患者様の情報
3年前から、喉のつっかえ感・ゲップ・飲み込みにくいといった症状が出てきました。病院で逆流性食道炎の診断を受け、お薬を飲みながら職場の近くの整体に2年間通っていましたが、多少はマシにはなったものの、ちゃんと改善しきらなかったようです。
さらに、ここ1年はお薬も効かなくなってきており、食後の吞酸やお腹の張りも出てくるようになりました。
日常生活や仕事にも支障が出る上にこの状態と一生付き合っていかないといけないのか、また、食道や胃の癌になってしまうのではという不安もあり来院されました。

治療経過
姿勢は、22度の前方頭位で、全体的に前に傾いていました。
お仕事はデスクワークなので猫背の状態が多く、胃腸に圧迫がかかっていると実感があったようです。。
前方頭位やデスクワークによって、胸椎に硬さが出ており、胃に関係する第7、8胸椎が特に硬く、その両サイドにも筋肉の固まりができている状態でした。その筋肉を押すと圧痛が著明に出ました。
施術は胸椎を中心に、腰椎頚椎も同時に調整していきました。
また右鼠径部の痛みもあったので、胃と大腸の施術も行っていきました。
生活指導では、深呼吸をすることと、お水を2リットル飲むようにお伝えしました。
最初は1週間に1回のペースで通院して頂き、通院7回目位には、少しマシになってきたかな?という感じでした。
その後も2週間のペースで通院して頂き、13回目位には、調子がかなり良くなっており、効かなかったお薬も効くようになってきたとのことでした。
現在は月1回のペースで通院され、しっかりと根本的な改善に向かっており本人様も納得の様子でした。