患者様の情報
1年前から、嗅覚障害と鼻詰まりの症状に悩まされるようになりました。子供の頃から鼻は弱く風邪をひくとすぐ鼻の症状が出ていました。
1年前はちょうどコロナが流行している時期でしたので、自分でコロナかもと思っていたそうですが、PCR検査を2回しても陰性だったそうです。
耳鼻科で診てもらい、鼻の奥には鼻茸ができていて、難治性の副鼻腔炎かもしれないと先生に言われました。手術をして鼻茸を切除するか。薬で様子を見るかどちらかの治療しかなかったと言われてました。とりあえずすぐに手術はしたくないとの事でしたので、薬で様子を見ていました。しかし、全く改善しないので、先生には手術を勧められたと言います。
そして半年前に手術をしました。術後は症状が取れて快適だったそうですが、2ヵ月経った頃から再び同じ症状が出てきました。再度手術もできないし、薬も相変わらず効かないのでお手上げ状態だったと言います。
そして当院に来院されました。
治療経過
姿勢が悪く、肩は内巻きで頭が25度前に出ていました。骨盤の歪みが著明にあり、背骨も何か所か歪んで硬くなっていました。
胃の調子も数年前から良くなく、逆流性食道炎のような症状が出ているとのことでした。鼻と胃の関係性を説明し施術開始となりました。
まずは1週間に1回の頻度で通ってもらいました。3ヵ月目に鼻詰まりがマシになってきたとのことでした。本人さんはだんだん希望が見えてきたと喜ばれていました。
その後は2週間に1回と頻度を変えて通院を継続していきました。
調子のいい時と悪い時がありました。月に何日かは症状が全く出ない日がありました。その時は鼻詰まりも嗅覚も調子が良かったです。
その後半年頃には、鼻詰まりがさらに改善されて、嗅覚もだんだん戻ってきているとの事でした。
8か月目も同じような感じで経過していき、大きな変化はありませんでしたが、徐々に良くなってきていると本人さんは言われてました。
1年が過ぎたころには、鼻詰まりは7割くらい改善していて、嗅覚もほぼ改善していました。
最初は薬も効かないし手術しても治らないしですごく不安だったそうです。今では元気になり、定期的に体の調整をしに来られています。