「学校や仕事も休みがちになっている」
「少し寝ただけでは回復した気がしない」
このように、疲れがたまった慢性的な疲労と慢性疲労症候群は少し意味合いが違ってきます。
慢性疲労症候群にくくられる場合にはいくつかのチェックポイントがあり、その中で5つ以上が当てはまり、期間や経過の状態も関係してきます。
「慢性疲労」の基準とは?
慢性疲労症候群の「慢性疲労」は日常的な疲れと少し意味合いが違ってきます。
具体的にどのような症状があれば病的な「慢性疲労」となるのでしょうか?
厚生労働省の研究班が2012年に発表したガイドラインによると、以下のうち、5つ以上の症状があることが基準になっています。
- 疲労が十分に休んでも24時間とれない
- 筋肉痛
- 多発する関節痛(腫れはない)
- 頭痛
- のどの痛み
- 睡眠障害(不眠・過眠・リズム障害)
- 思考力・集中力の低下
- 微熱が続く
- 首のリンパ節の腫れ
- 筋力の低下
1.発症時期が明確
「最近疲れやすくなった」と感じる方は多いと思うのですが、慢性疲労症候群の疲労感は健康だったときとの境目がはっきりしていて、風邪をひいて普段とは違う明らかなしんどさを感じるように、ある日突然強い疲労感が始まることが多いそうです。
2.一ヶ月に何日も学校や仕事を休まなければいけないほど辛い
休日以外にも月に数日以上は自宅での休養が必要なほど体がだるくて動く事も億劫になる。
3.十分な睡眠や休日、休息をとっても疲労感が回復しない
疲れは身体的な過労によるものだけではないので、睡眠を多くとったり、休日をいつもより増やして十分に休息をとっていても疲労感が持続してしまいます。
この状態が慢性疲労症候群の見極める重要なポイントなので、内科などの受診をする際にはご自分でも確認して行かれるとお話がスムーズに進むかもしれません。
慢性疲労症候群の改善には整体も効果が見られますので、学校や仕事に復帰する事を諦めないようにしましょう!