ストレートネックだと諦めていませんか??
治療の方法もあるのでこれからの参考にして頂きたいと思います。
ストレートネックは、スマホやパソコンをよく見る現代人であれば誰もがなり得る症状です。
まだ酷くはなくてもその傾向がある人、予備軍はたくさんいます。
スマホをよく見ていて首が痛くなる、肩こりが酷いという人は、ストレートネックにならないように日常生活で気を付けて生活するだけでも改善できます。
自分がストレートネックかもと思う人は、竹井氏のタオルストレッチ法、酒井氏のあご押し体操にテニスボール改善法をやってみてください。どれも家で簡単にできる方法です。
1.枕を使わず眠ることで首のコリを防ぐ
ストレートネック向けの枕も売り出されてはいますが、あえて枕を使わないという方法もあります。
枕なしで仰向けに寝ると首や肩の緊張状態がほぐれ、ストレートネックの原因になるコリを防ぐことができます。
高い枕を使っているという人は、すぐに止めてみてください。どうしても枕が必要という人は、寝返りが打ちやすい枕や低い枕を使用するといいでしょう。
2.理学療法士医学博士が監修した「タオルストレッチ」
画像引用元:画像引用元:NHK ためしてがってんヒストリー「ああ!首と肩がツライ 肩こり根治マニュアル」頚椎のわん曲を取り戻す
NHKの健康番組、「ためしてガッテン」で2015年9月9日(水)に放送されたストレートネック改善法です。ストレートネックの改善と共に、首のハリも同時に取り除けます。
これは筋膜リリース体操と言って、理学療法士医学博士である竹井仁教授が監修した方法です。フェイスタオル1枚あればできるので、家でも仕事場でも簡単に取り組めます。
このストレッチ法を実践すれば、ストレートネックの特徴である首が真っすぐになっている状態を湾曲状態にすることが可能です。
- 肩より耳が前に出ている
- 頷くことが辛い
という症状がでている人は、ストレートネックの兆候があるので試してみましょう。
タオルストレッチのやり方
- フェイスタオルの両端を両手で持って、首の後ろにタオルの中心部を当てます。タオルの端は顔の前にくる形です。
- タオルを持ったまま両手を斜め上に上げて、タオルを引っ張り、頭を少し上に倒した状態にします。
- その状態で顎を喉のほうに引き付け、頷く動作をします。これを5秒~20秒行います。
このストレッチを、1日5セットを目安に行いましょう。ストレートネックが解消されていきます。
ただし、首の痛みが強かったり、ストレッチで異常を感じた場合はすぐに中断してください。
3.肩こりも解消できる柔道整復師考案の「あご押し体操」
さかいクリニックグループ代表の柔道整復師、酒井慎太郎氏によるストレートネック解消方法です。
フジテレビのお昼の番組、「バイキング」でも紹介されました。ストレートネックによる肩こりの解消を目的としています。
この体操をすると、緊張し続けた筋肉がほぐれ、首や肩への負担が減ります。あご押し体操をすれば、ストレートネックが治るだけではなく、首や肩の凝りも劇的に改善することが可能です。
あご押し体操のやり方
- まず背筋を伸ばしてし、頭をまっすぐにしておきます。
- 頭だけをできる限り前方に突き出します。このとき、身体を動かさないようにします。
- 顎に指をあてながら、水平にスライドさせるように後ろへぐっと強く押します。首の後ろが伸びる感覚がしたら成功です。
これを1日2〜3回行います。続けてするのではなく、15分から30分間隔で行うようにしてください。首が本来のカーブを取り戻し、そのついでに肩こりも改善します。
4.テニスボール2個を使い横になるだけの「テニスボールストレッチ」
これもあご押し体操と同様に、酒井慎太郎氏が提唱しているストレートネック解消法です。
使用するものはテニスボール2個とテーピングだけ。固定できるようであれば、テーピング以外のもの、例えばガムテープでも大丈夫です。テニスボールは硬式のものを使います。
このテニスボール法は、腰痛の改善でもよく使われます。身体を動かすことがあまりできない妊婦にもおすすめの方法として、病院で勧められている方法のストレートネックバージョンです。
このストレッチではテニスボールを2つ合わせて使いますが、その形状に似せたアイテムが商品化され、マッサージ道具として売られています。どうしてもテープが外れてしまう、テニスボールを持っていない人は、専用のマッサージ道具を購入して使用してみてください。
テニスボールストレッチのやり方
- 後頭部の首を触り、一番出っ張っている骨を探します。ストレッチを始める前に、その下の窪みを正確に見つけておくことがポイントです。
- 床に厚さが2cmほどある本を置き、その本の端にテニスボールを置きます。
- 1で見つけた窪みにテニスボールを押し付けながら仰向けに寝ます。
このストレッチをするときに大事なことは、受けた圧力がおでこの上、つまり斜め上に抜けるように意識することです。
1日3分だけも十分効果があり、あまり強く押す必要はありません。寝る前の習慣としてテニスボールストレッチをするといいでしょう。
簡単にできる方法でストレートネックを改善!
タオルもテニスボールも高い器具ではありませんし、枕に至ってはなくすだけでいいので、すぐに実践できます。
ただ、ストレッチ法や体操をするとき、痛みが走るようでしたら危険サインなので中止するようにしましょう。無理のない範囲で行ってくださいね。
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