患者様の情報
3週間前に、右肩を挙げた時に痛みを感じました。普通に挙げたのではなく、5,6kgの紙袋を肩の高さから上に持ち上げる動作をしたそうです。その時にピキッと痛みが走りました。
今までは肩を怪我をしたこともなく、痛みが出たのが初めてだったので、びっくりしたそうです。
その後は、肩をある一定の角度まで挙げると痛みが出るようになりました。それ以外は普通に挙げても大丈夫なのですが、肩を挙げることに慎重になっていきました。家事や仕事の時に、右肩を挙げると痛みが出るのでだんだん不安が強くなっていきました。
整形外科に行き注射を打ってもらい、2,3日は良かったのですが、また痛みが出ます。病院では注射を5回は打つように言われていたそうですが、根本的に治さないとダメなのではないかと思い、通院しなかったとのことです。
そして、当院に来院されました。

治療経過
まず肩の状態をチェックしたところ、肩甲骨の固さと鎖骨の動きに左右差がありました。
姿勢の影響もあり、肩の高さにも若干の違いがありました。右肩下がりでした。
右肩の痛みでも、全身の影響を受けることで肩甲骨や鎖骨の左右差が出ることを説明し、通院してもらいました。
最初は1週間に1回で通院し3ヵ月目からは2週間に1回で施術をしました。
通院3ヵ月目までに状態は良くなってきました。右肩を挙げても痛みが出ますがマシになりました。肩を挙げる時の不安もなくなってきたと言います。
半年がたった頃には、完全に痛みはなくなりました。肩をどの角度に上げても痛みは出ません。鎖骨や肩甲骨の状態も最初よりは良くなってきました。
まだ完全に良くなったわけではないので、しばらくは1ヵ月に1回の通院で様子を見ていきました。
その後も特に痛みは出ず、腰痛を感じる時がありましたが、定期通院をされているのですぐに改善しました。今般的に治ってる感じがすると言われ、病院で注射をしなくてよかったと言われてました。
現在通院して2年になりますが、肩は問題なく、日々の体に溜まる不調も見つけてくれるので助かってますと喜ばれていました。