「育児や家事がはかどらない・・・」
「気分も優れないし、イライラしてしまう・・・」
「ホルモンバランスも崩れているような気がする・・・」
このような気持ちで毎日、不安や悩みを抱えていませんか??
出産後の女性はどうしても、身体的にも精神的にも疲れがたまりやすかったり、過敏な状態になります。
その状態をほったらかしにしているともっと辛くなるかもしれません。
産後うつのようであれば1人で悩まず、相談できる人やストレス発散方法を見つけるようにしましょう!
ここでは、産後うつがどのような症状なのか、原因を含めてご紹介していきますので今後の参考にしてみてくださいね。
産後うつってどんなの??
産後うつとは、産後数週から発症しやすいうつ病です。
産後クライシスと同じように、出産や育児による身体的・精神的疲労や環境や生活習慣の変化、子育てへの不安やストレスなどによって精神的に不安定になる事を言います。大事なはずの赤ちゃんに対して否定的な感情が現れる事もあるそうです。
出産後の女性の約10%、10人に1人がなると言われており、産後数週~数ヵ月後が発症しやすい時期です。
マタニティブルーとの違いは、産後うつの方が時期が遅いことです。マタニティブルーは産後数日~1ヵ月になりやすいとされており、身体的・精神的に不安定な症状が1カ月以上続くようであればそれは産後うつかもしれません。
産後うつの症状は??
落ち込んだ状態が一時的ならマタニティブルーの範囲で終わることが多いようですが、長期にわたって続くようであれば産後うつの可能性があります。
その症状としては、
- 不安感
- 気分が落ち込む
- 食欲不振
- 不眠
- 自分を責める
- 子供がかわいいと思えない
- 子供に対して怒りがこみ上げる
などがあり、上記以外にも辛い状態もあるようです。
「子供に対してかわいいと思えなくなった」など、自分の赤ちゃんに対する気持ちの変化がポイントになります。
産後うつの原因は??
産後うつの原因の多くは、体の変化や生活習慣や環境の変化によるものです。
ホルモンバランスの乱れ
妊娠中と出産後では、女性ホルモンのバランスが大きく変化します。特に産後は体が妊娠前のような状態にすぐ戻りません。体の中でホルモンバランスが大きく変化している中でストレスを溜め込んでしまうと、自律神経が乱れやすくなり、イライラしやすくなったり、精神的に不安定になってしまいます。
育児のストレス
出産後、疲弊した身体が回復する時間もないまま、育児に追われます。
当然のことですが、ママはしっかりと赤ちゃんを育てなければならないと思っている思います。しかし、これがプレッシャーになってストレスにつながります。さらに、ちゃんと育てていけるか不安になったりという状態で育児に追われるのです。
赤ちゃんは泣くのはあたりまえです。そんな中でもママは授乳、抱っこ、おむつの交換、寝かしつけと妊娠中よりも大変な生活になるのです。夜泣きをする赤ちゃんの場合は当然ママは寝不足になります。このようにママは赤ちゃん中心の生活を強いられるのです。
周囲の環境のストレス
旦那さんが育児や家事を全く手伝ってくれないことや、育児をしながら赤ちゃん中心の生活を強いられていることに対しての旦那さんの理解がない場合はストレスが溜まりやすいといわれています。
もちろん、理解があり、手伝いもあるけど、お母さんのストレスがそれ以上にあると防げない事もあります。
結婚して知らない土地で生活する事からもストレスはたまります。様々な要因が重なり症状が出てくる事はよくある事なので何か1つクリア出来ればオッケーという訳にはいかない事の方が多いです。
家族と一緒に不安を解消していかなければいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
夫婦はお互いがお互いを理解しようとする姿勢が大切なのではないかと思います。そういう意味で夫婦間のコミュニケーションは非常に重要になりますね。