患者様の情報
この方は、2年前から胃の悪さを感じていました。食後に胃が痛くなったり、朝起きたら胃液が口の中についていたりと、完全に逆流性食道炎の症状fが出ていると思ったそうです。
病院で検査をして、逆流性食道炎の診断を受け、お薬を処方されて飲んでいました。最初の頃はよく効いていたそうですが、ここ8カ月くらいは効きが悪くなってきました。
今年に入ってからは症状も、悪化しており、胃痛や吞酸以外にも、口臭や背中の痛みなどがちょくちょく出だしました。
病院でお薬を違うものに変えてもらっても効果はなかったようです。
さらにここ最近はそれらの症状が強くなり生活がとてもしんどくなってきていました。気分的にも落ち込んでしまい外出することが億劫になってしまったようです。
このままでは、自分はこの先どうなってしまうのか?と不安になり、知り合いに当院を見つけてもらったそうです。
自宅からは、車で1時間以上かかる距離でしたが、藁にもすがる思いで来院されました。

治療経過
姿勢は猫背で、バランスは踏ん張れずにフラフラの状態でした。
背骨や骨盤は硬さや歪みがあり、胃や腸の反応点にも固まりがあり圧痛も伴っていました。
この方は何よりまずは生活習慣の改善が必要でした。
運動、食事、睡眠の3つが大切なのですが、この方はどれもいい加減でな生活をずっと送ってきたそうです。
食事はインスタント食品や甘い物、お酒やジュースなど、自分の好きな物を好きな時に食べていました。運動は全くせず、近所に行くのも自転車を使っており、歩く事もほとんどしない習慣でした。睡眠は、朝までゲームをして昼に寝たりと、規則正しい生活とは真逆の生活スタイルでした。
施術は、全身の整体を行っていきました。
最初の頃は全く変化が出ませんでしたが、7回目にバランスが何となく安定してきました。
その後も1週間に1回のペースで整体を続けていただき、13回目に胃の調子が改善してきたとビックリされていました。
それから、やる気が出たのか、運動や食事など生活習慣の改善にとても意欲的になってきました。今までも改善しようとは努力をされていましたが、この時は何か腹をくくっていた感じが伝わってきました。
そして20回目ころになると、症状は肩こりだけになりました。肩こりは少し前から感じてきていたようです。
薬を飲んでも効かなかったのに、整体で逆流性食道炎が改善したのでとても喜ばれていました。
現在は月1回のメンテナンスで、症状はいまのところ再発していません。