患者様の情報
約1年前から左下肢に痛みと痺れが出てきました。
病院に行ってレントゲンを撮りましたが、目立った所見はないと言われたそうです。血液の流れを良くするお薬を処方されずっと飲んでいましたが、効果がなかったそうです。
痛みは基本的に安静時や動作時など、どういう時に痛いという特定の体勢はありませんでした。痺れも、たまに感じるくらいで痛みの方がメインでした。
歩いてると痛くなることもありましたが、我慢すれば歩けましたし、生活で困るようなことはなかったとのことです。
1年間定期的に病院に行って注射とお薬をもらってますが、変化がありませんでした。
生活に支障はなく今は良いけど、今後ひどくなっていくことに対しての不安がありました。
そんな時に友人に当院を見つけてもらい来院されました。

治療経過
この方は歩き方が左右への揺れが著明でした。本人さんは昔からこの歩き方と言われていましたが、その歩き方によって背骨に負担がかかっているような状態でした。
背骨は硬かったのですが、特に頚椎が硬かったです。右側に圧痛が著明に出ている状態でした。
殿筋にも左右差があったので、全身を緩めていくように施術を行っていきました。
1,2週間に1回のペースで通ってもらいました。
通院4回目時には、痛みが少しマシになってきたと言われ喜ばれていました。
8回目の時には痺れもあまり感じなくなってきていました。
この時はもうお薬は飲んでいませんでした。
その後も2,3週間に1回のペースで通ってもらい、13回目の時には、痛みも痺れも最近は感じていないというところまで改善しました。
この方は歩き方の癖が強かったのですが、無理に矯正はせず、どこを意識すれば良いのかというポイントをお伝えしていました。
最初に来られた時よりも若干ですが、歩き方に変化が出ていました。
現在も継続して通院されており、体の変化を実感されています。