「辛い首こりに悩まされている・・・。」
「なんで首がこんなに辛くなるの?」
「なんとかならないのかな?」
あなたはこんな悩みはありませんか?
ここでは首こりの原因について書いていきますので、あなたの首こりの改善にお役に立てればと思います。
首こりがひどくなると日常生活にも影響を及ぼしてしまいませんか?
筋肉や骨の原因が全てではなく、更年期障害や自律神経失調症なども首こりの大きな要因になりやすいとご存知でしたか?
近年では、スマホやパソコンが原因で首こりに悩む方がとても増えています。首こりは放置しても治る保証はありませんし、ひどくなってしまうとうつ症状を引き起こすこともあるので、姿勢改善や日頃の生活習慣の見直しを心がけてみてはいかがでしょうか??
首こりはなぜ起こる?
首こりの原因
首こりの原因は様々です。原因がすぐに特定できる人もいますが、複数の原因が絡み合い特定が難しいこともあります。
7大原因をご紹介していきますが、ちょっとした心がけで辛い首こりが軽減されることもありますので、思い当たる原因の解消法を実践してみましょう。
- スマホやデスクワーク
スマホやパソコンによるデスクワークを長時間続けていると、首に負担がかかり首の筋肉が硬直してしまいます。その結果、顔が肩よりも前に出てしまい、スマホ首(ストレートネック)になってしまうことがあります。
最近は、大人だけでなくスマホ依存の子供達にも首こりの症状が見られるようになりました。小さい頃から首こりではこれからが心配ですよね。
自分がスマホ首か確認する場合は、耳を出して自然に直立した姿を横から写真にとってもらいましょう。横から見て肩と耳が一直線ではない場合はスマホ首になっている可能性があります。
出来るだけ使用時間を短くし、スマホは目の高さに持ち上げてみるように努力しましょう。パソコン仕事の場合は椅子とデスクの高さを調節し、正面で作業できるといいですね。頻繁にストレッチをしたり、背中をもたれたりするなど同じ姿勢を長時間続けないようにすることが大切です。
- 首周辺の関節や筋肉からくる首こり
過去に事故やスポーツ等でむち打ちや強い衝撃を受けた事がある方も要注意ですね。首周辺の関節や筋肉だけでなく、顎関節、側弯症、頚椎症の経験がある方も、首まわりの筋肉が緊張しっぱなしになってしまい首こりを引き起こすことがあります。
- あごを動かすとカクカク音がし、あごに痛みがある
- 前屈姿勢になると背中の右と左の高さが違う
- 猫背
このような症状がある場合には首コリの原因になっている可能性がありますので、こまめに鏡を見るなど良い姿勢を意識し、顎関節等に違和感がある場合は専門家を受診する事をオススメします。
- 運動不足もしくは筋肉の疲れ
運動不足による首の筋力低下も首こりの原因になることがあります。少し負荷をかけた運動をしても筋肉疲労や緊張が起こりやすくなることで、過剰な緊張状態が続き首の筋肉が疲労しても首こりに繋がってしまいます。
毎日少しずつでいいので力を抜いた姿勢で歩くなど、適度な運動をする習慣をつけましょう。
- 内臓からくる首こり
内臓が要因と言われると驚いてしまうかもしれませんが、内臓の疲労が蓄積していたり、血流が悪かったりすると首こりの症状が出やすくなります。内臓が要因の場合、内臓の異常をあまり自覚していない段階で、首こりや肩こり症状がひどくなり内臓疾患が発見されるケースもあります。
糖尿病や高血圧、腎臓、胃、大腸、肝臓などの異常で首こりが起こることがあります。
日頃から検診をこまめに受け、内臓に不具合がある場合は専門医を受診しましょう。
また、内臓の病気はお酒の飲み過ぎ、不規則な食生活、偏った食事、食べ過ぎなどが原因となっていることも多いので食生活の見直しも必要になります。
- 筋力低下からくる首こり
筋力の低下も原因になります。残念ながら体は20歳をピークに下降線を辿ってしまいます。習慣的にウォーキングなどで体を動かし、食事でもビタミンやタンパク質などをバランスよく摂り入れると有効ですよ。
- 枕が合わない
何気なく使っている枕が首こりの原因になっているかもしれません。
高い枕は常に首の骨を真っすぐにしてしまう為に良くありません。また、低い枕を使っていると首をうまく支えることができず、首こりになってしまいます。タオルなどを代用すると、その時の首の状態に合わせられるので、その日の状態に合わせて高さを調節できる物がいいですね。
- ストレスからくる首コリ
ストレスは様々な病気の元になりやすいですが、首こりもストレスが原因で起こることがあります。ストレス状態が続くと血液循環が正常では無くなってしまい、筋肉が硬直して首コリになってしまうことがあります。
ストレスの原因を解消するのが一番なのですが難しい場合は、日頃からどうしたら自分がストレス発散できるかを見つけておくといいと思います。また、適度な運動はストレス発散に適しているので日頃から習慣にしておくのもおすすめです。
良い姿勢を意識する
良い姿勢とは、立っていても座っていても骨盤を立てて上半身を乗せ、頭のてっぺんが上から吊られているイメージが大事です。最初は意識する事も難しいかもしれませんが、考えながら挑戦すると、すぐにできるようになりますよ。
長時間の同じ姿勢は背中が丸くなりがちです。ご自分で丸くなったように感じたら意識してみましょう。しかし体が覚えてしまった楽な姿勢はすぐに改善されません。少しずつでも継続が大事ですので頑張りましょうね。
首こりを改善するには??
首こりを放置しておくと頭痛、吐き気、めまい、集中力の低下、気力の低下などさまざまな不定愁訴にもつながっていきます。
首や肩の周りの筋肉は意識して動かさないと同じ姿勢のまま過ごしてしまいやすい場所ですので、ある程度は仕方のないことなのですが、慢性化してしまうのはやはり避けたいことだと思います。
食事
- 必要な栄養を取る
- 不必要なものは取り過ぎない
ことです。
食事は毎日のように食べていることなので、からだへの負担がかかりやすいです。
まずは、栄養素をバランスよく摂取するように心がけましょう。
そして、食べ過ぎや早食いに注意して、腹八分目で終わりにしましょうね。
睡眠
睡眠不足や、睡眠の質が低下していると、睡眠をとったとしても疲労が完全に抜けきらず、どんどん蓄積されていき肩こりや腰痛、頭痛などの症状が起こってしまいます。
これは、自然治癒力に大きく関係してきます。
睡眠の効果としては、下記のようになります。
- 脳と肉体の修復
- その日起きたことの整理と定着
脳とからだの修復とは、睡眠状態に入ると、成長ホルモンなどの様々なホルモンが分泌され、体の矯正や損傷部位を修復する作業が行われます。
起きている間に大きな負担があると細胞が傷つき機能低下を起こしてしまいます。その機能を回復するのが、睡眠中なんです。
睡眠中に効率よく新しい細胞を生まれ変わらせているんですね。
ストレスなどの精神的な問題も脳の情報となってきます。
ストレスは美容や健康にも影響しますので、ストレスを溜め込まないことも重要です。
睡眠をとることでストレスになっている情報も整理されるため、からだへの負担も減ってきます。
- 食事は寝る3時間前には済ませる
- お風呂は40°から43°にする
- 光の調節
この3項目は良い睡眠には必要な事なので心がけましょう。
運動
効果としては、
- 血流を良くする
- 脳を活性化する
- 体内でミトコンドリアを生成する
- 骨の生成がスムーズになる
- 心肺機能の低下防止
このように、適度な運動は体に良い影響しか及ぼしません。
普段あまり運動をしていない方は、少しずつ運動を始めてみませんか?運動をすることで、血流の改善だけでなく姿勢にもいい影響が出てくので、やはり運動は大事な要素になってきますね。
日常生活の改善
毎日の生活でいえば、デスクワークの場合は背中が丸まらないように、モニターの高さをできるだけあげて目線をおこし、キーボードをなるべくお腹の前にもってくることで肩を巻き込まないようにできるので効果があります。日々の負担を減らせるといいですね。
椅子の高さも大事です。膝は90°になるといいです。
日頃の姿勢を注意しよう
猫背でうなだれるような姿勢だと起こりやすくなります。
デスクワークやスマホの見過ぎで頭が前に出て背中が丸くなっている姿勢がまさにその姿勢ですね。
いつも片側に重たいショルダーバックをかけている人も要注意です。
重たさによって肩甲骨が下にさがってしまい、首や肩甲骨をつないでいる筋肉を常に伸ばしている状態となります。
荷物を下げている事で常になで肩の状態を作ってしまっている事になるので注意しましょう。
長時間同じ姿勢を取らない
パソコン作業などの場合、、1時間に1回は休憩を取りましょう。肩や首、腕を回したり、背筋を伸ばしたりと、ストレッチをすると効果的です。
正しい姿勢を保つ
座る時は、あごを引いて背すじを伸ばすと、頚椎が自然なカーブを描き、負担が少なくなります。正しい姿勢は疲れにくいため、日頃から意識しましょう。
冷えを解消する
首や肩が冷えると凝りの原因なります。スカーフや肩掛けなどで冷房が直接当たらないようにしましょう。
同じ腕で荷物を持たない
荷物をかける時、どうしても安定感のよい側にかけがいです。しかし、いつも同じ側に荷物をかけていると負担が偏り、首こりになりやすくなりますから、できる限り交互にかけるようにしましょう。
まとめ
近年では仕事の簡潔化と共に仕事の姿勢も変わり、便利になる一方で逆に上半身にかかる負担も変化し増えてきました。そのような現代では首こりに悩まされる方はとても増えています。パソコンやスマホを日常的によく使用する方はやはり姿勢をまずは改善しないといけません。頭を少しでも意識して後ろに移動させるように頑張りましょうね
首こり症の悩みはいつでもご相談下さいね。
少しでもあなたのお役に立てると幸いです。