患者様の情報
3年前から足の痺れと痛みが出だして歩行がしづらくなりました。歩行は100mも歩けば痛くて座って休憩しないといけないくらいです。しかし、休憩した後は再度歩けるのです。それの繰り返しで、典型的な間欠性跛行が出ていました。
整形外科では腰部脊柱管狭窄症と診断されており、毎週ずっと通って、リハビリや注射、たまにお薬を処方されていましたが、良くもならず悪くもならずという感じで過ごしてきました。今回整形の先生に、このまま改善がなければ手術をした方が良いと言われたそうです。
手術はかなり抵抗があり、どうしたら良くなるのか、いろいろと自分で治る方法をさがしていました。
そんな時に、当院に通っている友人に声をかけられ、紹介で来院されました。
治療経過
姿勢は腰椎の前弯がなく後弯している状態でした。それに伴って、骨盤が後傾し、背中も猫背になっていました。普段からコルセットを使用していたので、腹筋も弱くなっていました。
両足で踏ん張る力も弱く、バランスがとれていませんでした。
殿筋も硬くなっており、歩行時に殿筋を上手く使えてない状態でしたので、殿筋の筋トレと自宅での運動をお伝えしました。
施術は、骨盤と背骨を中心に全身の調整を行っていきました。
1週間に1回の頻度で通って頂きました。
通院4回目でバランスが安定してきました。この時はまだ症状の変化はありません。
しっかりとお水を飲んで食事の指導もしました。
通院10回目前後で、痺れはあるものの痛みが少しマシになってきたと言われました。
20回目頃には歩行距離がかなり伸びたと喜ばれていました。500mは歩けるようになったようです。この時は、痛みが10→3痺れ10→6くらいに改善していました。
通院して10ヵ月目には、痛みは2しびれは3くらいに改善しました。どんだけ歩いても休憩することがなくなりました。
現在も1年以上通院されていますので、状態も最初に比べるとかなり良くなり、生活の幅が広がったと言われていました。