患者様の情報
2年前から口を開けると左顎に痛みを伴いようになりました。それは毎回ではなくたまにだったそうで、最初はあまり気にならずにいましたが、ある時ガコっと音がしてそれ以来口の開きが悪くなってしまいました。
あくびをする時は思いっきり口を開けられず、痛みも伴います。食事の時も、満足に楽しめなくなってしまいました。
歯医者に行き顎関節症と言われ、マウスピースを作製してもらいました。
毎日夜寝る時にマウスピースをつけていましたが改善せず、うっとおしいのもあり、2ヵ月使用しましたがそれからもうつけなくなってしまいました。
別の歯医者に行ってもマウスピースを勧められるので諦めていたそうです。
そんな時に、整体で顎関節症が改善出来ると知って当院へ来られました。
治療経過
この方は、顎関節症になってもおかしくないような身体の悪さでした。
開口時は指2本しか入りませんでした。
頚椎や胸椎の歪みがひどく、脚長差もありました。以前に足首の捻挫や膝の怪我の影響もあるような感じでした。バランス検査もフラフラで軽く押すだけで崩れてしまう状態でした。
さらに姿勢も悪く円背がきつかったです。姿勢は昔から悪いと自覚していましたが、写真を撮ってあらためて見ると、やはり自分の姿勢の悪さにテンションが下がっていました。
普段からもスマホを良く触っているとの事で、その時の姿勢ポイントや、生活での注意点などをお伝えし、通院することになりました。
最初は1週間に1回のペースで通ってもらいました。
10回目前後で、口の開きが少しマシになってきたと言われました。この頃はバランス検査は安定してきていました。
その後は2週間に1回のペースで来てもらいました。
18回目頃には、痛みも徐々に改善され指3本分開くようになっていました。
その後も3週に1回で継続してもらい、24回目前後には、もう顎のことは気にならないまで改善していました。あくびは気をつけながらだと問題ありません。食事も普通に楽しめています。
現在はさらに姿勢を良くするために継続してメンテナンスに来ています。