやすいと思いますよ。

座っている時の姿勢

デスクワークの場合や、ご飯を食べる時にも特に気を付けましょう。意識しておく事は椅子に座る時に深く座る事です。椅子が高くて座りにくい時は多少前に座っても構いません。深々と腰掛けて顎を引き、背筋を伸ばします。お腹を引っ込めて足全体を床につけます。理想としては膝が曲がっている部分が床と並行になっているのがいいですが、そこは会社などによって難しい所もあるので、できればそういう状態で仕事をするのがいいという所にとどめておきましょう。

画面を覗き込む姿勢が頭の位置を前にしてしまう原因になりますので背もたれにもたれた状態で作業する事をお勧めします。この姿勢が当たり前になってくると長く集中して仕事をする事ができます。疲れもたまりにくいので、肩こりになりにくい体になっていくでしょう。

肩こりの原因になる内臓について

肩こりの原因になる内臓について解説します。 大きく分けて2つの内臓疲労が関わってくるんですね。

1.肝臓、胆嚢

2.肺、横隔膜

臓器としては計4つですが、ここではそれぞれセットで考えていきます。

1.肝臓、胆嚢 肝臓と胆嚢は「右肩」に反応します。

この臓器は、とにかく働き者です。特に肝臓が無いと生きていけない位、沢山の役割があります。

肝臓の不調

肝臓と急に言われてもピンとこない方も多いかと思います。まず思い浮かぶのはお酒を頻繁に飲まれる方が不調になりやすいのが肝臓だというイメージが強いかもしれません。ですが実は肝臓も他の内臓と同様にアルコールの分解以外でも多くの仕事を毎日行っているのです。ですから、とても日々疲れが溜まりやすい臓器なんですね。

お薬を飲んだあとに残留する不要物を綺麗に解毒する働きや、食事で摂取したタンパク質や炭水化物をエネルギーに変えて貯めておくなどが大きな役割になるんですね。

食事は必ず毎日とられますよね?その食事の度に肝臓が働いていることになるというのは想像できるでしょうか?

日常生活を過ごしているだけなのに体の中で肝臓は頻繁に動いており、自分の役割を必死に果たしているのでどうしても疲労が蓄積されていっていしまうものなのです。

肝臓だけではありませんが、内臓が疲れてくると、内臓を守ろうとするため反応として体を丸めるようになります。これは意識せずとも脳が体に対して指令をだしている場合が多いので、気づくことは難しいんです。
お腹が痛い時ってお腹を抱えて丸くなった経験がありますよね?それと同じような反応だと思ってもらえると分かりやすいかと思います。

これは当然、肝臓が疲れた場合などにも同様の反応が起こるんです。

肝臓が疲労してしまうと姿勢が崩れてしまい、前かがみになってくることで肩や首、背中に負担がかかってきます。

肝臓が疲労して姿勢が崩れてしまっているのが肩こりの原因になってしまっているので、いくらストレッチを一生懸命頑張ってみたりマッサージを1時間受けてみても肩こりが改善しないということにつながっていくことになるのです。

そしてこのように肝臓が疲労してしまい、体が前かがみになってしまう方の特徴としては、

  • 甘いものや炭水化物が好きでよく食べる
  • お菓子をよく食べる
  • お酒が好きでよく飲む
  • 睡眠不足
  • 夜更かしを頻繁にしている

これらの項目に心当たりがある場合には肝臓の疲労が原因で体を歪めてしまい肩こりを引き起こしているかもしれません。

2.肺、横隔膜 肺と横隔膜は「左肩」に反応します。

肺と横隔膜は呼吸のための臓器で、セットで動いています。

どんな人が、この臓器に負担をかけて肩こりをひきおこすかというと、

  • 基本的には肝臓と胆嚢と一緒です。

肝臓と胆嚢が疲れると、下垂といって下にさがるのですが横隔膜が肝臓と密着しているので、横隔膜や肺も同時に下に引っ張られてしまいます。 そうなると呼吸もしづらくなり、余計に肺と横隔膜に負担がかかるということになります。

ですので、肝臓と胆嚢に負担をかけると、肺と横隔膜にも負担がかかり、反射的に肩の筋肉がかたくなるということになるんですね。

見分け方は??

見分け方とすれば、上記に述べたように「右肩こり」なら肝臓と胆嚢の問題。 「左肩こり」なら肺と横隔膜の問題。ということになります。 ですが、ほとんどの場合「両肩こり」を感じていると思いますし、「左右でこりの強弱がある」としても実際は両方ともこっています。

内臓の負担で肩こりがでている場合は、この2つのセットの臓器が原因のほとんどですが、内臓の疲労をこえて怖い病気が隠れている肩こりの場合も実はあります。次は、その危険な肩こりについて説明していきますね。

過敏性腸症候群

 まとめ

肩こりといってもその部分の状態悪化に留まらず、全身の状態悪化を引き起こす事も十分考えられる事ですので、軽く考えずにしっかりと根本から改善していく事をお勧め致します。

筋肉や骨格の問題なのか、内臓の疲労からきているものなのかの判別も大事ですので自己判断で終わらずに専門家に一度見てもらうと良い思いますよ。

肩こりの改善があると今までの辛い日々が変化してくることが分かると思います。これからは今まで以上に豊かな人生になるかもしれませんね。

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