「最近首が疲れてくると頭痛もしてくる。」
「頭痛の元は首こりかな?」
「首こりから頭痛がでるって本当?」
あなはこのようなお悩みはありませんか?
最近では。首こりからくる頭痛に悩む方がふえています。
ここではそんな首こり頭痛に関する内容を紹介していきますね。
首こり頭痛の原因
首が凝っていると、その部分が辛いだけでなく、気分も落ち込んでしまいますよね。
首こりからくる頭痛のことを「頸性頭痛」と言います。この頸性頭痛は、姿勢が悪いことにより、首から頭につながっている神経が圧迫されて起こる頭痛のことです。これは筋緊張性頭痛とも呼ばれ、頭痛の70~80%を占めます。
片頭痛と同じように不定期にズキズキとした痛みが走るため、いったいどちらの頭痛なのか症状だけではわからないのです。
片頭痛は男性よりも女性に多い症状と言われているので、女性が「頭痛がしたら片頭痛」だと思い込むのも無理はありません。
そこで頸性頭痛か片頭痛をチェックする簡単な方法があります。
- お風呂に入って楽になるのであれば頸性頭痛(筋緊張性頭痛)
- お風呂に入ってひどくなるのであれば片頭痛(血管性頭痛)
つまり、血行がよくなると痛みが消えるのなら、姿勢が原因の「頸性頭痛」の可能性が高いのです。
ただし、頭痛は、身体の不調を訴えるサインと見なされています。
「たぶん頸性頭痛だから、しばらく放っておこう」という楽観的な考えは持たないで、必ず専門医のもとで診断してもらってください。
また、頭痛と同じように、首から頭につながっている神経が圧迫されて、目の痛み、歯の痛み、あごの痛みなどが出る場合もあります。
目の奥が痛いと「1日中パソコンを見ていて目を酷使したから」というふうに思いがちです。
首は約6kgある頭の重さを常に支えているので、骨だけでなく首周辺の筋肉にも疲労は溜まりやすい状態になりますね。
考えてみると、寝ている時以外はずっとですからとても信じられないような重労働ですよね。
そんな首コリが続くと、脳への血液や酸素の供給が低下してしまい、老廃物も綺麗に流れなくなってしまいます。特に首周辺の
4本の血管(椎骨動脈)は脳へ血液を送るとても重要な血管で、これを放置しておくと
頭痛、吐き気、めまい、集中力の低下、気力の低下に繋がり、酷くなるとうつ症状も出てくる場合もありますので注意が必要ですよ。
パソコンやスマホなどを使用する頻度や時間が長い方は、長時間同じ姿勢になりがちです。
「血液循環の悪化(血行不良)」が大きな原因ですが、特に首周辺の4本の椎骨動脈は脳へ血液を送るとても重要な血管で、この血管の血液循環が悪化すると当然、老廃物が排泄されなくなりまず。
同じ姿勢が続くことによって、それだけでも血流が滞りがちになってしまいます。
パソコンを使用されている際は、前かがみになってしまうと思いますが、その姿勢を長時間続けることによって、後頭部の血流の悪化や筋肉への負担がかかっていることになるんです。
ちょっとした癖や習慣でも長時間、長期間となると負担も多くなり、影響も大きくなります。
また同じ姿勢でいることで血流が停滞すると、筋肉も硬くなってきます。
特に首周辺は頭をずっと支えていますから、コリやすいのも納得していただけるのではないでしょうか??
目の疲れからも首こり頭痛になりやすい?
また眼精疲労も首こりに大きく影響します。
ですので、パソコンを使う際はできるだけ前かがみにならないよう、良い姿勢を保つことを心がけましょう。1時間に一度は意識的に立ち上がるなどして体を動かすようにしましょう。
眼精疲労にはこめかみの周辺を優しくマッサージするか、蒸しタオルを置くなどして血行を促進するのもお手軽でオススメです。
- その他にも首こりが原因で起こる様々な症状
-
- 集中力が落ちる
- イライラや憂鬱
- 肌トラブル
- 手などのしびれ
首こりが原因で起こる症状
- 頭痛(頭重)
- めまい
- 集中力低下
- 気力低下(うつ)
- 慢性疲労(疲れが取れない)
- だるい
- 眼精疲労
- 不眠
- イライラ感
- 耳鳴り
- 冷え
- 手の痺れ
- 顔のむくみ
- 食欲不振(消化不良)
- 胸やけ
- 吐き気
- 胃痛
- 心拍数の増加(胸が苦しい)
- 肌のトラブル(乾燥・老化・吹き出物)
- 毛髪のトラブル(抜け毛・乾燥)
首こりを改善するには??
首こりを放置しておくと頭痛、吐き気、めまい、集中力の低下、気力の低下などさまざまな不定愁訴にもつながっていきます。
首や肩の周りの筋肉は意識して動かさないと同じ姿勢のまま過ごしてしまいやすい場所ですので、ある程度は仕方のないことなのですが、慢性化してしまうのはやはり避けたいことだと思います。
なので、日々の疲れはストレッチなどでケアできるとしても、本格的な予防をするとなると、頭の位置を意識して動かすことが大切です。
どういう事かと言いますと、
仕事中に自分の姿勢を考えてみて下さい。背中が丸くなっていませんか?もしなっているようでしたら、そのままでいいので、
- 背もたれに体を預けましょう
- そしてゆっくり頭を後ろにして上を見て下さい
- そこから軽くアゴを引きましょう
- 首と背中が一直線になるように意識してみましょう
- そのままの姿勢で5分ゆっくりと深呼吸して下さい
- これを1日に5回ほど繰り返します
簡単ですよね??簡単ですが、毎日継続するのもできそうじゃないですか??
改善する為には継続が大事です。たった5分でも首から上がスッキリしますよ。
食事
- 必要な栄養を取る
- 不必要なものは取り過ぎない
ことです。
食事は毎日のように食べていることなので、からだへの負担がかかりやすいです。
まずは、栄養素をバランスよく摂取するように心がけましょう。
そして、食べ過ぎや早食いに注意して、腹八分目で終わりにしましょうね。
睡眠
睡眠不足や、睡眠の質が低下していると、睡眠をとったとしても疲労が完全に抜けきらず、どんどん蓄積されていき肩こりや腰痛、頭痛などの症状が起こってしまいます。
これは、自然治癒力に大きく関係してきます。
睡眠の効果としては、下記のようになります。
- 脳と肉体の修復
- その日起きたことの整理と定着
脳とからだの修復とは、睡眠状態に入ると、成長ホルモンなどの様々なホルモンが分泌され、体の矯正や損傷部位を修復する作業が行われます。
起きている間に大きな負担があると細胞が傷つき機能低下を起こしてしまいます。その機能を回復するのが、睡眠中なんです。
睡眠中に効率よく新しい細胞を生まれ変わらせているんですね。
ストレスなどの精神的な問題も脳の情報となってきます。
ストレスは美容や健康にも影響しますので、ストレスを溜め込まないことも重要です。
睡眠をとることでストレスになっている情報も整理されるため、からだへの負担も減ってきます。
- 食事は寝る3時間前には済ませる
- お風呂は40°から43°にする
- 光の調節
この3項目は良い睡眠には必要な事なので心がけましょう。
運動
効果としては、
- 血流を良くする
- 脳を活性化する
- 体内でミトコンドリアを生成する
- 骨の生成がスムーズになる
- 心肺機能の低下防止
このように、適度な運動は体に良い影響しか及ぼしません。
普段あまり運動をしていない方は、少しずつ運動を始めてみませんか?運動をすることで、血流の改善だけでなく姿勢にもいい影響が出てくので、やはり運動は大事な要素になってきますね。
日常生活の改善
毎日の生活でいえば、デスクワークの場合は背中が丸まらないように、モニターの高さをできるだけあげて目線をおこし、キーボードをなるべくお腹の前にもってくることで肩を巻き込まないようにできるので効果があります。日々の負担を減らせるといいですね。
椅子の高さも大事です。膝は90°になるといいです。
日頃の姿勢を注意しよう
猫背でうなだれるような姿勢だと起こりやすくなります。
デスクワークやスマホの見過ぎで頭が前に出て背中が丸くなっている姿勢がまさにその姿勢ですね。
いつも片側に重たいショルダーバックをかけている人も要注意です。
重たさによって肩甲骨が下にさがってしまい、首や肩甲骨をつないでいる筋肉を常に伸ばしている状態となります。
荷物を下げている事で常になで肩の状態を作ってしまっている事になるので注意しましょう。
長時間同じ姿勢を取らない
パソコン作業などの場合、、1時間に1回は休憩を取りましょう。肩や首、腕を回したり、背筋を伸ばしたりと、ストレッチをすると効果的です。
正しい姿勢を保つ
座る時は、あごを引いて背すじを伸ばすと、頚椎が自然なカーブを描き、負担が少なくなります。正しい姿勢は疲れにくいため、日頃から意識しましょう。
冷えを解消する
首や肩が冷えると凝りの原因なります。スカーフや肩掛けなどで冷房が直接当たらないようにしましょう。
同じ腕で荷物を持たない
荷物をかける時、どうしても安定感のよい側にかけがいです。しかし、いつも同じ側に荷物をかけていると負担が偏り、首こりになりやすくなりますから、できる限り交互にかけるようにしましょう。
まとめ
首こりがあって更に頭痛が出てくると、とても辛いですよね??痛み止め等を服用してある程度おさまってくれると有難いですが、
なかなか上手くいかない事もありますよね??
そんな状態になってしまう前に、もちろんなってしまってからでも遅くはありません。
上でご紹介した簡単な方法で首こりは徐々に楽になりますよ。
確かに完全に改善しようと思えば、普段から姿勢を意識して、今までと違うことを体に馴染ませてあげなければなりません。
これはとても大事な事ですね。
それでも、自分のやり方では難しいという場合にはいつでも当院にご相談下さいね。
少しでもあなたのお役にたてれば幸いです。
\この記事は私が書きました/
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