患者様の情報
鼻づまりがひどく、鼻で呼吸をするとズーズーと音が鳴る状態で苦しい状態でした。また、嗅覚障害や味覚障害もあり、食事中も臭いや味が分からず、生活するのがつらいと言われていました。
耳鼻科では、鼻中隔弯曲症の手術しかないと言われ、手術の日程も決まっていたのですが、それまでに何とか別の方法で改善できないかという思いで来院されました。
治療経過
この方の姿勢は、頭が30度も前に出ており、非常に姿勢が悪かったです。これによって首から上の部分の循環が悪くなっており、上部胸椎の硬さもあったので、背骨を緩めながら全身の循環を改善させるように調整していきました。
また起立性調節障害の既往もあったので、自律神経の調整も行い、生理痛もきついとのことで、肝臓の調整も行っていきました。
3回目には、鼻で呼吸した時のズーズーとした音がなくなり、鼻づまり自体もやや改善してきました。
7回目には、鼻づまりは完全になくなり、味や臭いも分かるようになりました。
姿勢も、初回は頭が30度も前方に出ていたのが、17度までに改善しました。
現在も月1回のメンテナンスで通院されており、鼻はもちろんですが生理痛もなくなり、良い状態がキープできているのでとても喜ばれています。