患者様の情報
2ヵ月前から、右肩を動かすと痛みが出るようになり、右肩から薬指、小指にかけてしびれも出るようになりました。ゴルフをする時も痛みが出る状態で困っておられました。
ここ最近はしびれがひどくなってきたので、病院でMRIを撮ってもらい、頚椎ヘルニアと診断を受けたようです。
当院に来院時は、右肩130°まで上げると痛みが出る状態で、ある姿勢になるとしびれが出ました。
この方が1番困っていたのが、寝ている時に手のしびれによって明け方に必ず目が覚めてしまうことでした。しっかりと寝れないと1日がしんどいとのことで、どうにか改善できないかということで来院されました。
治療経過
右の肩関節が左に比べて硬くなっていました。さらに肩関節以外にも、鎖骨や肋骨、頚椎、胸椎、肩甲骨も硬くなっており、筋肉の緊張も左右差がかなり出ている状態でした。
肩を挙げた時の痛みはこれらの硬さからきているものだったので、これらの部分にアプローチしていき、それぞれの関節の動きを出していくように施術を行いました。
これら肩甲帯の関節の動きがスムーズになってきたら周囲の筋肉も緩んでいきました。
通院5回目には、しびれが6割取れたと言われ、明け方に目が覚めなくなったと喜ばれていました。この時に肩を挙げてもらうと、痛みも出ずに左と同じフルの可動域に改善していました。
10回目頃には、しびれや肩の痛みも全くなくなりました。
現在は、月1回のペースでメンテナンスで通院されており、肩や手の状態は良く、ゴルフも楽しまれています。