患者様の情報
3週間前から耳鳴りがしだし、右よりも左の方が大きく聞こえました。たまに自分の声も響くようになり、耳鼻科に行って診察を受けました。聴力は問題ないので特に治療は無いと言われたそうです。
耳鳴りは以前からたまにはあったそうですが、すぐに治まるので気にしていなかったそうです。
今回病院でやる事が無いと言われたので、とりあえずそのまま様子を見ていましたが耳鳴りは一向に治る気配が無く、だんだんと睡眠にも影響してきました。特に入眠に時間がかかるようになりました。今までは夜布団に入ると30分以内で寝れていたのが、耳鳴りになってからは1~2時間はかかるようになったそうです。夜中に目が覚めても耳鳴りが気になって目がさえてしまうことも増えてきました。
しっかり寝れないと次の日がしんどく日中が眠いのでしんどいと言われてました。
このまま治らなかったらどうしようと不安になり、知り合いの紹介で当院に来院されました。

治療経過
姿勢はそこまで悪くは無く、内臓が気になりました。腎臓と大腸の反射ポイントに硬結と圧痛が出ていて、血液検査でも引っかかっていると言われてました。
肋骨の動きも左右で違うのと、骨盤や頚椎にも左右差がみられました。
耳鳴りがしだしたのは3週間前ですが、体の状態の悪さはもっと根が深いという事をお伝えしました。
通院は1週間に1回のペースで通ってもらいました。
3ヵ月目になると全体的に緊張気味だった体が緩んできていました。便の状態も変わってきたと言われました。
半年たった頃には、何となく最近は耳鳴りが小さくなっていると言われてました。
その後も2週間に1回のペースで通ってもらい、徐々にですが改善していき、1年経った頃には耳鳴りは最初に比べてかなり小さくなっていました。
入眠にも時間がかからず以前のように寝れているとの事でした。日中も眠くならず夜しっかりと寝れているんだという実感があったと言います。
その後は1ヵ月に1回で継続していき、1年半年頃には左耳のみになっていました。気にすれば聞こえますが、ほとんど気にならない位にまで良くなっていると言われてました。
現在も通院しており徐々に良くなってきてます。