指がしびれる『5』大原因!

指のしびれがあると、何か怖い病気ではないかと不安になりますね。指のしびれの原因は様々で、すべてが怖い病気ではありません。

そこで、今回は指のしびれる原因を『4』つ解説していきますね。

さまざまな要因が考えられますが、しびれる場所やしびれ以外の症状など、あなたのしびれの原因がわかると思います。今後の改善の為に参考になると思います。

指のしびれる原因

ここからは指のしびれる原因を『5』つ紹介していきますね。

様々な原因がありますので、あなたのしびれの原因がまた別にあるかもしれません。なので、ここで挙げる原因が当てはまるとしても、1度は必ず病院で検査を受けるように心がけて下さいね。

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

手首には指の神経が束になった手根管(しゅこんかん)という部分があります。

手根管はトンネルのようになっていて構造上狭いので、何か障害が起きてしまうと神経が圧迫されやすい部分になっているのです。

ここで神経が圧迫されると、親指から薬指の内側半分の範囲でしびれや痛みを生じます。これが手根管症候群です。

明確な原因は解明されておりませんが、女性に多い病気なので女性ホルモンに関連しているとも言われています。

また、甲状腺や糖尿病などの病気と関連することも知られています。

  • 親指から薬指の内側半分まででのみしびれが生じる
  • 夜間や早朝に強いしびれが出る

などの特徴があります。

指や手首の使いすぎ(オーバーユース)

手首や指の酷使によって手根管周囲の炎症が原因となり起こる事があります。特に野球、テニス、ゴルフなど手首を使うスポーツに多いとされています。

また仕事で手を酷使する人、最近ではPCでのデスクワークの人なんかにも多く見られるようになっていますので大多数の方は当てはまると思います。そしてこのように手をよく使う場合は自然と動かし方にも変化が見られます。どういう事かと言いますと、なにをするにも当たり前に手を使いますが、少なからず手をまっすぐ使っている事って本当は少ないんです。PCにしても包丁にしても絶対と言っていいほど手首や指を斜めに使ったり、ねじって使う方がほとんどです。この使い方をしていると骨や筋肉が自然と捻じれてしまい、負担がどんどん積み重なっていく。という事なんです。

なので手首にある手根管を通る筋肉の腱に不必要な力が加わってしまい、徐々に炎症を起こし腱鞘炎なることも原因に挙げられます。

手首の骨折や変形によるもの

この場合も上に挙げた理由とほぼ同じで、骨折後に骨はひっつきますが、100%同じ元の状態に戻る事はほぼありません。少なからず骨折した部分に角度がついたり、でっぱりができるので、ここを通る筋肉や神経に必要以上に負担がかかってしまい炎症を起こしてしまいます。また、骨の変形などによって手根管を圧迫してしまう事でも発症しやすくなりますね。

他の病気やホルモンバランス異常

詳細な原因は明らかになっていませんが、甲状腺機能機能障害、糖尿病、リウマチ、血液透析などの影響により発症する事もあるといわれています。

また妊娠や更年期障害によるホルモンバランスの変化も原因となったりします。

比較的女性に多く、特に更年期や妊娠や出産にともなって症状が出やすいことから、女性ホルモンとの関連が考えられています。女性ホルモンの乱れを契機として手の腱鞘(腱が通る管)がむくみ、その状態が手の神経を圧迫することで症状が出るとされています。

特に親指から薬指を支配下に置く正中神経と呼ばれる神経が圧迫されます。手を酷使する仕事やスポーツでも同様の理由から、症状が引き起こされることがあります。

また、他の疾患、例えば糖尿病腎不全リウマチなどの関連性も指摘されています。

東洋医学的に見た原因

東洋医学的な原因といっても目に見える原因ではなく、体の中での変化になります。

手根管症候群を発症してしまう方の特徴として、

  • 体がむくみやすい
  • 動きがゆっくり
  • 体型が丸い
  • 炭水化物を良く好んで口にする

といった方が多いです。当てはまる事が多い方は体内で「湿」と呼ばれる状態が大きくなり全体的に水分過多になっています。ですから排尿排便が少ない傾向にありますね。

原因は詳しく分かっていないと最初の方で書きましたが、以上の要因を多くの方には当てはまると思います。

手首をよく使う方に多い病気ですので不便になると思いますが、手根管への刺激を減らすために患部を安静に保つことが重要です。

胸郭出口症候群

特に女性でなで肩の人は一般的に体の構造上、この胸郭出口が狭く、胸郭出口症候群の症状が出やすいのです。

しかし男性でも胸郭出口症候群にかかる人はもちろんいます。
斜角筋や小胸筋(大胸筋の下層部にある筋肉)を鍛えている方は起こる可能性が増加する傾向にありますね。

では、どのような場合に胸郭出口症候群になってしまいやすいか、

  • 日常的に特定の姿勢を長時間続けている人(パソコン、スマホ、美容師さんなど)

一定の姿勢を長時間続けることにより、筋肉構造や体の内部構造が変化し、胸郭出口症候群を発症してしまうことがあります。
また、長時間同じ姿勢を続けていると筋肉のコリが増加し、それが神経を圧迫して何らかの症状を出すケースもあります。

仕事の関係上同一姿勢を取ることが多い人は、普段からの運動・ストレッチの習慣がとても大事です。

  • 猫背で痩せ型の人

猫背もそうなのですが、猫背の状態が長く続くと、頭が前方に出てしまっている姿勢」をしている人は特に要注意だと思います。

パソコンやスマホ・携帯電話を操作している時は、ほとんどの方がこのような姿勢になっている可能性が高いので一度しゃ、仕事中の姿勢を写真に撮ってもらうと分かりやすいかもしれませんね。

  • なで肩、首が長い人
  • 筋肉があまり付いてない、運動を日常的にしない人

猫背や頭部前方偏位などの不良姿勢により、鎖骨が下に押し下げられ、なで肩を強いられると起こりやすくなります。

また、首の形状がストレートネックになっていると、背中は同時に猫背になりやすく顎を突き出した姿勢になるので発症しやすくなります。

レントゲンで撮ると、鎖骨が下に下がっている分、首が長く見えます。胸郭出口症候群の約8割はこのストレッチ型と言われています。

正常な鎖骨の形は、『軽いV字』になっていますが、なで肩の人は一直線であるか逆にハの字になっています。肩を支える(持ち上げる)筋力が減少していることに起因します。

鎖骨が一直線からハの字の体型というのは、周辺の神経(腕神経叢)や筋肉がたえず下に引っ張られている状態です。常にと張っている状態なのでストレスがずっとかかっていますね。軽く肩を持ち上げる鎖骨が軽い逆ハの字型にする)と症状が和らぐのはこの張った神経や筋肉を “たわませる” 効果があるためです。

  • 交通事故等を経験したことがある人

転倒や交通事故等で首周辺に強い衝撃が加わってしまい、筋肉が正常な力を発揮できずに前かがみになってしまうのです。結果、それが元で胸郭出口症候群の状態になってしまうケースです。

  • 骨隆々な人(稀におられます)

このような場合は本当に少ないですが、おられます。

上半身のトレーニングを継続しておられる方に多く、隆々な筋肉に発達した結果、筋肉が密になってくるのでその隙間を通過している神経や血管が圧迫されて胸郭出口症候群の症状が出てしまうというケースです。

血行不良

長時間正座をした時に足がしびれたという経験はあなたもあるのではないですか?体重で足の血管を圧迫して血行不良を起こし、末端神経が圧迫されて起こるしびれです。

腕枕をして眠り、起きた時に腕の感覚がないというのも同じで血行不良が原因となっています。このような場合のしびれは、圧迫を解くことで次第に改善されていきますよね。

しかし、血行不良によるしびれは一時的な圧迫によるものばかりではありませんストレスなどが原因で自律神経のバランスが乱れたりすると、血管が緩まなくなってしまい血行不良となり慢性的にしびれを感じることがあります。

しびれということで、手足の神経や脳神経などを調べてもらっても原因が見つからない場合は、血行不良によるしびれである可能性が高くなります。

強いストレスで自律神経がバランスを崩さないよう生活リズムを変えて規則正しい生活を送ることや、ストレス発散、リラックスできる時間を意識的に作るようにしたり、全身的に血行をよくするよう心がけましょう。

血行を良くするには、「お風呂でゆっくり体を温める」「姿勢を良くする」「軽い運動を日課にする」といった方法があります。

循環器系障害

血管などの循環器に障害が生じることにより指にしびれが生じることもあります。ここでは、代表的な2つの原因についてお伝えしていきます。

閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)

足の冷えやしびれが生じ、歩行困難となることがあります。休憩すると症状は改善されますが、歩行時にはまた現れます。

高血圧・糖尿病などが原因で動脈が硬化し、血流障害を起こしています。脳梗塞につながる症状ですので、早急に循環器科を受診することをお勧めします。

バージャー病

閉塞性動脈硬化症と同様で、足の冷えやしびれが生じ、歩行困難となることがあります。足先の血行が悪くなり潰瘍(かいよう)ができることもありますので注意が必要です。

発症者の多くは喫煙者か喫煙経験者と言われています。

末梢血管の血流障害により血管が閉塞してしまい、閉塞した部分から先の神経細胞が壊死するところまで進行してしまうと外科的な処置となりますので、気になる方は早急に循環器科を受診することをお勧めします。

指神経麻痺(ししんけいまひ)

指神経には正中神経尺骨(しゃっこつ)神経という2本の神経があります。これらの神経のどこか一部を常に圧迫するような動作をすると指にしびれが発生することがあります。

例えば楽器を演奏する際にいつも親指関節部分に楽器が当たった状態になるとか、仕事で使うドライバーの柄がいつも親指の付け根あたりに当たるなど、特殊な動作が原因になります。

慣れているように思うかもしれませんが、同じ作業を長く続けている場合ほど細胞や血管が回復できなくんっている場合がありますので注意が必要です。

指神経麻痺は、どこか一点を強く押した時にしびれが発生するので、しびれのある指から手首にかけてのどこかを押してみて、しびれが強くなる部分を探します。

その部分にいつも負担をかける動作をしていれば、それが原因となります。

その動作を控えたり、負担が軽くなるような工夫(手袋を付けてみるとか)で改善されます。

ちょっとした工夫で改善される可能性のある症状ですので試してみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここでは『5』つの原因について紹介していきましたが当てはまっても、当てはまらなくても、指のしびれが気になる場合や長期的に症状がある場合は、病院で検査してもらうことをお勧めします。

何もないようでしたら一安心ですし、何かあった場合は手遅れになる前に対応できますからね。

投薬等でもなかなか改善せず、悪化するようなら手術も考えなければいけなくなる場合もあります。そうなるととても不安ですし手術をして症状が再発しなくなれば良いですが、それも難しいと思います。

そうなる前に1度当院にご相談下されば、きっとあなたのお役にたてると思います。

少しでもあなたのお役に立てると幸いです。

\この記事は私が書きました/

氏永 真司

氏永 真司

大阪市福島区MITO整体院
院長 氏永 真司(うじなが しんじ)

・柔道整復師
・鍼灸師
・整形外科付属の整骨院2店舗で院長として勤務

整形外科付属の整骨院で勤務している時に、痛みが出ている部分だけの施術には限界があることに気づきました。筋肉や骨盤、背骨の調整だけでなく内臓、静脈、リンパ、経絡などを含めて全身のバランスを調整することにより痛みが自分で改善できるようになります。

もし、あなたがマッサージや骨盤矯正を受けても痛みが改善しないのであれば、ぜひ当院にご相談ください。

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