患者様の情報
1ヵ月前から左の臀部にピリッとした痛みが出てきました。2週間前に荷物を持ち上げた際に腰に激痛が走り、立てなくなりました。その時はギックリ腰かと思ったのですが、徐々に腰の痛みはなくなり普通に動けるようになりました。
その後、歩くと左の臀部から足にかけての痛みが出るようになり、歩くのも足を引きずりながらゆっくりとしか歩けなくなりました。
整形外科では坐骨神経痛と診断され、注射を打ってもらい痛み止めのお薬で様子を見て下さいとだけ言われたようです。
しかし、中々改善が見られず、夜も寝れなくなってしまいました。
このままだとずっと仕事を休まなくてはならないと不安になり、家の近所にあった当院をネットで見つけて来院されました。

治療経過
左の坐骨神経を圧迫している梨状筋に硬さが見られました。左右差が著明にあり、左の梨状筋を押すと、かなりの痛みが出る状態でした。
また、背骨の胸腰椎移行部にも硬さや圧痛があり、全身を施術していきました。
最初は1週間に2回のペースで通院して頂きました。初診時はベッドでの寝返りも痛みを伴っていましたが、通院3回目には寝返り時の痛みはなくなっていました。
通院7回目には、痛みはほとんどなく歩行も問題なく、お仕事にも復帰されていました。
13回目前後に来院された時は、重たい荷物を持った時にお尻がピリッとすると言われていました。その次に来院された時に様子を聞くと、この痛みも出なくなっていると言われていました。
その後は2、3週間に1回のペースで通院して頂き痛みも出ておらず順調です。本人様も、もうあの痛みを経験するのは絶対に嫌と言われており、根本改善に向けて意欲的です。