患者様の情報
この方は、昨年のコロナによる緊急事態宣言以降、テレワークが週4回になりました。
テレワークになってから、4ヵ月後あたりから頭痛を感じるようになりました。今まで頭痛は感じたことはありましたが、こんなに頻繁に起こることはなかったそうです。最初は市販薬を飲んで対処していましたが、ずっと飲み続けるのも抵抗があり、病院を受診しました。そこでは、緊張性の頭痛と診断を受けました。お薬を処方してもらい、運動するように言われたそうです。
薬を飲むことに抵抗があったので、薬は飲まず、ラジオ体操を毎日行うようにしました。
ラジオ体操を始めてからは、肩こりは何となくマシになったそうですが、頭痛は相変わらずでした。
頭痛が出ると仕事に集中できないので、ミスが増えたり効率が下がってしまうとのことでした。
薬に頼らずにちゃんと治したいと思い、整体院を検索していたところ、当院が良さそうだという事でご連絡頂きました。
治療経過
テレワークによる環境の変化によって、長時間の姿勢や運動量が落ちてしまっている状態でした。
まず、自宅での仕事の環境のお話をしました。椅子は膝と股関節が90度になるように調節できるもの、パソコンの画面はできるだけ上げて、目線の高さになるようにお伝えしました。
それと、ラジオ体操は継続してもらうようにお話しました。
体の状態は、肋骨の前面に圧痛があり、肋骨や頚椎や胸椎が硬くなっていました。
体の状態的に、今回のテレワークが原因ではなく、以前から体の状態が悪く、テレワークになったことが引き金となって頭痛がでているような状態でした。
全身整体を行い、最初は2週間に3回のペースで通ってもらいました。
5,6回目あたりから、ほぼ毎日感じていた頭痛の頻度が減ってきたと言われました。仕事中の集中力も以前より改善してきていました。
その後は10日に1回のペースで通ってもらいました。
10回目辺りで、頭痛はほとんど感じなくなっていました。頚椎や胸椎の硬さも少しマシになっていました。
それからは1ヵ月に1回のペースで通ってもらいました。
現在は通院して半年になりますが、頭痛もなく通う前よりも体が良くなった気がすると喜ばれていました。