メニエール病原因
突然のめまいや耳の違和感、気持ち悪さなどメニエール病の症状はとても辛いですよね。病院でもなかなか根本的な改善にも至らない方も多いと聞きます。しかし病院だけに頼らずにまずはご自分の日常生活にも注意点を探してみませんか?
薬や自然におさまるのを待つのも手段ですが、またいつ再発するか分からない事に不安になるよりも原因を理解してまずはご自分で予防を心がけてみませんか?
薬や自然におさまるのを待つのも手段ですが、またいつ再発するか分からない事に不安になるよりも原因を理解してまずはご自分で予防を心がけてみませんか?
ストレスを抱え込みやすい人、几帳面な人は特にこの記事を読んで参考にして頂ければと思います。
ストレスもメニエール病の原因になりやすい
吐き気を伴うほどの激しいめまい、頭痛と共に難聴や耳鳴りの症状をおこす疾患です。
これまでは女性に多い疾患と思われていましたが、最近では男性もかかる人が増えています。
これまでは女性に多い疾患と思われていましたが、最近では男性もかかる人が増えています。
突然目が回ったような激しいめまいが起き、それが30分から数時間続くのが特徴で、冷や汗をかいたり吐き気がしたりする事も多いようです。
また、めまいと同時に耳鳴りや難聴も感じるたり、耳がふさがったような違和感がありますが、めまいがなくなると一緒になくなります。
几帳面なタイプの人やストレスがたまったり、睡眠不足が続いて過労状態になったりしてもかかりやすくなると言われています。
「耳が原因でおこるめまい=メニエール病」と思われがちだと思いますが、実際は別の病気が大半だと言われています。
メニエール病がめまいのもととなっているケースは、全体の10%前後の様です。
メニエール病がめまいのもととなっているケースは、全体の10%前後の様です。
しかし、「めまい」の原因は、内耳の中にある内リンパ液が増えすぎてしまうことであるということは確実なようで、この内リンパ液が増えすぎた状態になり、「内リンパ水腫」といいます。
内耳には、平衡感覚や聴覚を司る細胞があり、内リンパと外リンパに分かれています。それぞれ成分の違うリンパ液が詰まっているので、内リンパと外リンパは膜で隔てられています。
これが、何らかの原因で内リンパ液が過剰に溜まってしまい、区切っている膜を超えて、内リンパ液と外リンパ液が混ざります。
成分の違うリンパ液ですから、中にある細胞は違う刺激を受けとめるようになっていませんし、勢いよく2つのリンパ液が混ざるので、平衡感覚が狂ってしまうのです。
成分の違うリンパ液ですから、中にある細胞は違う刺激を受けとめるようになっていませんし、勢いよく2つのリンパ液が混ざるので、平衡感覚が狂ってしまうのです。
このようにしてめまいが起き、また同時に聴覚も影響を受けるため、音も聞こえづらくなります。
内リンパ液が減少すると、元に戻りめまいもおさまるようです。
耳とカラダのバランス関係
耳には音を聞く役割とは他に上記の様にバランスをとるという2つの大きな役割があります。
耳は大きく分けると外側から外耳(鼓膜より外の部分)、中耳、内耳という3部分にわかれます。
耳は大きく分けると外側から外耳(鼓膜より外の部分)、中耳、内耳という3部分にわかれます。
音が耳に入ると外耳を通り鼓膜を振動させ、中耳にある耳小骨を通り、カタツムリのような形をした内耳に届き、この中に流れるリンパ液を振動させます。それが脳に伝えられ、音を感じる仕組みになっています。
身体のバランスを取る役割は内耳が多くを負担しています。走る事で例えると、どれくらいの速度でどちらの方向に向いて体が傾いているのかを感知するのをリンパ液の流れが変わる事で信号が脳に伝えられるのです。
メニエール病に似た病気
メニエール病と似たような症状が出る病気には、突発性難聴などがあります。
突発性難聴
突然、耳の聞こえが悪くなり、雑音、耳が詰まった感じ、耳鳴り、めまい、吐き気などの症状が起こります。
原因がよく分からず、急に出てくる難聴のことをまとめて突発性難聴と呼びます。
原因がよく分からず、急に出てくる難聴のことをまとめて突発性難聴と呼びます。
メニエール病の場合、めまいの発作を何度も繰り返しますが、突発性難聴の場合、1度改善する事ができれば再発は少ないと言われています。
一見して症状が同じでも、病気によって治療方法が異なりますので、自己判断せず、医療機関できちんと検査し診断してもらうことが大切です。