患者様の情報
2年前に両下肢にしびれが出るようになりました。その後歩行時の両下肢の痛みも出てきました。
痺れは以前からたまに感じていたそうですがあまり気にしてなかったそうです。
病院では腰部脊柱管狭窄症と診断を受け、症状が強くなったら手術と言われてました。処方された薬を飲みながら整体や整骨院に通院してましたが、期待してたほどは改善はしませんでした。痺れが少しマシになった程度で、歩行時の痛みは取れなかったそうです。鍼も試してみましたが駄目だったそうです。
仕事で歩く事が多く、仕事に支障をきたしているので辞めてしまいました。
自分がこんな状態になるとは思ってもみなかったようで落ち込みが激しかったとのことでした。
やはりもう手術するしかないのかと半ば諦めていたそうです。
当院はネットで知り連絡されました。
治療経過
この方は、殿筋と起立筋がカチカチになっていて体幹のインナーマッスルが機能していませんでした。体幹を安定させると、殿筋や起立筋への負担も減るので、自宅でのトレーニングをお伝えしました。歩行も真っすぐではなかったので歩行指導も行いました。
仙腸関節の左右差が著明だったのと背骨も硬さがみられたので、調整していきました。
まずは1週間に1回のペースで通ってもらいました。
2ヵ月目に下肢の痛みがマシになったと言われてましたが、その次に来院されたときはまた戻っていました。しかし、歩行時の痛みがマシになったことが初めてだったので、改善していく希望が出てきたと喜ばれていました。
6ヵ月目になると、歩行時の痛みはまたマシになってきました。その後もマシになった状態をキープできていました。
その後も継続してもらい1年がたった頃には、歩行時の痛みはほぼなくなっていました。痺れが若干残っていますがあまり気にならないとの事でした。
現在1年10ヵ月になりますが定期的にメンテナンスに来られており、良い状態をキープできています。今振り返ると、仕事をやめなくてよかったのにと言われてました。