患者様の情報
4ヵ月前の起床時になぜか手が痺れていました。その痺れは時間と共に無くなっていったのですが、また翌日も同じような感じで痺れが出るようになりました。
この方は痺れることに対してとても恐怖心があり不安になり、すぐに病院に行きました。そこでMRI検査を受けて頚椎ヘルニアの診断を受けました。
最悪の場合は手術が必要になると言われたことがさらに恐怖心をあおったと言います。痺れが出てるだけで不安なのにその上手術をしないといけないかもしれないと思うと、ショックで寝れなくなるような気持ちになったそうです。実際睡眠が浅くなったとのことでした。
薬を処方され飲んでいましたがしびれは改善せず、むしろ起床時以外にも痺れが出るようになりました。痺れで生活に問題は無かったのですが、毎日不安との戦いだったそうです。
整形外科では薬を処方されてストレッチをして下さいと言われただけだったので、近所の整骨院へ行ってみました。そこでマッサージや骨盤矯正を受けましたが全く改善はしなかったそうです。
どうにかならないかと不安のあまりネットで調べて当院のホームページにたどり着き来院されました。
治療経過
姿勢が前方重心姿勢で、ストレートネックでした。肋骨が固くなり横隔膜にも影響が出ていて呼吸が浅くなっていました。呼吸が浅くなっているのは本人さんは気づいてなかったです。
背骨は胸椎全体的に硬くなっており、肩甲骨の動きにも左右差が出ている状態でした。
まずは1週間に2回のペースで通ってもらいました。
初回の施術後に呼吸が深くなった感じがすると言われましたが、これが本来の状態だとお伝えしました。体が今の状態になれてしまっているという事です。
2ヵ月目に入り10回目辺りで痺れに変化が出てきました。この時の表情はとても嬉しそうでした。毎日感じていた痺れが、毎日ではなくなってきていたのです。
その後も継続してもらい、3ヵ月目には痺れはたまに出る程度になりました。起床時の痺れはなく、ふとした時にだけ痺れが出ると言った状態です。本人さんも痺れが軽減して手術もしなくていいと思うと、不安から解放されたと言われてました。
まだ再発の可能性はあるので、2週間に1回のペースで通ってもらいました。
7か月目には痺れはもう出なくなったと言われてました。
その後は1ヵ月に1回のメンテナンスで継続してもらい、現在1年8ヶ月経ちますが、痺れはなく最初よりも体が変わった実感があると言われております。