「仕事や家事のやる気が起きない・・・」
「微熱っぽい感じが取れない」
「体が重だるくて仕事も学校も休みがちになっている」
その状態が長く続いていると慢性疲労症候群の可能性がありますよ!!
最近、注目されている慢性疲労症候群ですがどのような状態なのかご存知でしょうか?
慢性疲労症候群といってもただの疲労ではなく、やる気が起きない、朝も起きれない、スッキリした気分にならないなどの状態が長く続く事で免疫力や体力が低下する事もあります。
慢性疲労症候群についてここでは紹介していきますので、あなたの状態と照らし合わせながら読んでいただけたらと思います。
慢性疲労症候群は、ある日突然原因不明の強い疲労感が始まり、生活に支障をきたしてしまう状態の事を言います。
ただの慢性疲労や疲労感がちょっと長く続いているだけのように誤解されてしまいがちです。
ですが、最近では慢性疲労症候群から身体的・脳の様々な機能障害に至るまで様々な障害も生じていることが分かってきています。
うつ病や不安障害などに合併して慢性疲労症候群と言われる状態がおこることもあります。
慢性疲労症候群の疲労感は、「何となく」「疲れやすい」で寝たら回復するような日常的な疲労とは違い、筋肉痛、頭痛、微熱、のどの痛み、リンパの腫れなどの風邪をひいた場合のようなはっきりとした不調が認められることも多く、1日2日休息しても回復しないと言われています。
慢性疲労症候群の原因は?
原因と言われるものは様々ありますが、主に精神的・肉体的ストレスからくる免疫異常で、体内のウイルスが活性化し、脳や身体に慢性的なダメージを与えてしまうと考えられています。
最近までまったくの原因不明との事でしたが、ようやく研究などで少しずつ発症のメカニズムがわかってきているようです。
明確ではありませんが、
- ストレス
- 過去のウイルス感染
この2つの関係性が大きく、ここから疲労やストレスを引き金にして免疫異常が起こり、全身の機能低下に影響すると考えられています。
疲労やストレスがかかり続けると体の抵抗力が落ちて免疫機能が低下し、過去の感染後体内に残っていたEBウイルスなどが再活性化します。これによってサイトカインという免疫物質が過剰に作られます。
このサイトカインはウイルスと戦うために必要な物質なのですが、過剰になると脳などにダメージをあたえます。脳の機能を低下させ、倦怠感や疲労感を引き起こす原因になってしまうのです。
「慢性疲労」の基準とは?
慢性疲労症候群は通常の疲労とは違います。
ではどのような基準があるのでしょうか??
厚生労働省の研究班が2012年に発表したガイドラインによると、以下のうち、5つ以上の症状があることが基準になっています。
- 十分に休んでも24時間とれない疲労
- 筋肉痛
- 多発する関節痛(腫れはない)
- 頭痛
- のどの痛み
- 睡眠障害(不眠・過眠・リズム障害)
- 思考力・集中力の低下
- 微熱が続く
- 首のリンパ節の腫れ
- 筋力の低下
この中で当てはまるものがある場合はまずは医師に相談してみると良いと思います。
改善するためには1日休息を取るぐらいでは無理な場合が多いので全体的な疲労の緩和や全身の改善が必要になると思います。
整体でもお手伝いができると思いますので、あなたの慢性疲労症候群を改善していきましょう!!
\この記事は私が書きました/