患者様の情報
2年半前くらいから喉の違和感を感じるようになりました。特に思い当たる原因が分からなく、病院に行くと自律神経と言われ心療内科を勧められました。しかし、心療内科では自律神経の症状ではなさそうと言われ、逆流性食道炎ではないかと言われたそうです。
胃カメラ検査では、特に異常はなく何が原因だか分からなかったそうです。
ネットで自分で調べてみても、これと言ったはっきりとした情報が無く困っていました。
喉の違和感は生活する上で支障は無かったのですが、ずっと続くとやっぱり不安になってきました。慣れてきたというのもありますが、息苦しいような感じになったり、何かがへばりついている様な感じになったりと、本当にそうなっているのか精神的なものなのかがわからず、不安が悪循環してきているという不安が出てきたそうです。
そしてネットで当院を見つけて来院されました。
治療経過
この方の姿勢ですが、骨盤が後傾し猫背で頭が前に19度出ていました。
背骨の固さ特に頚椎、胸椎の硬さがあり第4,5胸椎は凹んで歪んでいました。以前の左足関節の骨折が影響しており、左足から左骨盤そして背骨へと影響していました。筋緊張も左右差がある状態でした。
まず1週間に1回のペースで通院してもらいました。
10回前後で何となく喉がマシな日が増えてきたと言われてました。しかし、15回目前後ではまた元に戻ったような感じでした。
バランスが整ってきたので2週間に1回ペースにしました。
半年頃には、喉の違和感はマシになってきており、気にならない日も増えてきているとの事でした。そして徐々にゆっくりと改善していきました。
それからも継続していき、1年たった頃に喉の調子を聞いてみたら、そういえば最近は全く感じてないと驚かれてました。気づかないうちに良くなっていることは自然な治り方だったので良かったです。
その後も1ヵ月に1回メンテナンスに来てもらい、もう喉は気にならなくなりました。