患者様の情報
この方は、先月から急に不眠症になりました。家族のストレスや仕事のストレスはかなりあったようですが、それはもう長年のことなので、なぜこのタイミングで寝れなくなったのか分からず困っていました。
元々ストレスには強い方だと思っていたそうで、寝れなくなったのが今回が初めてだそうで、だんだんと焦ってきました。
今までは、夜12時に寝て朝6時半に起きるというリズムだったのですが、1ヵ月前からは、なかなか、眠るにつけず2,3時にようやく寝れる感じで、また5時過ぎには目が覚めてしまいます。
病院へは行ってないので不眠症なのか確実ではないとの事でしたが、やはり寝れない状態が続くと不安が募ってきました。
不眠症には自律神経が関係していると、ネットで調べて自律神経の整体を探している時に当院を見つけて、来院されました。

治療経過
まず最初に、不眠症はストレスだけが原因ではないという事をお伝えしました。自律神経はストレスも影響しますが、姿勢などの体の状態や生活習慣など色々なことが複合的に影響します。そういったことも本人さんにご理解していただいたうえで治療していきました。
この方の姿勢はやや猫背で、右肩下がりでした。右肩下がりの場合は肝臓が不調になっていることがよくあります。実際に肝臓の数値も悪く、お酒を毎日結構な量を飲んでいました。
肝臓に関係する背骨にも圧痛が著明にあり、歪みも何か所かありました。
脚長差も見られ、これは骨盤の歪みからきているものでした。
全身の施術を行いながら、内臓にもアプローチしていき、姿勢や循環を高めていくように施術を行いました。
通院5回目には、ここ2,3日は寝れていると言われました。具体的には、12時に寝て一度も起きずに朝を迎えれているとのことでした。
この調子で改善していけば一番いいのですが、やはり波がありました。それ以降はまた寝れない日が続きました。
そして、12回目前後には、徐々に最近寝れるようになってきたと言われていました。この時は、睡眠の質も良くなっている気がすると言われていました。
その後は、だんだんと改善していき、現在は、問題なく寝れています。
最初にあった不安はもうすっかりなくなり、とても喜ばれていました。