患者様の情報
20代 女性
症状
高校生の頃からたまに腹痛がありその直後にはトイレに行きたくなるという感じだったそうです。当時は特にストレスや嫌な事も感じていなかったので体質かなと思っていたそうです。
社会人になると朝の通勤時に週4回は腹痛と下痢があり出勤時には気をつけて電車に乗られていたそうです。
仕事中は特になにもなく、通勤の場合にだけ腹痛と下痢で途中下車も何回もしているとの事でした。
病院で検査を受けても特に異常は無いとの事で過敏性腸症候群と診断されたそうです。
背中が張って腰が緊張しておられましたのでその部分も気になっているとの事でした。
治療経過
背中や腰の緊張も過敏性腸症候群と関係していて、どちらかでは無くどちらも含めて全身整体が必要でした。特に背中の硬さは改善しなければ過敏性腸症候群も改善しないので一緒に経過を見ておこない、少しずつよくなるから大丈夫とお話をして始めました。
1ヶ月通院して頂き、腰や背中の緊張が緩む事を実感して頂きました。お仕事の疲労やこれまでの日常生活習慣は簡単には体から抜けないので少しずつ摂生を意識して頂きました。
3ヶ月経過して腹痛の回数は減ったが職場についてから週の半分は下痢との事でした。電車内で腹痛にならなくなっただけでも気が楽になっているとお話がありました。背中〜腰はまだ明確な変化は無いようでした。
6ヶ月が経過して腹痛は1ヶ月に数回になっているとの事で、下痢も1週間に2回ぐらいになっているようでした。背中〜腰も徐々に改善傾向のようでした。スムーズに改善しない期間もありましたが徐々に全身が良い状態に変化しておられ改善してきて良かったとお話して頂きました。
10ヶ月が経過して症状はほとんど気にならなくなっている様でした。背中〜腰もたまにしんどいなと感じるそうですが以前のようには感じられずこちらも意識する事はほとんど無いとの事でした。
現在も定期的に整体をしながら調子を伺っておりますが体調不良ほとんど無く生活しておられます。これからももっと生活が楽しく感じられるようにお手伝いしていきたいと思います。