朝起きた時に首こりを感じていませんか?寝たはずなのに首がこって疲れが取れてないということはありませんか?
首こりの原因はたくさんあり、その一つに「寝方」があります。
どんな寝方が良くなくて、どんな寝方が良いのか。
今回は、首こりの原因になる寝方や、首こりを解消する寝方や寝具についてご紹介していきます。
首こりはなぜ起こる?
首こりの原因はたくさんあります。
- 姿勢
- 寝方
- なで肩、ストレートネック
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足・眼精疲労
- 血行不良
- 歯の噛合わせが悪い
- 自律神経の乱れ
- 内科的疾患(狭心症、心筋梗塞、肝臓や肺疾患、高血圧など)
- 整形外科的疾患(頚椎症、頚椎ヘルニア、四十肩、胸郭出口症候群など)
などです。
姿勢の悪さは首こりの原因で一番納得しやすいのではないでしょうか?
では寝方はどうでしょう。寝方も姿勢なのです。つまり「寝てる時の姿勢」です。
朝起きた時に、首こりを感じている場合は寝方が原因かもしれませんよ。
首こりの原因になる寝方
寝方は人それぞれです。うつ伏せで寝る人や、横向きで寝る人、仰向けで寝る人など寝方は色々です。自分が寝やすいと思っている寝方が実は、首こりの原因になっているかもしれません。
うつ伏せ
特にうつ伏せは、首こりの原因になりやすいです。顔を真下にして寝る人はいないと思います。左右のどちらかに顔を向けるのですが、この時の首は過剰に動きを強制された状態になり背骨が歪みやすくなります。この状態で寝るのは、首へ負担がかかり首こりの原因になってしまいます。
またうつ伏せの寝方は、呼吸が浅くなりやすいので、体が酸素不足になり、首こり以外にも疲れが取れないといったことにもつながります。
横向き
横向きで寝る人は多いのではないでしょうか?横向きで寝る人はだいたいどちらか好きな方を向いて寝ることが多いです。この寝方だと片方の肩や首に負担がかかります。朝起きた時に、片方の肩こりや首こりがある場合はこの寝方が原因かもしれません。
さらに横向きで膝を曲げて赤ちゃんのような姿勢で寝ている人は、呼吸も浅くなりやすいです。
横向きで寝る場合は、枕を使用しましょう。枕の高さは鼻と胸の胸骨という骨が一直線になるくらいの高さが理想的です。また、寝返りをうてるスペースも確保しておく方が良いですね。
首こりを解消する寝方
首こりを解消する寝方は
- 仰向けで寝る
- 寝返りをうてるスペースを確保する
- 適切な寝具選び
仰向けで寝ることで、体の負担が少なくなります。先ほど紹介した、うつ伏せや横向きの寝方に比べて、体に均等に体重がかかり、背骨も真っすぐな状態なので、筋肉がリラックスしやすくなります。
さらに、呼吸がしやすくなるので、酸素の供給が確保され、睡眠の質が上がり首こりの解消につながります。
本来睡眠中は20~30回寝返りをします。寝返りをすることで同じ姿勢による負担や、同じ部位に体重がかかり続けるのを無意識のうちに緩和しているのです。つまり寝返りは大切なのです。ですので寝返りをうてるスペースは確保しましょう。
寝具の重要性
寝方もそうですが、寝具によっても首こりの原因になることがあります。逆に寝具を見直すだけで首こりの解消につながったりします。
特にマットレスや枕が体に合ってない物を選ぶと首こりの原因になってしまいます。
低反発が良いとよく聞きますが、どうなのでしょうか?低反発は体が沈みやすいので、寝返りがスムーズにできません。ですので、低反発すぎるマットレスは朝起きた時の体の疲れや、首こりの原因になってしまう可能性があります。
また枕の高さも自分に合っていないと首こりの原因になります。人によって高い方が寝やすいとか、低い方が寝やすいとかあると思いますが、枕もとても重要なのです。
枕を選ぶ時のポイントは「高さ」「硬さ」にこだわって下さい。専門店で相談した方が自分に合った枕を見つけることができるかもしれません。
まとめ
このように寝方と寝具は重要です。
睡眠は人生の1/3を占めます。「寝方」つまり、寝てる時の姿勢がどれだけ大事なのかは理解できますよね。
首こりを解消するためにも、これを機に寝方と寝具を見直してみて下さいね。