肩コリ、めまい、頭痛、イライラ、不安、倦怠感などなど・・・
自律神経の乱れが原因で現れる症状はとても多いです。
逆をいえば、自律神経が整っていれば、ある程度の症状は軽度で抑えられる可能性が大きいのです。
それだけでも日常生活の気分はとても違うと思いませんか??
ここでは自律神経を整えるために必要な『5』つの大事なコトを紹介していきますね。
あなたが、自分の体で不安なことがあればこれから紹介する方法を参考にしてみて下さい。
きっと良い方向に向かうはずです。
食べ物
食物繊維が多い食べ物
食物繊維が多い食べ物は、腸の中をゆっくりと進みます。
腸の中を食べ物が進む時は、副交感神経になるので、その時間の間は副交感神経が優位になる時間が長くなります。
発酵食品
納豆やお味噌などの大豆が元となる発酵食品は副交感神経を優位にする働きがあります。自律神経を整えるはたらきもありますし、腸内環境も整えてくれますし、免疫力・抵抗力アップにもつながり体の回復を促進します。
水分をとる
水分をとることも、消化器系(泌尿器系)を刺激するので、自律神経を整えるために効果的な方法です。
ただ水分といっても、体を温めるものがおすすめ。生姜湯、黒豆茶などもいいですし、1番のお勧めはお水です。
添加物が一切入っていないお水が体には1番良いとされています。
お風呂
お風呂の時間は、睡眠とならんで一日の中でもっとも副交感神経が優位になる時です。
お風呂の温度
42度くらいの温度が効果的です。もちろん目安ですから、ご自分の感覚で丁度良い温度をさがしてみるのが良いと思います。しかし、熱いお湯は逆に交感神経を高めてしまいますし、ぬるいと体を冷やしてしまいますので注意が必要ですよ。
長風呂は逆効果
体を温めるのはいいことですが、長時間は逆効果です。気持ちいい程度にしておくのが良いでしょう。合間に水などを飲んで脱水症にならないように15分を目安にする事をお勧めします。
タイミング
お風呂に入るタイミングは、1番の理想は「食後1時間」「寝る1時間前に上がる」ことです。
お風呂から出て1時間以内に眠りにつくことが、睡眠中の副交感神経が高まり質の良い睡眠をとれるようになります。
睡眠
睡眠中も副交感神経がはたらく貴重な時間です。
しかし寝る前の過ごし方によっては、交感神経から副交感神経への切り替えがうまくいかずに、眠りも浅く、体の回復も十分には進まなくなってしまうので注意しましょうね。
テレビ、電気、パソコン、スマホ、気分の上がる音楽等は副交感神経への切り替えを妨げてしまいますので、寝る1時間前には消すように心掛けましょう。
そして早寝早起きが習慣になるととても良いと思います。10時就寝、6時起床が理想的です。
運動
運動後の疲労回復時に副交感神経が働きます。
普段動かさない筋肉や使っていない筋肉を使うと血流も良くなり、筋肉が柔らかくなります。その結果、栄養や酸素も全身に運ばれて行きますので疲労物質や老廃物も排出されやすくなります。
散歩・ラジオ体操
・お勧めは1日30分の散歩を2回
・ラジオ体操を朝1回、昼1回
のどちらかがお勧めです。もちろん私からのお勧めなだけで、他にあなたがしたい運動や体操がありましたら適度な範囲で実践してもらうと良いと思います。
整体
方法にもよりますが、『ボキボキッ』『グイーーー』となるような方法で交感神経が優位に働きますので、緩やかな方法の整体はお勧めです。
ガチガチに固くなった体を緩めるのに強い刺激も痛い事を我慢することも必要ありません。
極端な話ですが、仰向けで体が少し揺れているだけでも体の固まりはほぐれていきます。それだけで疲労などのいらないものも流れ循環が良い方向に向かいます。
そして強い刺激がないと、体も脳もリラックスしてくれるので副交感神経に切り替わりやすくなるので理想的ですね。
まとめ
自律神経を整える方法は日常生活にいっぱいありますね。
少しずつでも生活習慣を変えていければ、日々のストレスの発散だったり体内環境の改善、姿勢の改善にも繋がりますので、良いことばっかりですね。
もちろん、それが難しいから自律神経乱れやすくなっている現代です。なかなか変化をつけるのは難しいと思いますが、上記した中に何か1つでも変えていけるように心がけてみましょう。
それでもなかなか難しいという場合はいつでも当院におまかせ下さいね。あなたのお役にきっとたてると思います。