治療院でも行なわれる首こりによく効く6つの治療方法を紹介

首こり

5kgから6kg、大きなスイカほどもある人の頭。それを支えているのが細い首です。首には頸椎があり、食べたものを胃に送る食道があり、空気を肺に送る気管があり、動脈と静脈、神経など重要な器官が集中しています。それだけに異常をきたすと人体に及ぼす影響は計り知れません。
首こりがあるという方は、軽く考えずに軽減策を取っていきましょう。

原因不明の体調不良の原因は首こりの可能性大

原因不明の体調不良、不定愁訴(ふていしゅうそ)は自律神経失調症と診断され、ストレスが原因と言われることが多いのですが、実は、首こりが原因ということも往々にしてあります。
首こりを放置すると、こりは肩まで広がり、さらに悪化すると首の動きをフォローするために腰や膝、臓器に負担をかける可能性も…。

首の不調が元で起こる疾患には、緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウスなど様々なものがあります。
ひどい症状、重い病気につながる前に、早めに対処していくことが必要です。

首こりによく効く6つの治療方法

ここでは首こりに効果的な治療方法を6つご紹介します。
首こりに悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

体全体の循環をよくすることで首こりを解消するリンパマッサージ

リンパマッサージ

首こりに悩む方の多くは手足の冷えにも悩んでいることが多く、ここで注意しなくてはいけないのは、「首のマッサージのみをしないこと」です。手足の冷えは体の循環に問題があって起こる症状ですが、首のみをマッサージすると頭部だけ循環がよくなり、「のぼせ」のような状態になる可能性があります。

首の付け根は全身のリンパ集まってくる場所なので、全身の老廃物を流すイメージで行うリンパマッサージは、首こりだけでなくむくみの解消にもつながります。

目の疲れにも効果のある首こり撃退のツボ

首筋の少し外側、うなじの窪みにある「風池(ふうち)」。風池から親指1本分内側によったやや下にある「天柱(てんちゅう)」。そして手の甲にある万能のツボ「合谷(ごうこく)」などが首のこりに効果が期待できるツボです。こりだけでなくスマートフォンやパソコンのしすぎで疲れた目の疲労回復にも効果があるとされるツボです。

歪みを矯正して首こりを治すカイロプラクティック・整体

首のこりには姿勢矯正を行いながら深部ストレッチするように治療を行うことも有効です。体をねじったり伸ばしたりすることで左右均等にストレスが分散するようにしてバランスを調整し、首こりの改善を図ります。

温めて治す温熱療法

筋肉は冷えると縮こまり、温めると緩みます。その性質を利用するのが温熱療法です。温めることで筋肉の血管を拡張させ血流を改善していきます。
ホットパック、赤外線療法、マイクロ波療法、超音波療法など施術の方法は病院や治療院によって異なります。

筋肉を強化し首こりを改善する運動療法

トレーニング

ストレッチやトレーニング、体操をすることで、血液の循環不良の改善や肩関節部分の筋力の強化を図るのが運動療法の目的です。筋肉をゆっくり動かすことで血流が良くなり首こりが改善されていきます。柔軟性や筋力が落ちてきたなと感じている方におススメです。

体質改善にも効果が期待できる鍼灸治療

東洋医学を代表する治療の1つが鍼灸です。ツボに直接鍼を打つことで症状を改善していきます。即効性が低いといわれていますが、時間の経過とともに効果が表れ持続性があるのが特徴ですし、体質改善にも効果があります。
現在では衛生面からディスポと呼ばれる使い捨ての鍼を使用するので感染などの心配もありません。

悪姿勢の改善も大切

首は、上下左右の動きのほか回転させたりと複雑な動きをコントロールしており、日常生活を送るだけでも負担がかかっています。それに加え、近年はパソコンやスマートフォンの普及による姿勢の悪化によって首のこりや痛みを訴える人が急増しています。

特にスマートフォンは、顔さえ動かさず、うつむいた状態で長時間同じ姿勢でいるため、頭蓋骨と頸椎の境にある後頭窩(こうとうか)、盆の窪と呼ばれる部分が固まり、こりとなってしまいます。実際、スマホのしすぎで肩こりだと思っている方の9割が、実は首こりだったといわれています。

「首がまわらない」という言葉があるように、首は私たちが生活をしていくうえで重要な部分です。かといって現代社会で生活していく限りパソコンもスマートフォンも切り離すことはできません。
治療法とあわせて日常生活における姿勢、特にパソコンやスマートフォン操作時の姿勢を意識して改善していくことで、辛い首こりを徐々に軽くしていくことができるでしょう。

\この記事は私が書きました/

氏永 真司

氏永 真司

大阪市福島区MITO整体院
院長 氏永 真司(うじなが しんじ)

・柔道整復師
・鍼灸師
・整形外科付属の整骨院2店舗で院長として勤務

整形外科付属の整骨院で勤務している時に、痛みが出ている部分だけの施術には限界があることに気づきました。筋肉や骨盤、背骨の調整だけでなく内臓、静脈、リンパ、経絡などを含めて全身のバランスを調整することにより痛みが自分で改善できるようになります。

もし、あなたがマッサージや骨盤矯正を受けても痛みが改善しないのであれば、ぜひ当院にご相談ください。

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