患者様の情報
10代 女性
症状
登校したくない、頭痛がする、身体が怠い、昼からしか身体が起きない、よく立ちくらみがする等の自律神経の不調も重なって起立性調節障害が続いているとの事でした。お薬ももらっているがなるべく飲まずに改善したいしさせてあげたいとお母様からもお話がありました。
猫背で呼吸も浅く頭位も前方首から肩にかけて緊張しやすくなっていました。
10代でもこころの不調にはなりやすいのでお話も無理に聞き出したりせずになるべく本人から話してもらえるようにしました。
治療経過
初めは口数が少なくあからさまに警戒されていましたがゆっくりとお話をさせていもらい徐々に打ち解けてもらいました。
10代でも効果が早く出るわけではないので徐々にですが、まず首や肩の緊張がゆるくなり猫背も自分で意識できるようになっていきました。11回目の頃には不調を自覚する事が無くっているようでした。
頭痛や起床時の体の怠さは少し時間がかかりましたが半年が経過した頃には最近マシですと本人から教えてもらいました。朝に起きることもだいぶマシになったようで学校を休むことはなくなっているとの事でした。今までもずっと普通に生活したいと思っていた事が少しずつ実現できてきていつの間にかできるようになっているとビックリしたお話をしてもらい喜んで頂きました。