肩こり・首こりからくるめまいの紹介!

0bce05d7fbc754a3d0361b49277c8713_l「肩こり・首こりからめまいがおきる?」

「肩こり・首こりが関係しているめまいの改善方法は?」

「病院では明確な原因が分からず、肩こり・首こりが関係しているのでは?とだけ言われた。」

このような肩こり・首こりが関係するめまいにお悩みではありませんか?

最近、パソコンやスマートフォンの普及により「肩こり・首こり」の方が急激に増加傾向にあります。

ここでは「肩こり・首こりとめまい」についてあなたの悩んでいる症状のお役に立てると思い、ご紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

肩こり・首こりからめまいが起こる原因

肩こり・首こりが関係するめまいの原因として挙げられるのが

長時間のスマートフォンやパソコン作業が大きく影響しています。

人間の頭はスイカ程の重量があります。分かりやすく例えると「およそ6kg」になります。この重さが

  • スマートフォンを触る為にうつむく姿勢
  • パソコン作業に集中してしまい猫背になっている
  • 仕事中に同じ姿勢でいる事が多い

この間、ずっとこの重みを首から肩にかけて筋肉・骨などで支えていることになります。もちろん首だけで支えている訳ではありませんが、かなりの負担がかかることは想像出来るかと思います。

この状態が長時間、長期間になってくると特に首から後頭部にかけての筋肉が緊張し、筋肉が固まると血流が悪くなります。そして脳への血流も不足する事で、

ふわふわとした感覚のめまい症状が発生します。

筋肉の中を通っている血管が周囲の筋肉により圧迫されてしまうと柔軟性が失われてしまい通る血液の量も決まってしまい少なくなりますね。そうすると脳に必要なだけの量がいかなくなってしまいめまいが生じてしまうのです。

  • 椎骨動脈の血流障害

原因として最も多いのが後頭骨と頚椎によって椎骨動脈が圧迫されてしまいめまいを生じることです。

首には内頚動脈と椎骨動脈という二つの血管が通っていて、脳に血液を運んでいます。左右にある椎骨動脈は、頚椎の小さな穴(横突孔)を通っています。脳幹部に入ると両側の椎骨動脈は一本の脳底動脈となり、脳幹や小脳に血液を運びます。

この椎骨動脈が圧迫され血流が低下しまう事で脳への十分な血液・酸素が供給されずにめまいをお発症させてしまうのです。

  • 椎の骨棘(こつきょく)による椎骨動脈の圧迫

加齢などにより頚椎に骨棘という尖った突起ができ、動かすことにより骨棘が椎骨動脈を圧迫し血流を障害します。

  • 交感神経の異常

肩こりや首のこりにより緊張が高まり血流を低下させ、平衡感覚を刺激しめまいを起こします。

  • 小脳、脳幹への圧迫

頭や首の骨が歪むことにより、そのすぐ裏にある小脳や脳幹と呼ばれる場所に定期的な刺激が入り、誤った情報が脳に送られます。

以上4つの原因のうち1つではなく、4つの原因が複雑に絡み合いめまいを起こしていることが多いと言えるでしょう

肩こり・首こりは自律神経も不調にする

交感神経の緊張

肩こりや首こりで筋肉がこると、交感神経も緊張し、それにより脳や耳への血流が減ります。そのため内耳の三半規管がつかさどる平衡機能のバランスが崩れ、めまいが起こることになります。これが主に回転性めまいの原因となります。

交感神経・副交感神経は自律神経です。

この2つの自律神経が正常な範囲で入れ替わりが起きなくなってしまうとゆっくりしているつもりでも脳や体の働きはゆっくりできていなあい状態になってしまいます。

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初めに姿勢のお話をご紹介しましたが、姿勢の悪化は自律神経の乱れも起こしてしまうこともあります。

自律神経の乱れもめまいには大きな要因になります。

この場合も姿勢の改善が必要ですが、まずは規則正しい生活。これが1番重要です。なかなか出来ないという方も多いのではないでしょうか?

しかし、人間の体を回復させるために必要な成長ホルモンが活発に出るのは夜10時〜深夜2時の間です。

この時間になかなか眠れないでいると疲れは溜まる一方となり、血流も悪くなる悪循環になっていきます。こうなると首への血流も悪くなり、めまいの原因となってしまいます。

夜に沢山のブルーライトを浴びることも交感神経が活発になり、自律神経の乱れの原因となりますので、注意が必要です。

また、体をリラックスさせることも自律神経を整えてめまいの症状を改善させるためには有効です。昼間と同じようにスマートフォンやパソコンを使用しているという方は特に、アロマやヨガなどを日頃から取り入れてみるのも良い方法だと思いますよ。

長時間の作業が当たり前と思って頑張っていると、肉体的な異変だけでなく精神的にも変調をきたしてしまいます。

ストレスは自覚していなくても徐々に蓄積されていくもので、そこを理解し、普段からストレスをためない生活や発散方法を持っていないとめまい・頭痛に繋がってしまうのです。

どんな場合にもストレスは自律神経にも作用し、正常ではなくなる場合もあります。

そうなると大変ですから、食事、睡眠、運動、入浴の時間は何よりも優先するように心がけましょうね。

めまい対策

めまいを生活習慣から予防するように心がけましょう。

規則正しい生活

夜更かしや暴飲暴食は自律神経の乱れを引き起こします。

さらにバランスのとれた食事1日3回摂取することも大切です。

タバコ、アルコールもめまいの予防、再発防止には控える事が大切です。

ストレス解消

ストレスは身体的なものと精神的なものがありますが、少しでもストレスを感じたならすぐに発散しましょう。

とにかくストレスを体に蓄積させないことが大切です。

適度な運動

適度な運動は血流の改善や姿勢の自己矯正、ストレス発散にもなります。

30分でいいので、リラックスしてお散歩する事をオススメします。

食事や睡眠など、規則正しい生活を送ることが大切です。ストレス発散のために、遊びなどを積極的に行うケースもありますが、何事もやりすぎは注意です。ストレスで自律神経が乱れるのは、カラダやココロが「今は緊急事態だ!」とスクランブルを起こし、必要が無い時でもそれが続くから。

せっかくの楽しい遊びも、過ぎてしまえばストレス要因になります。それに反して規則正しい生活は、そんなカラダとココロの過剰反応を鎮静化させることになります。

バランスの取れた食事や、十分な睡眠、適度運動を通じたストレスの解消と、それに伴う自律神経のバランス回復は、めまいはもちろん、身体の様々な症状を和らげることに役立ちます。身体の健康が取り戻されれば、めまいの症状にもよい影響があることは、間違いないでしょう。

薬は効果的か!?

病院で薬をもらったのに症状が改善しないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今ある症状を一旦改善させるには有効だと思います。しかし、寝て起きたら元通り、数日後には元通り、こんな感じでまた同じことが起こるという方も大勢いらっしゃいます。

薬だけでは、姿勢の改善ができたり、自律神経の乱れを調整する事まではできないので、なかなか発症前の体に戻る事は望みにくいと思いいます。

なので、そのような場合には先程お伝えしましたように生活習慣の見直しや日頃から姿勢を気にする事がとても大事になってきますので、意識して頑張ってみましょう。

簡単にできる改善方法

自分でできる簡単な改善方法を2つ紹介していきますね。

効果的なポイントは胸鎖乳突筋と言う、耳の後ろから鎖骨の中央まである筋肉を自分で優しく揉みほぐしてあげる事です。

この胸鎖乳突筋やその周辺は自律神経や血流に大きな影響が出やすい部分とされており、この筋肉がほぐれることで滞っていた頭への血流が回復、めまいも軽減するというデータがあります。

  1. 顔を左に向けて、首の右側の少し出っ張った胸鎖乳突筋をつまんでみましょう。
  2. 耳の後ろの付け根の部分から鎖骨までの間をつまむように持って上下に優しく揉みましょう。
  3. これを2〜3往復程度、片側ずつ左右同様に行います。

強く揉みほぐそうとしなくても大丈夫です。溜まった血液を流してあげるような気持ちでいいので、優しく気持ちの良い程度の力で行うようにしましょうね。

もう一つは、姿勢の改善方法です。

こちらは背中がもたれられる場所に座るだけです。その際に

  1. 背中はしっかりつけて少し上を見るようにします。
  2. そのままの状態でアゴを軽く引きます。
  3. この状態で5分目を閉じましょう。

これだけで構いません。少しずつでも継続して行う事が首こりを改善し、良い結果に繋がりますからね。

めまいが起きた時の対処は??

急にめまいが生じ場合には無理して動かず、横になるか、楽な姿勢で体を休める必要があります。

そして、内科や耳鼻科などの専門医に一度、診察しもらうとよいでしょう。

ただし、通常と違うめまいが生じている場合には、重大な疾患が生じている可能性がありますので、脳外科や神経内科の診断を先に受けられるとよいかと思います。

このように、最初に病院の診察をお勧めする理由は、体に疾患が現れていないかを確認するためのものと捉えて頂くと良いと思います。

耳鼻科や脳外科の検査を受けても異常はなく、めまいが止まらないときは、自律神経失調症の可能性が極めて高いと言えます。

自律神経失調症が原因によるめまいは、薬ではなかなか治るものではありませんので、継続した体の改善を頑張りましょう。

まとめ

めまいが起こる事はとても不安だ思います。ですが、怖がってばかりでずっと安静にしているよりも、自宅でご紹介した少しの時間でできる方法を実践してみて下さい。出来る範囲で少しずつ体を動かす事もとても大事ですよ。

今まさに起きている肩こり・首こりやめまいの症状は体からのサインですから、待ってばかりではなく前向きに考えていきましょう。

病院に行っても異常がないと言われた、行く前に何かしてみたいという方はまずは生活習慣の見直しを行ってみてくださいね。

また、肩こり・首こりからきているめまいでしたら整体でも改善が望めます。

ご興味のある方は一度当院までご相談くださいね。

少しでもあなたのお役にたてれば幸いです。

症状について詳しくはこちら

肩こり

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