患者様の情報
この方は11年前に頚椎ヘルニアの診断を受けました。
その時は首が痛くて手に痺れはありませんでした。病院では首を引っ張る牽引を週に1回行っていましたが、効果はなかったそうです。
それからは痛みがマシになったり、疲れると痛みが出たりという感じで症状自体はずっとあったと言います。
2年前からは夜寝てる時に右腕が痺れるようになりました。毎日ではありませんでしたが、痺れが出始め、枕が合っていないのかと思い何度か高い枕も買って使っていたそうです。しかし痺れは徐々に睡眠に支障をきたすまでになってきました。
ここ半年は、痺れと痛みで目が覚めることがかなり増えました。朝起きても疲れが取れておらず、日中に眠気が気て仕事に影響が出ると言われてました。
自力で何とか治したかったそうですが、もうさすがに無理だと思ったそうです。
そして当院へ来られました。
治療経過
ストレートネックで背骨の弯曲が少なく全体的に扁平でした。
昔のスノーボードをやっている時の股関節の怪我も影響して骨盤の歪みが著明にありました。それによって下肢の動きに左右差がみられ、バランスも片足立ちは左右差が著明に出ていました。
施術は1週間に1回のペースで通ってもらいました。
2ヵ月目になると、時々あった首の痛みがマシになってきました。この時はまだ寝てる時の痺れはありました。
4ヵ月目には寝てる時の痺れがマシになってきました。痺れと痛みで目が覚めていたのがかなり減ったと喜ばれていました。片足でのバランスもかなり安定してきました。
2週間のペースで継続しその後もゆっくりですが改善していき、7か月目頃には寝てる時の痺れは無くなり起きることはなくなっていました。
久しぶりにしっかり寝れてると実感されていたようです。
現在はヘルニアの症状は出てませんが、また別の症状が出てきているのでそれの改善に向けて治療しています。