患者様の情報
この方は、3年前からボーっとする感じがするようになりました。
それは決まった時に感じるのではなく、たまに起こると言います。今までは感じたことがなく、急にそんな感じが続いたので病院に行きました。
何件か病院に行って精神科に行った時にパニック障害と言われたそうです。
特にパニック障害の症状は出ていなかったので疑問に思っていたそうで、ネットで調べていくと「離人感」という事が分かりました。パニック障害の症状のひとつではあるものの、パニック障害でなくても出るとネットには載っていたそうです。
次第に離人感が頻繁に起きるようになり、月に4,5回は感じるようになりました。
特に生活をしていて支障はありませんでしたが、やっぱり嫌な感じがすることと、この先どうなっていくのかという不安がありました。
そしてネットで当院を見つけて来院されました。
治療経過
この方の姿勢は、普段からスマホをよく触るということもあり、頭が前に30度近く傾いていました。さらに、背骨の歪みもあり、特に胸椎に著明に見られました。
呼吸器にも問題があり、改善まで全身整体をしながら半年から1年はかかることを説明して治療開始しました。
2週間に1回のペースで通ってもらい、7ヵ月目頃には、離人感を感じる頻度が減ってきたと言われていました。さらに気になっていた肩こりがマシになってきたと言われました。
その後も継続して通院してもらい、11ヵ月目になると、離人感は月に1回起きるか起きないかという位にまで改善しました。月に1回起きたり起きなかったり、月に2回だったりというような感じです。
1年3ヵ月目にはここ最近は離人感はもう感じなくなったと言われました。
最初は不安だったそうですが、こうして改善してとても喜んでいました。整体で改善するとは思ってみなかったようで、びっくりしていました。
現在も1~2カ月に1回はメンテナンスで来られていますが、調子も良く良い感じです。