もう偏頭痛で悩まないために!!治し方を知っておこう!!

偏頭痛を長い間感じていて疲れませんか??

ずっと頭痛薬を持ち歩いていて嫌になりませんか??

この言葉に共感できるあなたは偏頭痛を改善できる可能性がとても高いと思います。

日本人の3人に1人は頭痛に悩まされているそうです。

ですが、きちんと改善するための知識があればあなたも頭痛でイライラしたり気分が下がったりしなくてもすむ生活に戻れます!!

まずは偏頭痛の原因を理解する事が大事です。何も原因が無いのに体は痛みを発することはありません。

何か原因があるので、まずは原因をいる事から始めましょう!!

偏頭痛の原因は??

  • 頭の骨に僅かなズレが生じている

偏頭痛が頻繁に起こる、こめかみがよく痛くなって気分が悪くなると言われる方々をみさせてもらうと、ほとんどの方が、頭蓋骨(とうがいこつ)中央部にある「蝶形骨(ちょうけいこつ)」という骨のズレ、関節の硬さがとても多く関わっているのです。

少し分かりづらいかもしれませんが蝶形骨とはなんなのか??からお話しますと、

頭の骨の中央にあってパッと見「蝶」の形をしているように見える骨なので蝶形骨と呼ばれています。前頭骨、頭頂骨、後頭骨、側頭骨、頬骨、上顎骨などほとんどの頭蓋骨に含まれる骨と関節をもっている非常に重要な頭蓋骨の一つの骨なんです。

このように、蝶形骨は多くの頭蓋骨と連結しているのが分かると思いますし、脳神経やホルモンを司る脳下垂体という生命体に非常に重要な脳の一部が乗っている受け皿にもなっているぐらいですから、「頭の中心」と言えますよね。

そのくらい重要なこの蝶形骨がわずかにズレる、その周りにあるどれかの骨との関節が硬くなるなどの異常が起こってくると・・・

「頭痛がする」「こめかみが痛い」という症状が発生するということになるんです。

そして、もう1つは、

  • 姿勢不良(猫背・頭部の前方移動)

です。

特に長時間のデスクワークや運転がお仕事の方、前かがみでの作業が多い方や主婦の方、など多くの方がこのパターンにあてはまるのではないでしょうか?

座り仕事でも立ち仕事でも体の真正面に対象がある事ってまずありませんし、だいたい下を向いて猫背になりやすいです。

猫背や前かがみが日常的になっていると頭の位置も当然、体よりも前に出てしまいますよね?

この頭の位置だと普通は下を向くのが体の構造です。しかし少なからず目線を上げるためにアゴを前に出し、顔を上げる格好を取ります。そうする事によって不自然に首が後ろに曲がり、頭も後ろに傾いてしまいます。

この姿勢が長期間になると首から頭にかけて繋がっている筋肉が過度に緊張し、血管もホースを折るように狭くなってしまうのです。

ですから、この筋肉の緊張と血管の狭窄によって血液は少なくなり、筋肉も柔らかさが無くなってしまい、「頭痛がする」「こめかみが痛い」といった症状を引き起こしているのです。

全身のバランスの悪さ

全身のバランスの悪さが影響して偏頭痛が出ているということです。

バランスが悪い、姿勢が悪いというと、皆さんは「自分の意識が足りないから」と思いませんか?もちろん、それも少しはありますが、バランスの悪さや姿勢の悪さの原因はそれだけではありません。大きく分けると2つ原因があります。

自分で姿勢を改善出来ない

通常は、寝ている時や歩いているときに自分の歪みを治していく機能が体にはあるのです。血流が悪くなったり、回復ホルモン(成長ホルモン)が不足していくとそれができなくなります。

ですが、日々の疲労やストレスなどで睡眠の質が落ちてしまい、朝目覚めた際にスッキリと体を修復しきれていないのです。

積み重なる疲労やストレスが多すぎて自己修復能力が追い付かない状態になっているんですね。

以上の理由もあり、自分の意識だけでは無くこのような無意識のうちに改善できはずの機能が低下してしまっているという事なんですね。

内臓の見えない疲労がある

あなたは、お腹が痛いときにどのような姿勢になりますか?お腹を守るように丸い姿勢になりませんか?

そのように体には、内臓が疲れているとそこを守ろうとする仕組みがあります。お腹が「痛い」までいかなくても内臓の疲労によって姿勢が悪くなるのです。実際に合わない食べ物(日本人なら乳製品が多いです)をやめてみただけで姿勢が良くなったケースは何件もありますよ。

この場合は、内臓の疲労から、

  1. 姿勢が悪くなる
  2. 血液、リンパ液の流れが悪くなる

の2つのデメリットが生まれます。そうすると余計に痛みが出やすくなりますし、痛みが出てからの改善が遅くなったりします。「意識していないと姿勢が丸くなっている」あなたは要注意です。

このように姿勢不良・内臓不良になてしまう事で偏頭痛の症状がでてくるんですね。

偏頭痛の症状は???

偏頭痛の症状は、頭の片側(側頭部)が脈に合わせてズキンズキンと脈打つ痛みです。

人によっては後頭部の方にまで痛みが広がり、頭全体がキューっと締め付けられているように感じる場合もあります。

頭の片側に発生することが多いので『片頭痛』と呼ばれるようになりました。

『偏頭痛』と『片頭痛』は表記の違いで意味は同じです。

この偏頭痛の症状による痛みですが、早ければ3~4時間ほどで治まります。

長いときには3日ほど症状が続くこともあります。

吐き気を伴うこともありますし、光や音に敏感になってしまう事や、頭を動かすことさえ辛いと感じ方も多くおられます。

音のない真っ暗な場所で微動だにせず、痛みが治まるのをじっと待ちたいと思いますが、なかなかそうはできませんよね。

偏頭痛のセルフチェック法

  • 歩行や階殿の昇降など日常的な動作によって頭痛がひどくなることや、あるいは動くよりじっとしている方が楽だったことはどれくらいあったか?
  •  頭痛に伴って吐き気がしたり胃がムカムカすることがどのくらいあったか?
  • 頭痛に伴ってふだん気にならない程度の光が、まぶしく感じることがどれくらいあったか?
  • 頭痛に伴い周りの臭いに過敏になってしまうことがどれくらいあったか?

その症状はほぼ偏頭痛と診断されます。

あくまでも簡易的なものなので、医学的な確定診断を受けるためには必ず医師の診察を受けることをオススメします。

すぐに医療機関を受診すべき頭痛

片頭痛はとても辛い頭痛ですが、命に関わる病気ではありません。しかし、同じような症状の頭痛の中には命に関わる危険なものもあるため、頭痛が起きたときに以下のような特徴がある場合は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

対策方法は??

蝶形骨が原因の場合だと自分ではわかりませんので、どちらに異常があるかに関わらず、まずは姿勢を意識する事から始めましょう!

まず仕事の合間に休憩を必ずいれることです。その際に、

椅子に座れる場合は奥まで座り、背もたれに背中を当てて、遠くを見るように頭を後ろに引きます。

これで首から頭にかけて繋がっている筋肉と血管が緩む姿勢になるので5分はそのままでいましょう。

仕事中でも前のめりにならないように気をつけながら頑張っていただけるといいと思います。

そしてリラックスしている時間でも頭の位置はよく意識していないといけませんよ。スマホなんかも集中するのはよくありません。

次に頭の骨に対してですが、

両手の中指で左右の目尻の横のくぼみ。こめかみに触れましょう。触ると少しぺこっとへこんでいるところを感じると思うので、この部分にそっと中指で左右触れておくだけ。

その状態で3分間でいいので、目を閉じてみてください。

ポイントは痛い場所を押さない!!優しくそっと触れておく!!これだけでいいんです。うまくやればそれだけでも楽になっていくので1週間ほど毎日2、3回続けてみてくださいね。

内臓不良に対しては、砂糖の多く含まれている食べ物は特に疲労が溜まりやすい状態になってしまいがちです。

ですから砂糖をはじめ、添加物の多く含まれる物や、味付けの濃い物は少しずつ減らしていくようにしましょう。そして大豆の発酵食品は副交感神経優位になりやすい特徴があるので、味噌汁や納豆などは多めに摂取するように心がけると良いと思います。

そして乳製品でも牛乳は日本人にはあまり合わないとされていますが、タンパク質を補給する意味でもチーズは摂取する方が良いでしょう。このあたりはややこしいですが難しく考えずに牛乳を摂るよりもチーズを摂る方が内臓不良の場合には良いと考えていきましょう。

まとめ

偏頭痛は頭の片側やこめかみがズキズキと脈打つような痛みが特徴的です。

症状が酷い方に関しましては頭痛と一緒に吐き気がでたりして、日常生活が普通に送ることができなくなるくらいの強い痛みがきます。

偏頭痛の特徴としましては、ズキズキと脈うつ感じの非常に強い痛みがあり、頭痛が起きる前にチカチカした光が見えたり、安静にせずに体を動かすとガンガンと頭痛が悪化する場合もありますが、適度にできる範囲で体は動かすようにしましょう。

それでも痛みが引かない場合は医療機関を受診するか、しっかりと見てもらえる専門家を頼って下さいね。

「蝶形骨」「姿勢不良」「内臓不良」の3点の問題が症状を引き起こすきっかけになるという事を知っておいてもらうだけで選択肢が日頃からある「??」はかなり減って治療にも良いと思います。

そしてこの大きな原因を改善していくのに1番大事なコトは「頭の位置の改善」です。

多くの方の場合、頭部の前方偏位になっています。これが「蝶形骨」「姿勢不良」を引き起こしている事が多いのです。頭部の前方偏位を改善していけば、「蝶形骨」「姿勢不良」「内臓不良」だけでなく顎関節症・自律神経の乱れも改善が見られますよ。

あなたが「頭痛」を本当に改善したいと思い、これからの人生を楽しく豊かにしたいとお考えなら、いつでもご相談下さい。「偏頭痛」に悩む事がなくなりスッキリとした日常を過ごせるようにお手伝いできるはずです。

少しでもあなたのお役に立てると幸いです。

\この記事は私が書きました/

氏永 真司

氏永 真司

大阪市福島区MITO整体院
院長 氏永 真司(うじなが しんじ)

・柔道整復師
・鍼灸師
・整形外科付属の整骨院2店舗で院長として勤務

整形外科付属の整骨院で勤務している時に、痛みが出ている部分だけの施術には限界があることに気づきました。筋肉や骨盤、背骨の調整だけでなく内臓、静脈、リンパ、経絡などを含めて全身のバランスを調整することにより痛みが自分で改善できるようになります。

もし、あなたがマッサージや骨盤矯正を受けても痛みが改善しないのであれば、ぜひ当院にご相談ください。

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