患者様の情報
30代 女性
症状
学生の頃にちょっとした衝撃で片側の脱臼をして以来それまでは無かった顎関節症の症状が出ているとの事でした。
開閉時のクリック音やロックなどや大きく開けると外れそうな感覚と痛みがあるとのことでした。
首や肩にも痛みを感じるようになり顎関節と関連があるのかなと感じ始めたそうです。毎日動かす部分でもあるので今後更に酷くなるのは嫌だとの事でお悩みでした。
治療経過
顎関節の動きが左右で違いが出ていて、周辺の筋肉も硬く圧痛も気づかなかったとの事で、思っているよりも悪い部分を気づいていただく事になりましたが、改善する事も気づいていただけるように整体をしていきました。
3回目には圧痛が少なくなり動く際のクリック音も意識すればならない動きを自覚して頂けるようになりましたが動かす度に意識する事は難しいので整体中に一緒に練習する事も行いながら、全身の改善も同時に行い首の調整も少しずつ効果を実感して頂けるようになりました。
2ヶ月経過して動きの改善はかなりできましたがふとクリック音がする事はまだ残存していたので継続して顎関節の調節だけでなく全身の改善も整体していきました。
5ヵ月が経過するまで動きが不調になったり痛みを感じる事もたまにありましたが徐々に改善傾向になり開口時にも左右に動く事も減っておられました。
8ヶ月が経過した頃には圧痛もほぼ無くなり左右の違いも減り開閉時の痛みも忘れる事も増えていらっしゃいました。ちょっとずつでも改善している事も実感して頂けていたのでこれからももっと改善出来るようにお手伝いしていきたいと思います。