産後、それまで感じた事のない違和感を感じると不快になりますよね・・・
お子様もいることで簡単に病院にもいけないし・・・
なかなか人にも言い出しにくいと思います。
ですが、産後の痔でとてもお困りの方はあなただけではありませんので安心して下さい!!
産後の痔にならないために、もしくは産後の痔でお悩みの場合でも対処法を知っているのと知らないのとでは生活の安心感も違ってくると思いますので、ここで紹介する内容を日常生活に当てはめて頂き、少しずつでも実践して頂けると嬉しく思います。
産後の痔になりやすい原因
産後は骨盤の不安定感や姿勢不良などで特に血流が悪化していると言われています。
そして、そもそも痔の原因は静脈の流れが悪くなることなので、産後の痔になりやすい身体の状態になっているという事になります。
なぜ静脈の流れが悪くなるのか?
ただ単に「痔」になっている部分だけの静脈の流れが悪いわけではありません。
肛門の静脈の血は、肝臓を通って心臓に戻ります。この経路に問題が起こっているのです。
例えば、キツイ指輪をはめると指先が「うっ血」して色が変わり太くなりますよね。それと、同じように腹部から心臓の静脈の経路で問題が起こると、末端である肛門部で「うっ血」が起こります。
これが、「痔」の正体です。
女性特有の「妊娠・出産」による「痔」のご相談が多いのには理由がああります。
妊娠中は、つわりで食事の量が減ったり、偏食になったり、あるいは妊娠後期の大きくなった子宮の圧迫で内臓が圧迫されたり、女性ホルモンの影響で消化器の働きが弱ったりして、循環の悪化をきたすことが多いのです。
■産後の痔はなぜ起きる
産後に痔になる理由はいくつかあります。第一に、妊娠中から便秘になる人が多いこと、そして分娩時の「力み」などで肛門に大きな負担がかかり、痔が起きやすくなることが考えられます。
加えて、たびたびの授乳や赤ちゃんのお世話などで生活リズムが不規則になり、食事の時間やタイミングもおろそかになり、排便のタイミングを失う場合もあります。
育児による疲れやストレスといった産後の忙しさの中で、便秘がちとなり、痔へと繋がってしまうということですね。
また、授乳中の人は、母乳に水分をとられるためにふだんより水分不足になり、便秘になりやすくなる可能性もあります。
- 東洋医学的にも「冷え」と「血の滞り」が痔に関係すると考えられている
冷えることでも肛門の筋肉や血管が収縮することで痔ができやすくなったり、痛みが出やすくなったりします。冷えと痔には密接な関係があり、気温が下がる冬場には痔に悩む人が増える傾向があります。
女性の場合はホルモンバランスが男性に比べて乱れやすく、冷え症の人が多いため痔になりやすい傾向があります。
肛門の血流が悪くなることは痔の原因となります。血流が悪い状態のことを「瘀血(おけつ)」といい、静脈血の流れが悪くなることを言います。
血が滞っている状態では患部が腫れやすく、痛みも出やすくなります。
妊娠すると子宮が大きくなって腸の動きが妨げられることにより、便秘になりやすくなります。そのため妊娠中には便秘でいきんだ時に切れ痔などになってしまう妊婦さんも多いのです。
また、黄体ホルモンの影響などがあり、骨盤内がうっ血しやすい状態にあるため肛門周囲の血流が悪くなりやすくなります。お産の時にいきんで痔を悪化させてしまうこともあります。
痔になると排便が怖くなって便秘を引き起こしやすく、さらに痔を悪化させやすいため早めの対処が肝心です。
痔を予防・悪化させないためにできること
「冷え」と「血の滞り」が痔を悪化させる大きな原因であるため、冷えをとり、血の巡りの良い状態を目指すことがセルフケアにおいて重要になります。
- 冷えないカラダ作り
循環不良の場合、これだけでも痔には繋がりやすくなるので、温かい食事や体を温める食材を取り入れてみましょう。
また、入浴は冷えをとり、患部を清潔に保つことにもつながります。シャワーで済ませないで、ゆっくりと湯船に浸かって冷えをとることも痔の対処と予防になります。
肛門周囲の血の滞りを防ぐには、長時間座り続けないことが大事です。育児の合間に少し歩いてみたりストレッチするなどして、こまめに姿勢を変えるようにしましょう。、軽めの運動を日常的に取り入れると血流改善にも繋がると思いますよ
まとめ
産後は女性特有の「痔」になりやすい事が多く、なかなか相談もできない方も多いようです。
しかし、根本的な改善を行わないと症状がいつまで経ってもよくならない事の方が圧倒的に多いと思いますので、勇気をだして受診してみましょうね!
整体でも産後の痔に対して有効な方法がありますので、いつでもご相談くださいね!
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