患者様の情報
半年前から、喉に違和感が出るようになりました。特に疲れが溜まっている時に、喉に違和感が出たり、食後には喉が詰まるような感じがあるとのことでした。口の中が酸っぱい感じがして、口臭も気になっていました。
病院へ行って逆流性食道炎の診断を受け、お薬を処方されましたが効果がいまいちなかったようです。
また、更年期のせいか、時々体がほてったりするホットフラッシュもあり、普段はサプリメントを飲んでいますが、サプリを飲まないとホットフラッシュが出ると言われていました。
疲れが溜まった時には、左肩のコリや怠さ、頭痛も出るような状態で、身体の歪みを改善すればこういった症状も良くなるのではないかという期待を持って来院されました。
治療経過
姿勢は、反り腰に頭部前方偏位に伴って、猫背になっている状態でした。お仕事もデスクワークということで、普段から喉や胃への圧迫の負担がかかっているような感じでした。
胃は左の肩や首と関係しますので、この方の疲れが溜まった時に出る、喉の不調や左の肩こり頭痛は典型的なパターンでした。
姿勢によって上部胸椎と下部胸椎に硬さがあり歪みもありました。ここはリンパの流れにも関連するところなので、背骨はその辺りを中心に調整していきました。
そして、顎の筋肉の緊張も強かったので、顔や頭の筋肉を緩めていきました。
さらに、胃へのアプローチも取り入れながら、施術を行っていきました。
最初のうちは、1週間に1回のペースで施術を行っていき、2回目来院時には喉の違和感がなくなっていました。
それ以降は徐々に調子が良くなってきたので、5回目以降は2。3週間に1回のペースで通院して頂きました。
7回目来院時には、肩こりや頭痛、ホットフラッシュもなくなったと言われており、快適に過ごせていると喜ばれていました。
今現在は、月1回のペースでメンテナンスに来られており、最初にあった症状は全て改善され、良い状態をキープできています。