患者様の情報
4年前から足の親指が変形してきていることに気づきました。
その時は痛みはなかったのですが、5年前頃から、だんだんと歩いた時に右親指の痛みが出てきました。
ハイキングが趣味だったのですがそれにも行けなくなってしまいました。
整形外科に行き、足底板を作ってもらい、足底板を入れてると痛みはなかったそうです。その時はハイキングにも行けるようになっていたので、それで大丈夫と思っていましたが、半年前から再び痛みが出てきました。足底板を入れてても痛みが出るようになったのです。
家にいる時はそこまで痛みは出なかったのですが、外出した時に30分くらい歩くと痛みが出てきます。
同じ整形外科に行き相談すると、足底板で痛みが出るのであればあとは手術しかないと言われたそうです。
ハイキングにまた行きたいと思い、手術も考えていたそうですが、それ以外に治す方法はないのかと探していた時に、当院のホームページを見つけて来院されました。
治療経過
足に負担がかかっている原因として、足自体の問題と、姿勢による問題がありました。
前重心になっていたので、全身整体も併用でやることを勧めましたが、とりあえず足のみの整体を希望との事でしたので、それで進めていきました。
足根骨と中足骨の関節の硬さがあり、足底にかかる圧が分散されていませんでした。それによって、ふくらはぎの筋肉が硬くなっている状態でした。
10回前後で痛みの変化が出てくると説明し、1週間に1回のペースで通院してもらいました。
5回目くらいまでは硬くて施術中の痛みがありましたが、それ以降は痛みがなくなってきました。
8回目には、最近歩いた時の痛みがマシになってきていると言われました。
その後も継続してもらい、15回目位には1時間歩いた時にやや痛みが出る程度にまで改善していました。ハイキングにも何度か行けたそうです。
25回を終えた時点では、外出することに抵抗がなくなっており、いろんなところに出かけれるようになりました。ハイキングも楽しまれていました。
まだ完全に痛みが取れたわけではありませんでしたので、その後は2,3週間に1回のペースで通ってもらい、現在11カ月目ですがほぼ痛みはなくなっています。
本人さんも自分の好きなことをできるのは幸せだと身をもって実感したそうです。
今後も定期的にメンテナンスをしていきたいと言われており、手術しなくて良かったと喜ばれております。