患者様の情報
小学生から高校生までの間サッカーをずっとしていました。高校2年生の夏に足にしびれが出たのが最初で、病院で腰椎椎間板ヘルニアと診断を受けました。
当時は筋トレやストレッチをしながらなんとか改善しましたが、完全に症状がなくなったわけではありませんでした。ドクターには症状が悪化するようなら手術しないといけないと言われていたそうです。
その後、大学に入ってサッカーは辞めて、日常生活で支障はありませんでしたが、前屈した時に臀部に痛みが出る状態でした。
社会人になり、しびれや痛みはたまに出ることはありましたが、自分的にはマシになっている感じで、このまま自然に良くなればいいなと思っていたそうです。
しかし、3ヵ月前に家でストレッチをしていると急に激痛が走り、足がしびれだしました。それからほぼ常に痺れている状態で、高校生の時とは違う病院へ行くと、ドクターに手術をした方が良いと言われたそうです。
手術はできるだけしたくないとのことで整体で改善できないか検索していて、当院に来院されました。
治療経過
臀部の奥を押すと痺れが増強してましたが、背骨の状態を変えながら押さえると痺れは増強しませんでした。さらに背骨を3分割して検査していき、胸椎に異常があることが分かり治療開始しました。
まずは1週間に2回のペースで通ってもらいました。
2ヵ月目になると痺れが若干マシになっていると言われていました。その後も1週間に1回で継続して治療を行い、4ヵ月目になるとだいぶん痺れと痛みが改善してきました。
病院へ行くとMRI検査でヘルニアが改善されていたのです。ドクターも驚いていたそうで、これなら手術はしなくてもいいと言われました。本人さんも喜んでいました。
その後も2週間に1回のペースで継続して治療を行い、8月頃にはほぼ症状は改善していました。無理に前屈をすると痺れが出ますが、後に残ることはなくすぐに治まる感じでした。
それ以降月1回のメンテナンスで通院していますが、症状はなく経過良好です。