患者様の情報
この方は、以前から片頭痛がよく起こっていたそうです。片頭痛がすると市販の頭痛薬を飲んでしのいできましたが、ずっと飲み続けるにも抵抗がありました。
仕事は元々営業職だったのですが、2年前に転職してからはパソコンと毎日にらめっこ状態になりました。そのあたりから、片頭痛の痛みの程度と頻度が増えました。
今まで感じていた片頭痛よりも更に辛くなり、ひどい頭痛の時には仕事に集中できません。ですので仕事が中断し、会社で終わらなかった仕事を家で終わらせるという事が多々あったそうです。次の日は朝起きたら頭痛は治っているのですが、寝不足感と疲労感が半端ないとの事でした。その日はやはり一日しんどく、薬を飲むのに抵抗があったのですが、どうしてもという時には飲んでいました。しかし、薬が効くときもあれば効かない時もあったと言います。
どうにかこの片頭痛を少しでも改善できればという思いで当院に来院されました。
治療経過
本人さんは首が硬くなっているのが原因だと言われてましたが、頚椎の動きはちゃんと動いてました。上部の方はやや硬さがあったのですが、それ以上に胸椎の硬さの方が原因になっている状態でした。
胸椎の硬さの原因は内臓が関係していました。肝臓と胃です。
肩甲骨の裏の筋肉も硬く指が入らない状態にまでカチカチになっていました。
全身整体で1週間に1回まずは通ってもらいました。
早食いの多食いだったので食生活の指導もしながら内臓整体も行い、6回目の2ヶ月過ぎた頃にかなり片頭痛が良くなったと言われました。肩甲骨がかなり柔らかくなっていました。
その後も2週間に1回で継続してもらい、半年頃には月に2、3回にまで減ってました。しかも片頭痛が出ても以前みたいに、仕事が中断することはなく家に持ち帰るということもなくなったと喜ばれていました。
内臓の状態はまだ完全に良くなっていなかったので、引き続き食事の仕方を意識してもらいました。食事内容も指導して水分をたくさん摂るようにお伝えしました。
ちゃんと会社で仕事を終わらせて、家でしっかり寝るということがとても体に良いことなんだと実感したそうです。回復力と言われても最初は良く分かってなかったそうですが、ようやく意味がわかってきたと言われてました。
その後は月1回のメンテナンスで調整していき、現在はほとんど頭痛は出ていません。内臓の調整や日々体に溜まる負担を施術で取り除いています。
薬も飲まなくなり健康に対しての意識が変わったと言われてました。