肩こり解消の”コツ”を大公開!

「1週間に何回もマッサージに通っているのに肩こりが解消されない・・・。」

「何年も肩こりに悩んでいるけど、一生このままなの・・・?」

あなたのようにこのような肩こりで日々悩んでいる方は多いはずです。

あなたも仕事中、育児中、様々な場面で肩を触ってみたり首を回してみたりと色々試しているのではありませんか?

ここでは、そんな不快な肩こりを解消する為の内容にしいていますのであなたにも是非参考にしてもらいたいと思います。

肩こりとは?

では、肩こりとはそもそもどんな事を言うのでしょうか?

多くの場合肩こりとは、首や肩の筋肉が常に緊張した状態で血流も悪くなり硬くなっている事を言います。

主に、首から肩にかけては寝ている時間以外は頭を支えている部位で、肩甲骨から首についている筋肉の事を言います。

しかし、当院に来院されている方は必ずしも自覚症状がある人だけではありません。触ってみてもあまり硬くないのに肩がだるいと言う人や、自分は硬いと思わないけど他の人が触れば硬いという人もいます。人によって感じ方に違いはあります。なので、肩こりというものは、とてもやっかいなんですね。自覚症状が必ずあって、誰からも分かるようなものであればお互いに分かりやすいんですけどね・・・。

ですが、このように肩こりの症状や原因がさまざまでも、これからよんでもらう内容を少しずつでも実践して頂き、日常生活から見直すことが出来れば多くの場合は改善する可能性はとても高いです。

肩こりの解消方法

肩こりを解消するには生活習慣の改善が必要不可欠です。規則正しい生活を送ることで改善する場合がとても多いです。

特に食事・入浴・睡眠はとても大事になります。

  • 食事

過食はせずに腹八分目を意識しましょう。食べ過ぎた次の日は少し食事を減らすように心がけて意識するだけでも違います。また良く噛む事で、食べる量が減るのも確かです。食べる量が減れば、体重も減り、体の負担も少なくなります。負担が少なくなれば、自然と肩こりも改善されていきます。

何故、食事が大事かというと

肩こりには、肝臓疲労が原因として挙げられるんです!

内臓である肝臓が肩こりの原因だと聞いた方はびっくりされるかもしれません!

一見肩こりと内臓は関係がなさそうに見えますが、実は関係性があります。
体には内臓体制反射というものがあって、内臓が疲労すると肩周辺の筋肉が反射的に硬くなる事が分かっているんです!

肝臓の不調

肝臓と急に言われてもピンとこない方も多いかと思います。まず思い浮かぶのはお酒を頻繁に飲まれる方が不調になりやすいのが肝臓だというイメージが強いかもしれません。ですが実は肝臓も他の内臓と同様にアルコールの分解以外でも多くの仕事を毎日行っているのです。ですから、とても日々疲れが溜まりやすい臓器なんですね。

お薬を飲んだあとに残留する不要物を綺麗に解毒する働きや、食事で摂取したタンパク質や炭水化物をエネルギーに変えて貯めておくなどが大きな役割になるんですね。

食事は必ず毎日とられますよね?その食事の度に肝臓が働いていることになるというのは想像できるでしょうか?

日常生活を過ごしているだけなのに体の中で肝臓は頻繁に動いており、自分の役割を必死に果たしているのでどうしても疲労が蓄積されていっていしまうものなのです。

肝臓だけではありませんが、内臓が疲れてくると、内臓を守ろうとするため反応として体を丸めるようになります。これは意識せずとも脳が体に対して指令をだしている場合が多いので、気づくことは難しいんです。
お腹が痛い時ってお腹を抱えて丸くなった経験がありますよね?それと同じような反応だと思ってもらえると分かりやすいかと思います。

これは当然、肝臓が疲れた場合などにも同様の反応が起こるんです。

肝臓が疲労してしまうと姿勢が崩れてしまい、前かがみになってくることで肩や首、背中に負担がかかってきます。

肝臓が疲労して姿勢が崩れてしまっているのが肩こりの原因になってしまっているので、いくらストレッチを一生懸命頑張ってみたりマッサージを1時間受けてみても肩こりが改善しないということにつながっていくことになるのです。

そしてこのように肝臓が疲労してしまい、体が前かがみになってしまう方の特徴としては、

  • 甘いものや炭水化物が好きでよく食べる
  • お菓子をよく食べる
  • お酒が好きでよく飲む
  • 睡眠不足
  • 夜更かしを頻繁にしている

これらの項目に心当たりがある場合には肝臓の疲労が原因で体を歪めてしまい肩こりを引き起こしているかもしれません。

  • 入浴

肩こりの原因の一つに、血液の循環の悪さがあげられます。血液の循環が悪くなる原因に、運動不足や冷えなどがあります。特に冷えは筋肉を硬くさせるほか、疲労物質を溜めてしまうので、よくありません。温めて肩こりが解消されていきますよ。

肩まで15分しっかりつかり、お風呂の中でゆっくりと肩甲骨を動かしてみるなどの運動もしてみましょう。

このように長めに入浴し尚且つ、体に刺激を入れることで循環が良くなるだけではなく体に良い疲労をするので、2時間後にはぐっすりと睡眠がとれるはずですよ。

  • 睡眠

普段のストレスから不眠やすぐに目が覚めてしまう人も多いようです。少ない睡眠は体にいい影響を与えません。

疲れが取れないために、朝起きれなかったり、ぼーっとしたりする人も多いと言います。肩こりのひどい人は、睡眠が少ないと緊張が取れないままになるために、疲れが取れません。そうするとさらに肩コリがひどくなるという悪循環になってしまいます。

そして、睡眠とセットで考えたいのが適度な運動です。質の良い睡眠にする為に、太陽が昇っている間に少しでも運動するように心がけましょう。お散歩くらいのイメージで良いので30分でも構わないので自分のペースで歩いてみましょう。するのとしないのとでは睡眠の質が断然違いますよ。そうすると疲れがとれやすくなり、肩こりが改善されていきますよ。

姿勢も大事!

肩こりを引き起こす姿勢もあります。

  • 猫背姿勢

猫背姿勢は、頭が体から前に出ている状態です。スイカを首一つで支えているような状態ですね。

そして、それが長時間続くと肩コリになってしまいます。

首の筋肉は、肩から首にかけて付いているものがほとんどなので、この姿勢でいると大変危険ですよね。

  • 同一姿勢

姿勢良く日々過ごしていても肩コリになる場合があります。それは、同じ姿勢を長時間続けることです。

同じ姿勢を長時間続けると筋肉は緊張したまま動かない状態になります。そのまま固くなってしまい、肩コリに繋がりますね。

正しい姿勢(立ち方と座り方)

  • 立ち方
  1. アゴをひく
  2.  肩の力を抜き、左右の肩が同じ高さになるように意識する
  3. 肩甲骨をやや後ろに寄せる
  4. 下腹部に軽く力を入れ、お腹を引っ込める。
  5.  お尻の穴を引き締め、骨盤をしっかり立てる。
  • 座り方
  1. 骨盤はきちんと起こして、お尻の両方に体重がかかるよう座る
  2. 肩の力を抜き、胸を少し張るようにする
  3. 軽くアゴを引いて、顔全体が前を向くようにする

デスクワークだと、頭が体より前に出てしまい、猫背姿勢になりがちなので、なるべく頭が前に出ないように、天井から糸で頭を軽く上に引っ張られているような感じを意識して、座ってみるといいと思います。

また、長時間同じ姿勢でいることが多い場合はこまめに身体を動かして、筋肉をほぐしてあげることが大切です。

頭蓋骨の硬さ

こちらの場合も頭蓋骨と言われてもピン!とこない人も多いと思います。

頭蓋骨は大小合わせて23個の骨が組み合わさって形成されています。
これらの骨がうまく組み合わさって、適度な関節の動きをしていることが良い状態なのですが、

日々の生活を送っているだけで

  • 姿勢が崩れている
  • 水分不足・食事が偏ることが多い
  • 運動不足・同一姿勢での作業が多い
  • 睡眠不足・ストレス

などの要因で頭蓋骨のそれぞれの骨が歪んでしまったり、骨同士の噛み合わせがキツくなったりしてしまいます。

頭蓋骨の組み合わせが硬くなってしまうと脳と頭蓋骨の間を流れている脳脊髄液という体にとって大事な液体の流れが悪くなってしまいます。

もともとスイカほどの重さがある頭にさらに流れの悪くなった液体がたまってしまえば首や肩にかかってくる負担が大きくなっていくことになります。

その場合にバランスの取りやすい位置に頭があればまだよいでが、こういった時は頭の位置は前に偏位ことがほとんどなので、余計にくびや肩の負担が大きくなってしまいます。

頭蓋骨が硬くなっている人の特徴としては生活習慣がとても関係していることが多いです。

上記のような項目に身に覚えのある人は頭蓋骨が硬くなってしまい、肩こりを引き起こしているかもしれませんね。

自律神経の乱れも肩こりになる

自律神経とは活動時に働く「交感神経」とリラックス時に働く「副交感神経」の2つがあります。バランスよく働くことで健康は維持されています。

しかし、どちらか一方もしくは両方のバランスが乱れて働くようになると体はメリハリがつかずに、どんどん疲労が蓄積されていきます。「寝て起きても体がしんどい」「常に無駄な力が入っている気がする」などの症状がある場合、あなたのひどい肩こりの原因は自律神経の乱れにあるかもしれません。

自律神経の乱れが起こってくると、体を休めているはずの時間に副交感神経が上手く機能してくれずに寝ている間でも緊張状態が解けてくれなくなるのです。睡眠不足やストレスを感じているをイメージしてもらえる分かりやすいと思いますが、夜になっても寝付けないことや、考え事をしてしまうと眠れなくなような場合には自律神経の乱れから肩こりを引き起こしてしまっている可能性がありますね。

まとめ

以上の項目を毎日気を付けて頂くだけで自然と習慣付いてくるはずですので、少しずつ毎日1つずつで良いので行うようにしていきましょう。

体に染みついた癖はなかなか取れるものではないですが上書きは絶対可能ですので、諦めずに一緒に頑張りましょうね。

当院でも、肩こり解消のお手伝いはできますので、いつでもご相談下さいね。

肩こりを解消して、毎日の不快な気分を無くし、楽しい日々を送れるようにしましょうね。

あなたのお役に立てると幸いです。

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