患者様の情報
この方は、5年前に風邪をきっかけに重度の副鼻腔炎になり、嫌な臭いや鼻詰まり、ドロッとした痰が喉に流れる後鼻漏の症状が出ました。その時は耳鼻科へ行き、抗生物質とお薬でなんとか落ち着きました。
しかし、ここ半年前から再び同じような症状が出てきたので、耳鼻科に行って抗生物質とお薬の飲んでいましたが、今回は全然改善しなかったとのことでした。
当院へ来る前に別の整体に通っていましたが、なかなかスッキリと改善しなかったようです。
整体では副鼻腔炎の改善は無理なのかなと諦めかけていたようでですが、もう一度試してみようと思い、当院へ来院されました。
治療経過
左右の肋骨が硬くなっており、それに伴って横隔膜も硬くなっており、呼吸が浅くなっていました。呼吸が浅くなると全身の循環が悪くなってしまいます。
また、肋骨と背骨の肋椎関節も動きが硬くなっていたので、それが背骨自体にも影響していました。
施術は肋骨と背骨を中心に緩めていき、横隔膜にもアプローチしていきました。
顔には副鼻腔に振動刺激を与えていき、リンパの循環を促していきました。
通院7回目くらいから、嫌な臭いがしなくなってきたと言われていました。しかし、鼻詰まりや後鼻漏はまだ出る状態です。
15回目前後には、鼻詰まりはほぼ改善され、後鼻漏も気にならないくらいまで改善されました。
現在月1回のペースでメンテナンスで通院されていますが、もう症状はなくなったととても満足されています。